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~アニメーション絵文字の作り方~なぶこ解説編



今回説明するアニメーション絵文字の見本



この記事ではAdobe Animateのモーショントゥイーンを使った、簡単なアニメーションの作り方を、わたしのいつもの作り方で解説します。

※独学ですので完璧な内容ではありません。あらかじめご了承くださいませ。

使うもの
パソコン
Adobe Animateアニメ画像に変換する君
ちなみに私は板タブレットで描いています。


1.新規作成

180x180フレームレート5にします。

Adobe Animate新規作成画面
アニメーション絵文字のサイズ180px x 180px

2.レイヤーに配置

まずは背景。
ブラシツールや楕円ツールなどで描いて全体を選択し、⌘G(Mac)もしくはCtrl G(Windows)でグループ化しておきます。

背景透過のPNGの画像を読み込んでも構いませんが、必ずご自身に著作権があるものにして下さい。

読み込む場合はファイル→読み込み→ステージに読み込みです。

背景イラスト
文字はペイントツール(後から太さを変更可能)で書きました
星の画像は多角形ツールで作成
多角形を選択して、ツールオプションを星にする
レイヤーを増やす

それぞれのレイヤー文字を配置します。

レイヤー名をダブルクリックしてわかりやすい名前にする


丸で囲った、5フレーム目を選んでF6を押す

キーフレームを打つ(ショートカットキーF6)ことによってそのコマまで選択した画像が表示されます

これで5フレーム全てに背景イラストが表示される

3.モーショントゥイーン

文字モーショントゥイーンで今回は透明度の変化をつけます。
挿入→モーショントゥイーンを作成します。

OKを押す
モーショントゥイーンの準備ができたところ

ここから透明度を変化させるアニメーションを作ります。


青いのがインジケータ
黄色の2フレーム目を選択(うっすら青くなる)

画面右側に注目
2フレーム目を選択した状態でYを押すと、右側の表示が変わる
もしくは右側一番上のオブジェクトを選択
カラー効果でアルファを選択
アルファを0にする(左端に青い丸を動かす)

アルファを0にすると(変更すると)自動でキーフレームがタイムラインに反映されます。

5フレーム目のタイムラインを選択し、アルファの値を100にします。

3フレームでアルファを50%くらいにします。
これで文字の透明度が変化するアニメーションは完成です。

4.モーションプリセットの保存

先ほど作った動きを再利用するために保存します。

保存したいモーションプリセットを選択(うっすら青くなる)

ツールバーになければ、ウィンドウ→モーションプリセット
わかる名前をつけてOKを押す
保存された

一番上の星のレイヤーにインジケータを合わせます
1フレーム目を選択すると、少し青くなる
先ほど保存したモーションプリセットを適用する
OKを押す
モーショントゥイーンが反映された

これでイラストの方は完成です。

続いて、

5.PNGシーケンスに書き出す

ファイル→書き出し→ムービーの書き出し


書き出された連番png

6.APNG書き出し

アニメ画像に変換する君を使ってAPNGに書き出します。

絵文字はアニメーションスタンプとサイズが違うので、ポップアップが出るがそのままOKを押す


Macのファインダーで表示したところ

これでAPNGの書き出しは完了です。
お疲れ様でした。

まとめ

今回はモーションプリセットを再利用するためにレイヤーを分けてみました。少しでも参考になることがあれば嬉しいです。


私がAdobe Animateで作ったスタンプはこちらから見られます。

↓ 動くナブコンは、使い方を色々試しながら初めて作った動くスタンプです。


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