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傾聴について学んでいる。

今思えば、役者を辞めてから傾聴について多くの学びを得ている。

コーチングの研修の際にも、カウンセリングの研修においても傾聴のやり方を教わった。だから自分は傾聴ができていると思った。

けれど、今新しい第3傾聴というものを学んでいる。その研修を受けていると、自分がまだ傾聴ができていないというのを自覚した。

第3傾聴とは、自分のことに耳を傾けているわけでも、相手のことに耳を傾けてるわけでもなく、ただその場に耳を傾けている傾聴である。

その状態で傾聴していると、相手は深い部分から話をしてくれる傾向がある。そして自分にとっても相手の言葉に深く共感できたり、気づきがあったりする。不思議な傾聴だ。

日々の忙しさや長年染み付いた傾聴の癖が出てしまうが、常日頃から第3傾聴を意識していきたいと思う。

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