男を買う女達

                  『男を買う女達』


カズヤ:ケンカっ早いが、女性らしい、小説家志望の、大学生。『映画研究部』に、所属していて、上映会毎に、自主制作映画を作り、上映している。いつも、行き帰り、小説を読んでいて、家では、サブスクで、映画を見ている。


カツマサ:ほとんど、怒ることのない、『演劇部』の大学生。賞を、受賞したこともある、小説家であり、戯曲家。萌えオタでもあり、文芸小説の他に、ライトノベルも、熟読しているし、ゲームも、愛している。


ソフィア:インド人とハーフの、女子大生。『演劇部』に所属している。歌も好きで、将来は、東京に進出して、ミュージカル女優になることが目標。また、女性を愛する、同性愛者である、レズビアンでもある。


ミユキ:名門大学に通う、女子大生。賞受賞の、女性作家で、有名戯曲家でもあるのだが、『演劇部』にも、『文芸部』にも、所属しておらず、劇団にも、所属していない。フリーの小説家兼戯曲家として、作品を、高値で売っている。世の中を、かなりバカにしている。


マイ:高卒の、アマチュアボクサー。プロボクサー志望で、ジムで、よく練習してる。ボクサーではあるが、我慢強く、滅多に怒らない。同じプロボクサー志望の、スズを、同じ年であることもあって、ライバルとしている。


スズ:名門大学に通う、アマチュアボクサー。マイと同じく、プロボクサー志望だが、頭も良く、小説家でもある。マイより、練習時間が、短いはずだが、天性の、ボクサーセンスのお陰で、ボクサーとしても、マイと実力は、互角で、マイから、嫉妬されている。


サナエ:小説好きの、『映画研究部』の部員。カズヤと同じく、上映会毎に、自主制作映画を作り、上映しているが、映画が、特別好きということはなく、小説が好きだ。いつも、行き帰り、小説を、読んでいて、家では、ネット小説を、読んでいる。レズビアンでもある。


フタバ:『映画研究部』と『演劇部』を、掛け持ちしている女子大生で、劇団にも、所属している。レズビアンでもあり、女性らしい男性でないと、セックスできない。本来は、『映画研究部』に、入るつもりは、無かった。


【シーン1】~過去のシーン~

 ここは、とある広い川辺。ここで、当時、高校生だった、カズヤとマイは、タイマンで、殴り合いの、大ゲンカをしていた。カズヤも、頑張ってるが、マイの方が、押していた・・・・。


マイ「どうした!!どうしたぁ~!!!そんなもんかぁ~!!!」


カズヤ「・・・・って!・・・この!!・・・・」


 カズヤは、マイに、ボコボコに、殴られながらも、反撃はする。粘ったカズヤだが、遂に、崩れ落ちるように、地面に、倒れてしまう・・・・。マイも、カズヤも、ゼイゼイと、息を切らしている・・・・。


カズヤ「・・・・何で!!・・・いつも!・・・ケンカ売ってくんだよ!・・・・」


 これを聞いて、マイは、ゼイゼイと、息を切らしながら、得意気な笑みを、見せる・・・・。


マイ「・・・・さあっ♪?・・・何ででしょうねぇ~♪?・・・・」


カズヤ「・・・・このっ!!・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、立ち上がろうとするが、ダメージが、あり過ぎて、立ち上がれなかった・・・・。これを見て、マイは、再び、得意気な笑みを、見せる・・・・。


マイ「・・・・今日は・・・これくらいに・・・しといてあげる・・・・♪」


 こう言いながら、マイは、ゼイゼイと、息を切らし、この場から、ゆっくりと、歩き去って行った・・・・。


カズヤ「・・・・くそっ!!・・・・」


 このマイの様子を見て、カズヤは、悔しそうに、地面を、叩いた・・・・。


カズヤ「・・・・何なんだよ!!・・・ホントに!・・・・」


 こう言いながらも、カズヤは、悔しく思い、何とか、立ち上がろうとするが、やはり、立てなかった・・・・。


【シーン2】~現在のシーン~

 ここは、とある道。ここで、カズヤは、自分の映画の、撮影のため、出演者の、サナエ、フタバの2人と、会話しながら、歩いていた・・・・。


カズヤ「・・・・それにしても、不思議ですね・・・・」


サナエ「?何がぁ~??」


カズヤ「サナエさんの作品ですよぉ~♪」


サナエ「?ウチの作品??」


カズヤ「・・・・はい・・・・」


サナエ「?何が、不思議なん??」


カズヤ「作風ですよぉ~♪」


サナエ「ああ~♪♪よう言われる♪」


カズヤ「そりゃ!そうでしょう!♪不思議ですもん!!」


サナエ「・・・・客のこと、考えずに、遊んどるだけなんやけど♪・・・・」


カズヤ「いやっ!その意識で!!不思議な異空間を!生み出すから!不思議なんです!」


サナエ「・・・・その不思議を、生み出すのが、遊びなんやけど♪・・・・」


カズヤ「・・・・はあ~・・・・」


 カズヤは、こう気のない返事をした・・・・。


フタバ「でも、カズヤさんには、カズヤさんらしさが、あると思いますよ♪」


サナエ「・・・・うん・・・分かる・・・ってか!君の作品は!ちゃんと!遊べとるんやけどね!♪」


カズヤ「・・・・はっはあ~・・・・」


 カズヤは、再び、こう気のない返事をした・・・・。


フタバ「・・・・でも・・・作風は、だいぶ違いますよね?・・・・」


カズヤ「・・・・そうなんよねぇ~・・・作風違うし!!羨ましい!・・・・」


フタバ「・・・・いやいや♪サナエさんは♪♪サナエさんで♪羨ましいと思ってますって♪♪・・・・」


カズヤ「・・・・いつも、違う返事だけど・・・・?」


フタバ「まあまあ♪♪」


サナエ「・・・・うん♪♪・・・いつも、違う返事、言いようね♪・・・・」


フタバ「・・・・私には、レベルが高すぎて、分かりません・・・・♪」


サナエ「・・・・うん♪君は♪あくまで♪役者やから♪♪・・・・」


カズヤ「・・・・それは、ある・・・・」


フタバ「・・・・はあ~・・・・」


 フタバも、こう気のない返事をした・・・・。この後、サナエは、しばらく、考え込む・・・・。


サナエ「・・・・まあ・・・何やろ・・・羨ましいんやなくて、惜しいと思いよう♪・・・・」


 この後、カズヤは、深く、考え込む・・・・。


カズヤ「・・・・その、『惜しい』が、分からないんですよねぇ~・・・・」


サナエ「!んっ!?そう?」


カズヤ「・・・・いやっ、まあ・・・・」


 この後、サナエは、空を見上げながら、微笑みを浮かべ、軽く、思考を巡らせていた・・・・。


サナエ「雰囲気だけは♪正反対そうに、見えるんやけど、案外、似てるんやけどね♪ウチら♪」


フタバ「それが!!分からなぁ~い!」


カズヤ「・・・・俺も・・・・」


サナエ「そう?」


 この後、カズヤとフタバは、互いが互いの顔を、見合わせる・・・・。


カズヤ「・・・・うん・・・・」


フタバ「・・・・正直・・・・」


 この二人のセリフを聞いて、サナエは、二人を、得意気な笑みで、見つめる・・・・。


サナエ「・・・・まあ・・・ウチは、言葉にすることは、苦手やけん、うまくは、説明できんのやけど・・・う~ん、・・・似た者同士よ!♪・・・案外♪・・・・」


 これを聞いて、カズヤもフタバも、腑に落ちない表情になる・・・・。


カズヤ「・・・・分かりません・・・・」


フタバ「・・・・うん・・・・」


 こんな二人を、見つめた後、サナエは、再び、空を見上げ、得意気に、微笑んだ・・・・。


ナレーション(カズヤの声で)「・・・・俺の名前は、カズヤ。高校時代は、同級生だったマイと、よくケンカしていた。大学生である今は、こうして、『映画研究部』ってサークルで、自主制作映画を、撮っている・・・・」


【シーン3】

 ここは、市営のバスの中。そこそこ、客の乗っている、このバスの中で、カズヤは、席に座って、小説を、読んでいた・・・・。


ナレーション(カズヤの声で)「・・・・映画が、好きで、自主制作映画を、撮っている俺だが、将来は、小説家志望。だから、こうして、行き帰りの、バスの中で、小説を、読んでいる・・・・」


【シーン4】

 ここは、カズヤの自宅の、カズヤの部屋。ここの、机の上の、ノートパソコンで、カズヤは、サブスクの映画を、観ていた・・・・。


ナレーション(カズヤの声で)「・・・・それでも、映画が好きな俺は、こうして、サブスクで、映画を見ることを、忘れない。毎日、一本、映画を、見るようにしているし、・・・・」


【シーン5】

 ここは、カズヤの自宅の、カズヤの部屋。ここの、ベッドの上で、カズヤは、とある、映画の感想文を、書くサイトで、観た映画の、感想文を、書いていた・・・・。


ナレーション(カズヤの声で)「・・・・見た映画の、感想文を、ネット上に、投稿することを、欠かさない・・・それが、俺の日常だった・・・・」


【シーン6】~過去のシーン~

 ここは、とある高校の、視聴覚室。高校の『演劇部』の部室となっている、放課後の、この部屋で、当時、現役高校生で、『演劇部』の部員だった、カツマサとミユキは、対峙するように、立っていた。どうやら、口論になってるようだ。最も、カツマサが、一方的に、怒っている感じで、ミユキは、カツマサを、小馬鹿にするような、態度を、取っていた・・・・。


カツマサ「・・・・あのね、ミユキさん・・・あなた!不真面目すぎるよ!!」


ミユキ「・・・・だから・・・・?」


カツマサ「何で!!?マジメにならない!?」


ミユキ「・・・・何でかって・・・・?」


カツマサ「そうだよ!!!!何でだ!!?」


 これを聞いて、ミユキは、ダルそうに、ため息をつく・・・・。


ミユキ「・・・・バカバカしいからよ・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、怪訝な顔で、イラッ!とする・・・・。


カツマサ「・・・・何ぃ~!!?・・・・」


ミユキ「・・・・何か・・・レベル低すぎ・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、激怒する・・・・。


カツマサ「!!?何だと!!!??」


 これを聞いて、ミユキは、深く、ため息をつく・・・・。


ミユキ「・・・・正直・・・あなたの、台本・・・レベルが低い・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、更に、激怒してしまう・・・・。


カツマサ「ふざけるな!!!!」


 こう怒鳴られても、ミユキは、冷めた表情で、カツマサを、見つめている・・・・。この後、しばらく、間があく・・・・。


カツマサ「・・・・君は、表現者失格だ・・・・」


 これを聞いて、ミユキは、しばらく、冷めた表情で、カツマサを、見つめた後、そのカツマサを、バカにした視線で、不敵な笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「・・・・その程度で、表現者ぁ~?笑わせないでくれる?・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、更に、イラッ!としてしまう・・・・。


カツマサ「そこまで言うなら!!『演劇部』を!辞めて貰おう!!」


 カツマサに、こう怒鳴られても、ミユキは、冷めた表情を、崩さなかった・・・・。


ミユキ「・・・・ホントのことを、言ったくらいで、辞めさせるんだ・・・・?」


 これを聞いて、カツマサは、再び、イラッ!とする・・・・。


カツマサ「・・・・何ぃ~・・・・??」


 この後も、ミユキは、しばらく、冷めた表情で、カツマサを、見つめた後、呆れたように、深く、ため息をついた・・・・。


ミユキ「・・・・やめた・・・・」


 こう言いながら、ミユキは、この視聴覚室の、出口の方に、向かって、歩き出した・・・・。


カツマサ「・・・・はっ!!?・・・・」


 カツマサは、怪訝な表情で、こう言った・・・・。


ミユキ「・・・・こんなレベルの低い所で、過ごしても、時間の無駄・・・遠慮なく、辞めさせて貰うわ・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、完全に、呆れ返っていた。この辺りで、ミユキは、この視聴覚室の、出口のドアを、開ける・・・・。


ミユキ「・・・・じゃあね・・・・」


 ミユキは、冷めた感じで、こう言うと、そのまま、この視聴覚室から出て、ここを、跡にした・・・・。


カツマサ「勝手にしろ!!!!」


 こう怒鳴った後も、カツマサは、怒りが収まらず、しばらく、イライラしていたが、やがて、深呼吸して、気を落ち着かせた・・・・。


カツマサ「・・・・まあ、いいさ・・・ああいうのは、文句ばっかで、大して成功せず、終わるパターン・・・当然だな・・・努力を、怠ったんだから・・・・」


 この後も、カツマサは、気を落ち着かせるように、一息ついた・・・・。


【シーン7】~現在のシーン~

 ここは、とある大学の、『演劇部』の稽古部屋。ここには、カツマサとソフィア、フタバがいて、次の公演用の、稽古が、行われていた。出演者は、ソフィアとフタバで、カツマサは、台本と演出に、回っている・・・・。


カツマサ「・・・・えっと・・・この場面はですね・・・天気予報が、外れて、傘を持って来ておらず、突然の雨で、びしょ濡れで、雨宿り場所を見つけ、そこに雨宿りしながら、服に染み込んだ、雨水を、ギュッ!と搾るという場面です・・・・」


ソフィア「・・・・はい・・・・」


 この後、カツマサは、咳払いをする・・・・。


カツマサ「・・・・まあ・・・つまり、雨に見舞われ、雨宿りし、雨水を、ギュッ!と搾る、その動作をする時、本当に、そうするのか?・・・という問題です・・・・」


ソフィア「・・・・違うんですか・・・・?」


カツマサ「はい、とても、わざとらしいです」


ソフィア「・・・・わざとらしい・・・・」


 この後、カツマサは、一息つく・・・・。


カツマサ「・・・・まあ、違いを見せるには、実際に、雨に打たれるのが、早いですが、・・・まあ、いくら何でも、実際に、びしょ濡れになるわけには、いかないですしね・・・・」


 これを聞いて、ソフィアは、クスクス、笑いそうになるが、笑いを、こらえている・・・・。


ソフィア「・・・・はい・・・・♪」


 この後、カツマサは、座っている、演出席から、立ち上がる・・・・。


カツマサ「まあ!♪とりあえず♪お手本を♪見せましょう♪」


ソフィア「・・・・お願いします・・・・」


カツマサ「・・・・では・・・・」


 この後、カツマサは、突然の雨に、打たれている時の動作の、手本を、見せ始めた・・・・。


ナレーション(カツマサの声で)「・・・・僕の名前は、カツマサ。高校時代は、『演劇部』に所属していた。・・・・まあ、トラブルもあったが。大学生である今でも、こうして、『演劇部』に所属し、表現活動を、続けている・・・・」


【シーン8】

 ここは、市営のバスの中。そこそこ、客の乗っている、このバスの中で、カツマサは、席に座って、小説を、読んでいた・・・・。


ナレーション(カツマサの声で)「・・・・まあ、高校時代、あの生意気なミユキに、レベルが低いと、罵られた僕だが、これでも、賞を取ったこともある、小説家で、戯曲家だ。当然、いつも、小説や戯曲を読む。因みに、僕は、オタクでもあり、ライトノベルも・・・・」


【シーン9】

 ここは、カツマサの自宅の、カツマサの部屋。ここの、机の上の、パソコンで、カツマサは、演劇用の、台本を、書いている・・・・。


ナレーション(カツマサの声で)「・・・・先程も、言ったように、僕は、賞を取ったこともあり、作家だ。僕演出の舞台は、大抵、僕の、オリジナル台本だ・・・・」


【シーン10】

 ここは、カツマサの自宅の、カツマサの部屋。ここの、ベッドの上で、カツマサは、iPadで、ネットのエロゲーを、やっている・・・・。


ナレーション(カツマサの声で)「・・・・これも、先程も、言ったように、僕は、オタクでもある。当然、恋愛シミュレーションゲームも、よくする・・・・」


【シーン11】

 ここは、とあるボクシングジム。ここでは、大勢の、ボクサーが、トレーニングをしている。そんな中、このジムの、リング上で、マイとスズは、スパーリングで、本格的に、打ち合っていた・・・・。


【シーン12】~スパーリング後、・・・・~

 ここは、とあるボクシングジム。ここの、壁際の、ベンチに、マイとスズは、横に並んで、座っていた。今は、水分補給をしている・・・・。


マイ「・・・・何で?・・・・」


スズ「・・・・何が?・・・・」


 この後、マイは、大きく、一息つく・・・・。


マイ「・・・・何で・・・そんなに・・・強いの・・・・??」


スズ「・・・・そりゃあ・・・同じジムに、通ってるし・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


マイ「・・・・違う・・・・」


スズ「・・・・何が?・・・・」


 この後も、マイは、大きく、一息つく・・・・。


マイ「・・・・私・・・明らかに・・・あなたより・・・多く練習してる・・・それなのに、・・・何で・・・差が埋まらないの・・・・??」


 この後、スズは、しばらく、考え込む・・・・。


スズ「・・・・さあ?・・・そればっかは・・・私にも・・・ね♪・・・・」


 これを聞いて、マイは、悔しい気持ちを、強めた・・・・。


マイ「・・・・悔しい!!・・・・」


 このマイの、ストレートなセリフに、スズは、何も言えなかった・・・・。


【シーン13】

 ここは、とある大学の、学食。ここの、とあるテーブルを囲って、サナエ、フタバ、ソフィアの3人は、定食を食べながら、会話していた・・・・。


サナエ「へえ~♪♪そんなに♪似てるんだぁ~♪カズヤにぃ~♪」


ソフィア「私も、カツマサさんに、似てる人なんて、想像も・・・・」


フタバ「いやっ!ホント!!似てる!映画か演劇かが!違うだけ!♪」


サナエ「・・・・へえ~♪・・・・」


ソフィア「だから、2人を、会わせてみたいかぁ~・・・・」


フタバ「そう!♪」


サナエ「それ♪どうなるん♪?」


ソフィア「うん!」


フタバ「唯一無二の♪親友になるかなぁ~って♪」


サナエ「ああ~♪・・・・あんな人、他に、おらんと思っとったけんねぇ~・・・・♪」


ソフィア「確かに」


サナエ「ついでに言うと♪ウチも!♪会ってみたい♪♪」


ソフィア「・・・・あたしも、カズヤって人に、会ってみたいかも・・・・」


フタバ「でしょ!!?」


ソフィア「うん」


サナエ「・・・・ウチは!♪ずっと!カズヤを!買おうとしよったけんね♪・・・・」


ソフィア「あたしも!カツマサさん!買うつもりやったし!カズヤって人にも!興味ある!」


フタバ「やっぱりぃ~♪?」


サナエ「せやね♪♪」


ソフィア「うん♪」


フタバ「じゃっ♪決まり!♪」


サナエ「やね♪」


ソフィア「うん!♪」


 この後、サナエ、ソフィア、フタバの3人は、互いが互いに、見つめ合い、自然と、笑みが溢れた・・・・。


【シーン14】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキとスズは、互いに、一矢纏わぬ姿で、レズプレイセックスを、していた・・・・。


【シーン15】~セックス後、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキとスズは、互いに、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


ミユキ「・・・・カズヤ・・・ね・・・・」


スズ「・・・・うん・・・そう・・・何かね♪・・・・」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


スズ「・・・・うん・・・何か・・・面白くてね♪♪・・・映画が♪・・・・」


ミユキ「・・・・そんなに、ハマったんだ?・・・その自主制作映画に・・・・」


スズ「・・・・うん・・・まあ・・・・」


ミユキ「・・・・ふ~ん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


スズ「・・・・でね!♪そのカズヤ君と!♪マイが♪知り合いみたいでさ♪・・・・」


ミユキ「?んっ??・・・・ああっ、例のライバルボクサーの・・・・」


スズ「そっ♪そのボクサー♪」


ミユキ「・・・・なるほどね・・・それで、それが、どうかしたの?・・・・」


スズ「・・・・うん・・・その自主制作映画って、実は、部員達が、それぞれ、DVDで、持ってたり、部室に、保管されてるらしくてさ♪・・・・」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


スズ「・・・・だからさ・・・マイ通じて、カズヤ君と、知り合いになって、それらのDVDを、コピーして、ミユキにも、見せたいなって♪・・・・」


 これを聞いて、ミユキは、興味を示す・・・・。


ミユキ「・・・・ちょっと、見てみたいかも・・・スズが、言うんだし・・・・」


スズ「そっ♪?良かった♪♪」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・じゃっ、お願い・・・・」


スズ「OK♪♪」


 この後、ミユキは、しばらくして、ふと、何かを、思い付いたような表情になる・・・・。


ミユキ「ねえ!♪?」


 これを聞いて、スズは、キョトンッ!としてしまう・・・・。


スズ「・・・・へっ・・・・!?」


 この後、ミユキは、無邪気に、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「どうせなら!♪みんなで見ない!♪?」


 これを聞いて、スズは、一瞬、呆然とするが、やがて、スズも、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


スズ「いいねぇ~♪♪」


ミユキ「でしょ!♪?」


スズ「うん♪♪」


 この後、ミユキとスズは、しばらく、互いに、満面の笑みで、見つめ合った後、再び、濃厚な、口付けを交わし、そのまま、レズプレイセックスを、展開していった・・・・。


【シーン16】

 ここは、とある大学の、学食。ここの、とあるテーブルを囲って、サナエ、フタバ、ソフィア、カズヤ、カツマサの5人は、定食を、食べながら、会話していた。カズヤとカツマサは、初対面のためか、何となく緊張していた・・・・。


カズヤ「・・・・はっ初めまして・・・・」


カツマサ「・・・・ええっ、こちらこそ・・・初めまして・・・・」


 この挨拶の後、しばらく、妙な間があく・・・・。


カズヤ「・・・・あのぉ~・・・フタバちゃん?・・・・」


フタバ「!はい♪?」


カズヤ「・・・・何で、この人に、会わせようと?・・・・」


カツマサ「僕も、同じ質問がしたい。なぜです?」


 この後、サナエ、フタバ、ソフィアの3人は、クスクスと、笑い出す・・・・。


サナエ「何でやろうね♪?」


ソフィア「・・・・うん♪・・・・」


フタバ「何ででしょう♪?」


 この後、この場は、サナエ、フタバ、ソフィアの、クスクスっとした笑いで、和やかになる・・・・・。そのことで、カズヤも、カツマサも、怪訝な顔をする・・・・。


カズヤとカツマサ「・・・・えっ!?・・・・」


 2人が、同時に、こう言うので、サナエ、フタバ、ソフィアの3人の、クスクスっとした笑いは、更に、強くなった・・・・。


サナエ「・・・・やっぱね♪・・・・」


フタバ「・・・・うん♪・・・・」


ソフィア「・・・・似てる♪♪・・・・」


 この後、サナエ、フタバ、ソフィアの、クスクスっとした笑い声で、やはり、この場は、和やかな雰囲気が、強まる・・・・。


カズヤ「・・・・えっ!?えっ!?・・・・」


カツマサ「?・・・・どういうこと・・・・??」


 この後、サナエ、フタバ、ソフィアの、クスクスっと笑みが、溢れる中、カズヤとカツマサは、やはり、怪訝な顔をしていた・・・・。


【シーン17】

 ここは、とあるボクシングジム。ここの、壁際の、ベンチに、マイとスズは、横に並んで、座っていた。今は、水分補給をしている・・・・。


マイ「!カズヤ!?」


スズ「そっ♪♪自主制作映画を♪撮ってる♪」


 この後、マイは、少し呆然とする・・・・。


マイ「・・・まあ・・・知り合いだけど・・・・」


スズ「だよね♪♪?」


 こんな、スズの勢いに、マイは、何となく、押される・・・・。


マイ「・・・・うっ・・・うん・・・・」


スズ「実はさぁ~♪お願いがあってさぁ~♪♪」


 マイは、やはり、スズの勢いに、押されている・・・・。


マイ「・・・・うっうん・・・・」


 このマイの、反応を見て、スズは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


スズ「彼の!♪映画の♪DVDが!♪欲しいんだけど♪♪」


 これを聞いて、マイは、怪訝な顔をする・・・・。


マイ「・・・・えっ!?えっ!??・・・・」


 こんなマイを見て、スズは、やはり、満面の笑みだった・・・・。


スズ「お願い!!♪コピーで、いいから♪♪」


 こんなスズの、セリフを聞いて、マイは、少しの間、呆然としてしまうが、やがて、一息つく・・・・。


マイ「いいけど♪何で♪?」


 この後も、スズは、満面の笑みになる・・・・。


スズ「見せたい友達がいるし♪私も♪見たいしね!♪」


 これを聞いて、マイは、呆れてしまうが、すぐに、一息つく・・・・。


マイ「・・・・いいよ♪頼んでみる♪♪・・・・」


 この後、スズは、無邪気な笑顔になる・・・・。


スズ「ありがとう♪♪やっぱ♪持つべきものは♪友達だね!♪」


 このスズの、無邪気な笑顔に、マイは、やはり、戸惑う・・・・。


マイ「・・・・まっ・・・まあ・・・・」


 この後、スズは、更に、無邪気な笑顔を、強める・・・・。


マイ「?・・・・なっ・・・何っ・・・・??」


 こう言われた後も、スズは、やはり、無邪気な笑みを、浮かべていた・・・・。


スズ「・・・・マイちゃんさぁ~♪♪・・・・」


マイ「!・・・・うっ・・・うん・・・・」


 この後、スズは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


スズ「会って欲しい人が!♪いるんだけど♪」


 この後、マイは、怪訝な顔をする・・・・。


マイ「・・・・えっ・・・・!?」


 この後も、スズは、やはり、無邪気な笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン18】

 ここは、とある大学の、『演劇部』の部室。ここで、カズヤとカツマサは、楽しそうに、会話していた・・・・。


カツマサ「そうかそうか♪君は♪小説家を!目指してるのか!♪」


カズヤ「ええっ♪♪まあ♪それで♪映画も、見るし、小説も読みます・・・・♪」


カツマサ「うん♪♪いいことだよ♪作家目指すなら♪芸術に触れないと♪」


カズヤ「ですよね♪?」


カツマサ「ええっ♪当然ですよ♪」


 この後、カズヤとカツマサは、互いに、無邪気に、笑い合った・・・・。この後、カズヤの、スマホが鳴る・・・・。


カズヤ「?誰だろ??」


 この後、カズヤは、ポケットから、スマホを、取り出し、相手を、確認する。すると、相手は、マイだった・・・・。


カズヤ「!マイ!?」


 こう言いながら、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。その後、カズヤは、首を傾げ、その通話に出る・・・・。


カズヤ「・・・・もしもし・・・マイ??・・・・」


マイ「うん、あたし♪」


 これを聞いても、カズヤは、怪訝な顔をしている・・・・。


カズヤ「・・・・あっ・・・えっと・・・そのぉ~・・・どした??・・・・」


マイ「・・・・えっ?・・・ああっ、えっとねぇ~・・・カズヤってさぁ~、今、大学で、映画、撮ってんだよね?・・・・」


 マイの、意外なセリフに、カズヤは、少し戸惑う・・・・。


カズヤ「・・・・えっ!?・・・あっ・・・うん・・・自主制作だけど・・・・」


マイ「・・・・だよね・・・・?」


カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・・」


 この後、マイは、一息つく・・・・。


マイ「・・・・DVD・・・ある・・・・??」


カズヤ「!えっ!?・・・・うん・・・あるけど・・・・」


マイ「・・・・あっ、やっぱり・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後、マイは、深呼吸する・・・・。


マイ「・・・・そのDVD、コピーして、焼いてくれない・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、キョトンッ!としてしまう・・・・。


カズヤ「・・・・DVD・・・・?」


マイ「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤは、少し、呆然としてしまう・・・・。


カズヤ「・・・・うん・・・いいけど・・・マイって・・・映画に、興味あったっけ?・・・・」


マイ「!えっ!?・・・・あっ、いやっ・・・友達が、・・・見たいって言ってて・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、キョトンッ!とする・・・・。


カズヤ「・・・・えっ!♪?・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、軽く笑みを、浮かべながら、怪訝な顔になる・・・・。


カズヤ「・・・・とっ友達!?・・・・」


マイ「・・・・うん・・・・」


 カズヤは、怪訝に思いながらも、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・いいけど・・・・」


マイ「!あっ!そう!♪良かった♪良かった♪」


 この後も、カズヤは、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・いつ渡せばいい??・・・・」


マイ「今度の、日曜日にでも♪ジムの前が♪いいかな♪?」


 この後も、カズヤは、再び、一息つく・・・・。


カズヤ「了解!♪」


マイ「じゃあ!お願いね!♪」


カズヤ「おう!♪」


 こうして、カズヤは、マイとの通話を切った・・・・。


カツマサ「?どちら様で??」


カズヤ「!えっ!?ああっ♪・・・・何って言えば、いいんでしょう?・・・何かぁ~・・・ケンカ友達?・・・かな?・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、怪訝な顔をする・・・・。


カツマサ「・・・・ケンカ友達・・・ですか・・・・?」


カズヤ「・・・・ああ~・・・ですかねぇ~・・・・♪」


 これを聞いて、カツマサは、腑に落ちない感じになる・・・・。


カツマサ「・・・・はっはあ・・・・」


 この後、カズヤは、右手の人差し指で、頬を、ポリポリと、かいていた・・・・。


【シーン19】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキ、スズ、サナエ、ソフィア、フタバの5人は、全員で、一矢纏わぬ姿で、レズプレイセックスを、していた・・・・。


【シーン20】~セックス後、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキ、スズ、サナエ、ソフィア、フタバの5人は、全員で、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


ミユキ「・・・・なるほど、・・・私以外、みんな、知ってるって訳ね。カズヤって子のことを、・・・・」


サナエ「まあねぇ~♪♪」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


フタバ「同じ、サークル生ですし♪」


スズ「この3人に至っては、知り合いやし♪♪」


ミユキ「・・・・みたいね・・・・」


 この後、サナエ、ソフィア、フタバは、苦笑いし、スズは、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・まあ、楽しみにしとく・・・・♪」


フタバ「いやぁ~♪カズヤ君は、ホント!♪フェロモンが♪」


サナエ「ヤりたくて!ヤりたくて!たまらんくなるよ!♪」


ソフィア「・・・・いやっ♪もう、襲ってしまいたいけん♪・・・・」


スズ「スズも♪楽しみ♪♪」


 この後、ミユキは、再び、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・こりゃ、よっぽどね・・・・」


 この後、スズ、サナエ、ソフィア、フタバの4人は、エロそうな笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン21】~とある日曜日、・・・・~

 ここは、スズとマイが、練習している、ジムの前。ここに、スズとマイは、スマホで、時間を気にしながら、並んで、立っていた・・・・。


マイ「・・・・そろそろかな・・・・?」


スズ「うん♪♪」


 この後、少しして、とある方向から、カズヤが、歩いてやって来る・・・・。


マイ「おっ!来たね!♪」


スズ「!あの子が!カズヤ君♪?」


マイ「・・・・そうだね・・・・」


スズ「・・・・なんか・・・思った以上に♪女性らしい♪♪・・・・」


 これを聞いて、マイは、キョトンッ!とする・・・・。


マイ「・・・・そう・・・なんだ・・・・」


スズ「そうね♪♪」


 この後、マイは、少し、呆然としてしまう・・・・。


マイ「・・・・なるほど・・・女性らしい・・・か・・・・」


スズ「うん♪♪」


 この後、カズヤは、マイとスズの前で、立ち止まる・・・・。


カズヤ「・・・・よっ!・・・・」


マイ「・・・・よっ・・・・」


 この後、カズヤの視線は、スズの方に移る・・・・。


カズヤ「?・・・・所で・・・この娘は・・・・??」


マイ「!んっ!?・・・・ああっ!この娘は、スズ♪ジム仲間だよ♪♪・・・・」


 この後、カズヤは、納得する・・・・。


カズヤ「・・・・ああっ!♪・・・なるほど♪・・・・」


スズ「初めまして♪スズです!♪」


 スズの元気な、挨拶に、カズヤは、何となく、戸惑う・・・・。


カズヤ「・・・・ああっ!・・・こちらこそ・・・初めまして・・・カズヤです・・・・」


マイ「・・・・この娘よ・・・あなたの映画を、見たいって言った娘・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、妙に、納得してしまう・・・・。


カズヤ「・・・・ああっ・・・あなたが・・・・」


スズ「はい♪♪」


マイ「・・・・ちょうどいいから、・・・DVD・・・この娘に、渡して・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・まっ!そうだね♪・・・・」


 この後、カズヤは、自らの鞄から、数枚の、DVDを、取り出し、スズに、差し出す・・・・。


スズ「どうもぉ~♪♪」


 こう言いながら、スズは、カズヤから、数枚の、DVDを、受け取った・・・・。


スズ「楽しみにしてるね♪♪」


 こう言いながら、スズは、カズヤに、無邪気に、満面の笑みを、浮かべた・・・・。こんな無邪気なスズに、カズヤは、すっかり、照れてしまっていた・・・・。


カズヤ「・・・・あっ・・・ああっ・・・・」


 カズヤが、こう返事した後も、スズは、無邪気な笑みを、崩さなかった・・・・。


カズヤ「・・・・じゃっ・・・じゃあ・・・・」


 こう言いながら、カズヤは、軽く手を振る・・・・。


スズ「はい♪♪」


 スズの方も、軽く手を振った・・・・。この後、カズヤは、この場を、跡にした・・・・。


スズ「・・・・マイちゃん♪♪・・・・」


マイ「!えっ!?何っ??」


スズ「・・・・前も言ったけど、会わせたい人がいるの♪・・・・」


マイ「・・・・あっ・・・うん・・・・」


 この後も、スズは、無邪気に、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。


スズ「・・・・練習、終わったら♪♪・・・一緒に来て♪・・・・」


 スズの、このセリフに、マイは、少し戸惑い、呆然とする・・・・。


マイ「・・・・うっ・・・うん・・・・」


スズ「よしっ!♪」


 この後、マイとスズは、ジムの中へ、戻って行った・・・・。


【シーン22】~練習後、・・・・~

 ここは、スズとマイが、練習している、ジムの前。ここで、スズは、一人で、突っ立っていた・・・・。しばらくして、ジムの中から、マイが、出て来る・・・・


スズ「・・・・じゃっ!♪行こっか♪♪・・・・」


 これを聞いても、マイは、釈然としない顔をする・・・・。


マイ「・・・・うっ・・・うん・・・・」


 この後、スズは、歩き出し、マイは、スズに、付いて行った・・・・。


【シーン23】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここには、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバの4人がいて、雑談を、楽しんでいた・・・・。


フタバ「・・・・へえ~♪・・・カズヤ君と、知り合いなんだぁ~♪スズちゃんの、ライバルボクサーって♪・・・・」


ミユキ「・・・・そうみたい・・・・」


サナエ「その子も!誘うんやぁ~♪」


ミユキ「・・・・まあね・・・・」


サナエ「楽しみぃ~♪♪」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・そうね・・・・」


 この後の、サナエのテンションが、高い・・・・。


ソフィア「・・・・とりあえず、・・・いつも通り?・・・・」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


 この後、ソフィアは、エロそうな笑みを、見せる・・・・。


ソフィア「・・・・だよね♪・・・・」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


サナエ「いやぁ~♪♪楽しみやわぁ~♪」


フタバ「うん♪♪」


ソフィア「楽しみ♪♪」


 こうして、サナエ、フタバ、ソフィアの3人の、テンションが、上がっていった・・・・。


【シーン24】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の外の、門の前。ここに、スズとマイが、来ていた・・・・。


マイ「・・・・何、ここ・・・・??」


 これを聞いて、スズは、マイに、無邪気に、微笑みかける・・・・。


スズ「ここに、居るんだぁ~♪♪会って欲しい人♪」


 これを聞いて、マイは、唖然とする・・・・。


マイ「・・・・あっ・・・いやっ・・・マジ!豪邸なんだけど!!」


 この後も、スズは、無邪気に、微笑みかける・・・・。


スズ「凄いよねぇ~♪♪この人♪ホント!♪凄い人よぉ~♪♪この豪邸も、そうだけど、フリーなんだけど、売れっ子の、女性小説家で、劇作家なんだよぉ~♪♪」


 これを聞いて、マイは、あまりの、スケールの大きい事実に、呆けながら、スズの方に、視線を向ける・・・・。


マイ「・・・・いやっ・・・こんな豪邸を、購入することのできる、作家って・・・どんだけ売れっ子とぉ~・・・・??」


 こんなマイに、スズは、無邪気な笑みを、向ける・・・・。


スズ「いやぁ~♪実際!私も、小説書いてるんだけど、あの人の才能はねぇ~・・・・」


マイ「あらっ?天才スズちゃんから見ても、そうなんだ?」


スズ「うん♪実際ね♪♪」


マイ「へぇ~♪・・・・」


スズ「とりあえず!♪会ってみよ♪」


マイ「!えっ!?・・・・うっ・・・うん♪・・・・」


 この後、スズは、このミユキ邸の、インターフォンを、鳴らした・・・・。


ピンポーン♪


【シーン25】

ピンポーン♪


 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここには、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバの4人がいて、この豪邸の、インターフォンが鳴り、ミユキが、壁にある、画面に出る・・・・。


ミユキ「・・・・はぁ~い・・・・」


 このことで、サナエ、ソフィア、フタバの3人は、ニヤニヤする・・・・。


スズ「来たよぉ~♪開けてぇ~♪♪」


ミユキ「・・・・オッケ・・・・」


 この後、ミユキは、門を開ける、スイッチを押した・・・・。


【シーン26】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の外の、門の前。この門が、ミユキの押した、スイッチで、開いていく・・・・。


スズ「・・・・さっ♪行こ♪♪」


マイ「・・・・うっ・・・うん・・・・」


 この後、スズとマイは、開いた、門から、豪邸に、入って行った・・・・。


【シーン27】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここには、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバの4人がいて、雑談を、楽しんでいた・・・・。


サナエ「その子って♪スズちゃんと、同じジムの、ボクサーなんだって♪?」


ミユキ「・・・・まあね・・・・」


サナエ「へえ♪」


ソフィア「・・・・何か♪・・・楽しみかな♪♪・・・・」


フタバ「うん♪♪」


サナエ「それっ!!♪」


ソフィア「だよねぇ~♪♪」


サナエ「分かるわぁ~♪♪」


フタバ「ホントホント♪♪」


 この後、サナエ、ソフィア、フタバの3人は、無邪気に、ケラケラと笑う・・・・。


ミユキ「・・・・そろそろじゃない・・・・?」


サナエ「んっ!?」


 この後、この部屋の外から、足音が、二人分、聞こえて来る・・・・。


フタバ「!来た!♪」


サナエ「!おっ!♪」


ソフィア「・・・・よぉ~し・・・・♪」


 この後、サナエ、ソフィア、フタバの3人は、楽しみな感じで、ニヤニヤしていた・・・・。


【シーン28】~ミユキの部屋の外、・・・・~

 ここは、この豪邸内の、とある廊下。ここを、スズとマイは、会話しながら、歩いていた・・・・。


マイ「?恋愛やセックスの、常識を変える??」


スズ「そっ!♪マイちゃんの♪」


 これを聞いて、マイは、スズと歩きながら、呆然としていた・・・・。この後、しばらく、間があく・・・・。


マイ「?・・・・どっ・・・どういうこと・・・・??」


 こんなマイに対して、スズは、得意気な笑みを、見せる・・・・。


スズ「会えば分かるよ♪」


 これを聞いても、マイは、やはり、呆然としていた・・・・。


マイ「・・・・えっ・・・・!?」


 この後も、スズは、得意気に、微笑んだ。この後、少しして、スズとマイは、ミユキの部屋への、入り口のドアの前に、辿り着く・・・・。


マイ「・・・・ここ・・・・??」


 この後、スズは、ニッコリ微笑む・・・・。


スズ「ええっ♪」


 こんなスズを、マイは、やはり、呆然と見ていた・・・・。この後、スズは、咳払いをし、一息付き、少しして、スズは、この入り口のドアを、ノックする・・・・。


ミユキ「・・・・どうぞ・・・・」


スズ「うん♪♪入る♪」


 この後、スズは、この入り口のドアを開け、中に入る。中には、当然、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバの4人がいた・・・・。


ミユキ「・・・・連れて来た・・・・?」


スズ「もちろん♪♪・・・・マイちゃん♪入って来て♪・・・・」


 こう言われ、まだ、この部屋の外にいた、マイが、この部屋の中に、恐る恐る、入って来る・・・・。


マイ「・・・・えっと・・・あの・・・・」


 こう、しどろもどろになっている、マイの様子を見て、ミユキは、得意気であり、不敵な笑みで、マイに、微笑む・・・・。


ミユキ「別に♪緊張しなくていいのよ♪」


 こう言いながら、ミユキは、座っているベッドから、立ち上がり、マイの方に、近付いていく・・・・。


マイ「!えっ!?あっ!あの!」


 この後、ミユキは、マイの目の前で、立ち止まる・・・・。


ミユキ「・・・・マイさん♪・・・・」


マイ「!はっ!はい!!」


 こう言いながら、マイは、つい、背筋が、ピシッ!としてしまう・・・・。このマイの様子に、ミユキは、つい、クスクスと笑ってしまい、それに釣られて、周囲の、サナエ、ソフィア、フタバ、スズの4人も、つい、クスクスと笑ってしまう・・・・。


マイ「・・・・えっ!?えっ!?・・・・」


 マイは、自分以外の者の、この様子に、戸惑ってしまう・・・・。


ミユキ「大丈夫よぉ~♪♪力抜いて♪」


 ミユキは、セクシーな口調で、こう言う・・・・。この口調に、マイは、ミユキに、魅せられ、何と無く、リラックスしてしまう・・・・。


マイ「・・・・はっはい・・・・」


 マイは、リラックスした感じで、こう言った・・・・。こんなマイに、ミユキは、ニッコリと、微笑む・・・・。


ミユキ「・・・・マイさん♪・・・・」


 ミユキの、この大人なようで、悪戯好きそうな、子供のような雰囲気の、微笑みに、マイは、やはり、魅せられていた・・・・。


マイ「・・・・はい・・・・」


 ミユキの、この雰囲気に、魅せられているマイは、呆然と、こう答えた・・・・。


ミユキ「・・・・女性の同性愛について、どう思っている・・・・♪?」


 この意外な質問に、マイは、意表を、突かれたような表情になる・・・・。


マイ「・・・・へっ!?・・・・」


 このマイの反応を、ミユキは、面白そうに笑う・・・・。


ミユキ「・・・・いいのよ♪それが、普通の反応だし♪・・・・」


 これを聞いて、マイは、呆然としてしまう・・・・。


マイ「・・・・はっはあ・・・・」


 この後、ミユキは、微笑みながら、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・マイさん♪・・・・」


 マイは、やはり、呆然としている・・・・。


マイ「・・・・はい・・・・」


ミユキ「・・・・DVD♪♪・・・持って来てるでしょ♪?・・・・」


 これを聞いて、マイは、意表を、突かれたような表情に、なってしまう・・・・。


マイ「!えっ!?・・・・ええっ・・・スズちゃんに・・・渡してます・・・・」


スズ「はい!♪持ってまぁ~す♪♪」


 この後、ミユキは、無邪気な子供のような、笑顔を見せる・・・・。


ミユキ「じゃっ!♪とりあえず♪みんなで見よ♪♪」


 こんなミユキの様子にも、マイは、呆然としていた・・・・。


マイ「・・・・はっ・・・はい・・・・」


 この後、サナエとフタバが、無邪気な笑みを、見せる・・・・。


サナエ「ホント!♪面白いよぉ~♪♪」


フタバ「うん♪♪」


ミユキ「それは♪♪聞いてる♪」


スズ「とにかく♪♪見よぉ~♪」


サナエ「だねぇ~♪」


フタバ「そうそう♪」


ソフィア「・・・・まあ♪・・・楽しみね♪・・・・」


 こうして、スズは、DVDを、取り出し、サナエ、フタバ、ソフィアは、DVDプレーヤーの、準備をする・・・・。こんな、4人は、無邪気で、子供のような、笑みを見せていた・・・・。


【シーン29】~DVD鑑賞中、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここには、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバ、スズ、マイの6人がいて、みんなで、カズヤの、自主制作映画の、DVDを、鑑賞していた。全員、それに、魅入っている・・・・。


【シーン30】~DVD鑑賞後、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここには、ミユキ、サナエ、ソフィア、フタバ、スズ、マイの6人がいて、みんな、鑑賞後の、余韻に、浸っていた・・・・。


サナエ「やっぱ♪いいわぁ~♪」


フタバ「凄いですね♪」


ソフィア「・・・・こんなの初めて・・・・」


スズ「マジ!天才!♪」


ミユキ「・・・・確かに・・・センスを感じる・・・・」


 こんな会話も、耳に入らず、マイは、呆然としていた・・・・。こんなマイに、ミユキは、気付き、マイの肩を、ポンポンと叩く・・・・。


マイ「!へっ!?」


 この後、ミユキは、マイに、ニッコリと、微笑む・・・・。


ミユキ「どうだった♪?」


マイ「・・・・へっ??・・・ああっ!・・・まあ・・・何って言うか・・・・」


ミユキ「うん♪」


 この後、マイは、しばらく、考え込む・・・・。


マイ「・・・・あたし・・・あいつとは、いつも、ケンカ友達で、・・・・」


ミユキ「うんうん♪」


 この後、少し間があく・・・・。


マイ「・・・・何か・・・あいつのこと・・・知ってるようで、知らなかったんだなぁ~って・・・・」


 これを聞いて、ミユキは、再び、ニッコリ微笑む・・・・。


ミユキ「どう思ってる♪?」


マイ「!えっ!?」


 この後、ミユキは、クスクスと笑う・・・・。


ミユキ「カズヤ君自身のこと♪♪」


 突然、こう言われ、マイは、何と無く、戸惑う・・・・。


マイ「・・・・えっ?・・・どうってぇ~・・・・」


 マイは、返答に、困った様子で、こう言った・・・・。マイの、この様子を見て、ミユキは、再び、クスクスと笑う・・・・。


ミユキ「やっぱね♪♪」


 こう言われ、マイは、やはり、戸惑い、怪訝な顔をする・・・・。


マイ「・・・・?えっ??・・・・」


 この後も、ミユキは、やはり、クスクスと笑う・・・・。


ミユキ「あなた♪♪ホントは♪カズヤ君に♪恋してる♪」


 突然、こう言われ、マイは、何と無く、恥ずかしそうに、顔を赤くし、やはり、焦る・・・・。


マイ「!そっ!そんなこと!!」


 この後、ミユキは、クスクスと笑った後、妖艶な笑みを見せる・・・・。


ミユキ「いいのよ♪恥ずかしがることじゃない♪私達も♪みんな!♪そうなんだから♪」


 これを聞いて、マイは、意外そうな、顔をする・・・・。


マイ「・・・・?えっ??・・・・」


 この後、この部屋の、マイ以外の、女性達は、妖艶な感じで、クスクスと笑う・・・・。


ミユキ「やっぱりね♪」


 これを聞いて、マイは、怪訝な表情になる・・・・。


マイ「?・・・・えっ・・・・??」


 この後、ミユキは、得意気で、妖艶な笑みを、浮かべている・・・・。


ミユキ「あなた♪ホントは♪レズビアンよ♪♪」


 あまりの、ミユキの、唐突なセリフに、マイは、しばらく、呆然とする・・・・。


マイ「?・・・・えっ??えっ??・・・・」


 この後も、ミユキは、妖艶な笑みを、浮かべている・・・・。


ミユキ「・・・・あなた♪誰にも、恋してないけど、カズヤ君だけは♪♪気になる。違う♪?」


 これを聞いて、マイは、図星と言った表情になる・・・・。


マイ「・・・・それはぁ~・・・・」


 マイは、返答に、困る・・・・。この後、ミユキは、エロそうな笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「あなたは♪気付かなかっただけよ♪♪常識に♪縛られすぎて♪」


 これを聞いている、マイは、ミユキの、妖艶な雰囲気に、魅せられて、何も、否定できずにいた・・・・。


マイ「・・・・常識・・・・」


ミユキ「そうよ♪だから♪これから、私達が♪あなたを♪解放してあげる♪♪」


 この後、ミユキは、マイに、濃厚な、口付けをした・・・・。マイは、この口付けを、ミユキの妖艶な雰囲気に、抵抗できず、受け入れた・・・・。


【シーン31】~セックス中、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキ、スズ、サナエ、ソフィア、フタバ、マイの6人は、全員で、一矢纏わぬ姿で、レズプレイセックスを、していた・・・・。


【シーン32】~セックス後、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここの、寝室のベッドの上で、ミユキ、スズ、サナエ、ソフィア、フタバ、マイの6人は、全員で、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。そのまま、ミユキは、マイの方を見る・・・・。


ミユキ「・・・・どうだった・・・・♪?」


 レズプレイセックスの後だったため、マイは、呆然と、これを聞いていた・・・・。


マイ「・・・・何か・・・快感♪・・・・」


 これを聞いて、ミユキは、得意気で、妖艶で、満足そうな笑みを見せる・・・・。


ミユキ「良かった♪♪」


スズ「ホントホント♪♪」


ソフィア「かわいい♪♪」


サナエ「うん!♪かわいい♪♪」


フタバ「これからも!♪よろしく!♪♪」


 こんなミユキ、スズ、ソフィア、サナエ、フタバの、無邪気な様子を見て、マイは、何と無く、癒される・・・・。


マイ「よろしく!!♪」


 マイは、素直な気持ちで、こう言った・・・・。この後、ミユキは、悪戯な笑みで、マイを、見つめる・・・・。


ミユキ「所でさ!!♪」


マイ「!はい!?」


 この後、ミユキ、スズ、ソフィア、サナエ、フタバの5人は、悪戯な笑みを、強める・・・・。


ミユキ「カズヤと!♪ヤりたくない!♪?」


 この雰囲気に、マイは、戸惑う・・・・。


マイ「・・・・えっ・・・・!??」


 この後も、ミユキ、スズ、ソフィア、サナエ、フタバの5人は、悪戯な笑みを、強めた・・・・。


【シーン33】

 ここは、とある大学の、キャンパス内の道。ここを、カズヤとカツマサは、並んで歩いていた・・・・。


カツマサ「!バイト!?・・・ですか??・・・・」


カズヤ「・・・・はい、・・・フタバちゃんからで、『1日で、10万円稼げるバイトが、あるんですよ』って言われまして・・・・」


カツマサ「!『10万円』?」


カズヤ「・・・・はい、・・・っで、僕とカツマサさんに、どうか?ってことらしいです・・・・」


カツマサ「はあ、はあ、はあ」


 カツマサは、納得したように、こう言うと、しばらく、深く、考え込む・・・・。


カツマサ「・・・・それ・・・1人、10万円ですよね・・・・?」


カズヤ「・・・・はい・・・・」


カツマサ「・・・・なるほど・・・なかなか、おいしいバイトそうですね・・・・」


カズヤ「フタバちゃんですしね♪」


カツマサ「確かに♪」


 この後も、カツマサは、しばらく、深く、考え込んだ・・・・。


カツマサ「やりますか!!♪」


カズヤ「やっぱり♪♪」


カツマサ「はい♪」


カズヤ「じゃあ!♪そう返事しますね♪?」


カツマサ「了解です♪」


カズヤ「・・・・では、・・・・」


 この後、カズヤは、スマホで、フタバに、『2人共します♪』と、LINEで、メッセージを、送った・・・・。


【シーン34】~バイト日、当日、・・・・~

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の外の、門の前。ここに、カズヤとカツマサが、来ていた・・・・。


カツマサ「・・・・豪邸だなぁ~・・・・」


カズヤ「・・・・ですね・・・・」


 この後、カズヤとカツマサは、しばらく、呆然と、この豪邸を、眺めていた・・・・。


カツマサ「・・・・とりあえず、・・・インターフォンを、鳴らしませんか・・・・?」


カズヤ「・・・・ですね・・・・」


 この後、カズヤは、一息付き、インターフォンを、鳴らした・・・・。


ピンポーン♪


【シーン35】

 ここは、豪邸となっている、ミユキの自宅の中。ここに、ミユキは、一人で、ベッドの上に、座っていた・・・・。


ミユキ「・・・・さてっ♪・・・楽しみね♪・・・・」


 こう言いながら、ミユキは、妖艶な笑みを、浮かべていた・・・・。この後、この部屋の外の、廊下から、2人分の足音が、聞こえて来る・・・・。


ミユキ「・・・・来たわね♪・・・・」


 この後、ミユキは、妖艶であり、エロそうであり、子供っぽくもあり、悪戯な笑みを、浮かべていた・・・・。この後、この部屋のドアから、ノックの音が、聞こえて来る・・・・。


ミユキ「どうぞ♪♪」


カツマサ「・・・・失礼します・・・・」


 こう言いながら、この部屋に、カズヤとカツマサが、入って来る・・・・。


カツマサ「・・・・!あっ!!・・・・」


 入って、カツマサは、ミユキの存在に、気付く・・・・。


ミユキ「久しぶりね♪」


 このことに、カツマサは、やはり、驚きを、隠せなかった・・・・。


カズヤ「・・・・あれっ?・・・知り合い・・・なの??・・・・」


カツマサ「・・・・えっ!?・・・ええっ!知り合いですよ!!僕の作品を!レベルが低いなどと!苦労した女ですから!!」


 これを聞いて、カズヤは、驚きを隠せない・・・・。


カズヤ「・・・・えっ?・・・ってことは、・・・元演劇仲間・・・ってか!・・・カツマサさんの作品が、・・・レベルが低い??・・・・」


ミユキ「・・・・あなたより低いわよ・・・カズヤ君♪・・・・」


 これを聞いて、カツマサは、ムカッ!とくる・・・・。


カツマサ「・・・・何ぃ~!!?・・・・」


カズヤ「・・・・僕は、・・・そう思えないけど・・・・」


カツマサ「帰る!!!!」


 こう言いながら、カツマサは、この部屋のドアから、出ようとするが、そのドアの前に、スズが、立ち塞がる・・・・。


カツマサ「!!ちょっと!!!!」


 こう言いながら、カツマサが、スズを、退かそうとすると、そんなカツマサを、スズは、突き飛ばした・・・・。


カツマサ「何をするぅ~!!!?」


ミユキ「カツマサさん♪」


 こう言われ、カツマサは、ミユキの方に、視線を移す・・・・。


カツマサ「何だよ!!!!」


 この後、ミユキは、優越感たっぷりの、表情を浮かべる・・・・。


ミユキ「知ってるぅ~♪?口約束も、契約だって♪」


カツマサ「・・・・それは・・・・」


 この後、ミユキは、妖艶で、優越感たっぷりの、態度になる・・・・。


ミユキ「あなたは!雇われに身!ここで逃げたら!契約違反よ!!」


カツマサ「!ちょっと!卑怯だぞ!!」


ミユキ「あらっ♪ホントのことを♪指摘されて、私に、『演劇部』を辞めさせた、あなたの口から、『卑怯』って単語が、出るなんて♪」


カツマサ「それは!君が!!部活に!臨む姿勢が!不真面目だからだろう!!」


ミユキ「理由も言ったわよ♪レベルが低いって♪♪」


カツマサ「不真面目には!違いないだろう!!大体!辞めた理由も!それだし!」


ミユキ「あらっ♪やめた理由は、レベルが低いだけじゃなく、それを認めない、お飯事な、雰囲気だったからよ♪」


カツマサ「ふざけるなぁ~!!!!」


ミユキ「これ以上、怒鳴らないでくれる?雇い主は、私よ♪」


カツマサ「!!このっ!!!」


 この後、スズは、ミユキとカツマサの間に、割って入り、再び、カツマサを、突き飛ばす・・・・。


カツマサ「・・・・くそっ!・・・・」


 この後、カズヤは、しばらく、呆然としていた・・・・。


カズヤ「・・・・カツマサさん・・・・」


カツマサ「!はい!!」


カズヤ「・・・・まあ、・・・ここには、バイトで、来た訳ですし、さっさと、仕事を終わらせて、帰りましょう・・・・」


 こう言われ、カツマサは、ハッ!とし、ふと、冷静になる・・・・。


カツマサ「・・・・そうですね・・・ここには、バイトで、来たんです・・・仕事が終われば、そんな必要はない・・・・」


 こう言いながら、カツマサは、ゆっくりと、立ち上がった・・・・。


カツマサ「・・・・仕事は、何です・・・・!?」


 これを聞いて、ミユキは、不敵で、得意気な笑みを、浮かべた・・・・。


ミユキ「難しくないわよ♪要するに♪肉体ご奉仕よ♪」


カツマサ「?肉体ご奉仕??」


ミユキ「ええっ♪それも、性的にね♪」


 こう言われ、カツマサは、恥ずかしさで、顔を赤くしながらも、怒り出し、再び、この部屋から、出ようとするが、それを、再び、スズに、止められる・・・・。


カツマサ「いやだああああぁぁぁぁ!!!!僕は!!帰るぅ~!!!帰るんだああああぁぁぁぁ!!!!」


 こう言いながら、カツマサは、抵抗するが、ボクサーの、スズに、これは、無駄な抵抗であった・・・・。


スズ「うるさい!!!!」


 こう言いながら、スズは、再び、突き飛ばされた・・・・。


カツマサ「ちきしょう!!!!」


 こう言いながら、カツマサは、悔しそうに、床を叩いた・・・・。この様子に、カズヤは、戸惑っている・・・・。


カズヤ「・・・・あの・・・・」


ミユキ「・・・・どうぞ♪・・・・」


カズヤ「・・・・えっと・・・要するに、あなたと、セックスすれば、いいってこと??・・・・」


 これを聞いて、ミユキは、エロそうな笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「そうよ♪セックスよ♪♪但し、私だけじゃないけどね♪」


 こう言い終えると、ミユキは、指を、パチンッ!と鳴らす。すると、他の部屋へのドアから、サナエ、ソフィア、フタバ、マイの4人が、一矢纏わぬ姿で、出て来る・・・・。


カズヤ「!・・・・えっ!?・・・マイ?・・・サナエさん?・・・フタバちゃん?・・・ソフィアちゃん?・・・・」


 4人の、一矢纏わぬ姿に、カズヤは、顔を赤くしているが、それに構わず、スズとミユキも、服を、脱ぎ出す・・・・。


ミユキ「私達、全員とよ♪2人共♪♪」


 これを聞いて、カズヤは、唖然とし、カツマサは、愕然とする・・・・。


ミユキ「分かった♪?2人共♪♪」


 これに対して、カズヤは、平然とし、カツマサは、絶望する・・・・。


カツマサ「・・・・いっ・・・いやっ・・・僕は、・・・表現者として、・・・そんな・・・ふしだらな行為はな・・・・」


カズヤ「・・・・いいですよ・・・・」


カツマサ「!カズヤ君!!」


 これに対して、ミユキは、感心したような視線を、カズヤに送る・・・・。


ミユキ「・・・・やっぱり♪いいよ♪君♪・・・カツマサさん♪だから、あなたは、レベルが低いのよ♪・・・・」


カツマサ「・・・・関係ないだろ・・・・」


ミユキ「・・・・いいえ♪関係あるのよ♪性欲は、芸術とは、切り離せない物よ♪・・・・」


 この後、カツマサは、一息つき、そのまま、ゆっくりと、立ち上がる・・・・。


カツマサ「・・・・なるほどね・・・ヤりゃあ、いいんだな?ヤりゃあ・・・・」


 この後、ミユキは、不敵で、優越感たっぷりな、表情になった・・・・。


ミユキ「・・・・そうよ♪・・・さっ♪楽しみましょ♪・・・・」


 こうして、一矢纏わぬ姿の、ミユキ、スズ、マイ、サナエ、ソフィア、フタバの6人は、カズヤ、カツマサに、近付いて行き、そのまま、8P乱交セックスを、展開していった・・・・。

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