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精神科病院に持ち込めるモノの量

精神病院は持ち物がかなり制限されます。
その一覧については別記事を書きましたが、今回は、患者個人が持てる量について書きたいと思います。

川口病院では閉鎖病棟・開放病棟ともに量は統一しています。
人によってカゴの形は違うこともありますが(たぶん病院側の都合)、カゴに入る量はだいたい同じで、ロッカーもサイズが統一です。

カゴ

については以下のサイズになります。

カゴの大きさ一例

この中にロッカーには入れない、日常使いの物を全部入れます。
だから出来れば箱が欲しいのでそれを要請しましたが病院側に断られました。唯一A4のケースは認められたのでその中に、
・鉛筆2本
・ノート
・本3冊
・便箋
・コピー用紙
などを入れていました。

基本的にこのカゴには衣服を入れます。だから衣服は多くの種類は持ち込めないし、季節ごとに入れ替える必要があります。
病院はクーラー・暖房が常時聞いているとはいえ、夏は暑いし冬はやっぱ寒いです。
私は家族が協力的だったのでその入れ替えも出来ました。

下着3種
インナー(ユニクロのエアリズムインナーとか)3枚
靴下3本
パンツ2本
アウター2枚
タオル(30x30cm)3枚
テッシュ箱2つ
だいたいこれでカゴ少し溢れました。

洗濯ものの返却にラグがあるので(その日に洗われて翌日使えるというものでは無い)、3つ用意するのは必須でした。

ロッカー

については以下の大きさでした。

ロッカー一人分の大きさ

この中に貴重品を全部入れます。
入院から10日ほどでこのロッカーのカギを患者自身で持つことが許されたので、特におやつなどをみな入れます。
他に貴重品など。

私の場合、
・ハガキ
・切手
・電池
・電動ヒゲソリ
・歯磨き・歯ブラシ
・お菓子
・飲み物
でした。
開放病棟で外出できる方は財布なども入ります。

カギ持ち


他の方の入院記を見た限り「カギ持ち」はどこも一緒みたいです。
以下のようにゴムに鍵をくくりつけて、お風呂以外では常に携帯することになりました。

これが「カギ持ち」のあかし

症状が重い方は「カギ持ち」になれないようです。
事実、私の同室の方が持てていませんでした。
私も許されていないときは一々職員に「ロッカーを開けたいのですが」と
断りを入れるのが億劫でした。職員だって忙しいのが分かるので気疲れしました。なので、カギが許されたら随分楽になりました。

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