【第1回】海外就職?それおいしいの?


担当者が知っておくべき!労務ポイント㈫【マレーシア】_1


初めまして。マレーシア現地IT企業に勤務しているNabuuです。最初の投稿では海外就職についての経緯とマレーシアを選んだ理由についてシェアしたいと思います。


まず、みなさん海外就職と聞いてどんなイメージを持っていますか?


英語ができないとダメ?治安は大丈夫?本当に一人でやっていけるの?


正直、渡航前は不安ばかりですよね。というか私の場合は、日本でも一人暮らしはしたことがなかったですし。笑 

私の経歴をざっくりお話しさせて頂くと、新卒で入社した専門商社を2年間で退職(ヘタレですね笑)、今後の人生設計について考えておりこのまま普通に就職しているだけでは味気ないなと日々考えていました。

そこで学生時代から考えていた英語を学ぶ為に、海外留学について本気で検討しました。(よくあるやつです笑)ただ、問題は1年間くらい留学に行って一人前やビジネスで使用できるレベルまで英語レベルを持っていけるのか不安が残っていました。というかやるからにはビジネスレベルの英語まで到達したい気持ちがありました。


よく見る留学についての広告や英会話の謳い文句は

「海外旅行で不自由なく現地人とコミュニケーションが取れる」

外国人会話

「駅で外国の方に道を聞かれた時に案内できるようになりたい」

道案内

です。

そんなの一生に何回もなくないですか?!?!

てか、それはできたらカッコいいけどその為に留学して大金を使うなんて、ゲーマーもびっくりの重課金ユーザーやん。

そんな事を考えている最中、退職をしてから所持金も乏しくなってきた事もありバイトでもして時間を潰そうとしていました。

その最初のバイトの面接で

「君、絶対すぐ辞めるでしょ。」

長期で働くと言いつつ、2、3ヶ月で諸事情で辞めようと考えていた私はギョッとして気付いたら本音を話していました。

会話の中で、実は海外に留学に行きたいという事を打ち明けると、(既にバイトの合否はどうでもよくなっています笑)

「それだったら、海外就職とかいいんじゃない?」

予想もしていなかった答えに思考停止気味になりながらも、必死にメモをとっていました。

そして、建物を出て渋谷の交差点を歩いている頃には既に90%くらい自分の進路を決めていました。笑

そこからは早いものでウェブで「海外就職」を検索すると求人や具体的な渡航方法含めてたくさんの情報がありました。


そんな中で私がマレーシアを選んだ理由は3つです。

1、準英語圏と書いてあるし、英語がまあまあ通じるやろ

2、ビザの用件が他のアジアの国に比べると厳しくなさそうだ(職歴が2年しかないんですもの笑)

3、留学よりはお金を稼ぎながら、学べるならいいんじゃないか

そんなよくも考えていませんでしたが、気づけばマレーシア在住3年目に差し掛かっています。笑

さて現在、本題の英語力に関しては以下のように分析しています。

<渡航前>

リスニング:何も聞き取れない。

スピーキング:簡単な単語も使えない。

ライティング:アルファベットもおぼつかない。

リーディング:象形文字ですか笑

要するに英語に関する知識は0でした。

<渡航後>

リスニング:ネイティブの人の会話の70%から80%を理解できる。アジア圏のノンネイティブの人の行っている事は95%理解できる。それなりに強いアクセントでも対応できる。

スピーキング:自分の言いたい事の85%は英語で表現できる。アジアにで電話でテレ営業できるレベル。

ライティング:仕事で使う日報やクライアントとのメールのやりとりを英語でできるレベル。

リーディング:企業のHPを見て営業に必要な情報を得ることができる

まあ、概ね準ビジネスレベルと行ったところでしょうか。笑

ただ、業界がITなので専門用語や複雑な会話になるとわからない部分が出てくるのでその都度聞いて対応していく感じです。

このように約2年間で、人とコミュニケーションを取れる、ビジネスですごく失礼にならないレベルでは英語力の向上ができた。という結果になりました。


今回は喋りすぎたので、次回以降、英語の勉強法や実際の現地での生活についてお伝えしました。

読んで頂きありがとうございました!!


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