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精神病院入院日記(閉鎖病棟)18日目

2020年9月11日金曜日、閉鎖病棟18日目。

この日から一日の出来事を書き留めていますが、閉鎖病棟というのはとにかくすることがありません。
起床時間の7時~21までの間、
食事が3回、作業療法の時間が1時間半、のみ。以上。
食事が15分くらいで終わるので、なにかしてる時間は2時間15分。
残りの11時間45分、やることがありません。
もちこんだ本も直ぐに読み終わってしまうし、ホールに置いてあるテレビもつまらない。患者同士で話すも話題が尽きがちです。

病院生活の始めは「療養」に充てる時間らしいので仕方ないのかもしれませんが、今の時代の情報に溢れた世界から閉鎖に入ると退屈さが辛いです。

自分を見つめ直す時間とか、色々あるんでしょうけど、日記を付けて自分なりに療養に努力したとは思いますが、それでも刺激が少なすぎるし、退院したらしたで今度は刺激の多さに参ったりします。
その中間というのがありません。
「開放病棟」が本来その役割を果たすらしいのですが、今はコロナ禍ですので外出許可が中々下りないです(自分のところは許可が下りなかった)。

この日の日記には看護師に対して思うことがありました。
退院に繋がる療養はこの病院では出来ない、という思いは退院して実感したものです。人付き合いに問題を抱えていたならその対処法を学ばないといけないのに、病院で学ぶことは理不尽に耐えることのみです。

2か月退院を目標に頑張ってますが結局3か月強の入院日数になりました。
東3棟から西2(開放病棟)に行けないと知ったときはかなり絶望しました。

9月11日の日記1
9月11日の日記2


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