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精神科病院入院日記(閉鎖病棟)43日目

2020年10月6日水曜日

この日の様子

07時   起床
07時30分 朝食 薬2種2錠
09時   検温 ナース・助士に悩み吐露
09時40分 部屋掃除
10時   OT(~11時)
11時30分 昼食 薬2種2錠
13時30分 お風呂
15時   おやつ
17時20分 頓服(リスペリドン)
17時30分 夕食 薬3種3錠
17時50分 ポータブルCDプレイヤーの電池2つ消費
19時~30分 英文写経
20時   薬 4種4錠

9時の検温後、ナースに相談をしたようです。
詳しいことは書いていないので当時のことは分かりませんが、閉鎖病棟に43日監禁され、いかなる状況でも外出・外泊できないことによる弊害について言ったと思います。
この当時はいつ終わるのか先の見えない病棟生活に発狂しそうになっていた時期です。
外の人間からみれば、「たった3か月、90日我慢すればよい」と思えるでしょう。退院した自分ならそう思いますし、ナース・職員もそう思っていたのではないか。
でも一日一日が本当に長くて、変化が無く、同じことを繰り返し、家に戻れず、そんな我慢にも限界というのがあると思います。
その辺は、精神科病院というのは一切考慮してくれません。少なくとも私が入院したところは。

ただそこでナースらに諭され、じゃあ自分が精神科病院に入院したのは誰のせいかと言えば、ほかならぬ自分です。

だからコメントに
「不条理な社会も人生だ」と諦めを述べていますし
「自分が罪人だということを忘れてはいけない」と書いてあります。

定期的に病院への不満が溜まっていって、それが爆発するけど、
自業自得である、という結論に落ち着く

という流れを退院まで繰り返しました。

CDプレイヤーで聞いた、
アイドルマスターシンデレラガールズのサウンドトラックに収録されている
「STORY」を43日ぶりに聞いたとあります。
制限のある生活で音楽が支えになったのは間違いありません。


10月6日の日記


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