音楽と小説の世界を生きる者達
『音楽と小説の世界を生きる者達』
カズヤ:特に、取り柄もない、男子大学生。音楽を、よく聞いている。オカルト、ゴシック系のロックが、多い。クラシックにも、興味があり、アニソンも、よく聞いている。だが、アニソンも、オカルト、ゴシック系が、多い。
ソフィア:小さい頃がら、ミュージカル劇団に、所属していた、女子大生。カズヤと、同じ大学である。その為、歌が上手く、音楽の感性も、鋭い。カズヤの、豊かな、音楽の感性に、気付く。インド人とハーフ。
カナエ:ロックバンドに、所属する、女子大生。V系ロックバンドが、好きだが、美しいと言うよりは、歪んだ恋愛観、変態的な性癖の、女性的でありながら、自分勝手な心情を、表現した曲の、バンドのみのファンである。女の子や、女性的な男性が好き。
サナエ:小説が、好きな女の子。カズヤやカツマサと、同じ大学で、既に、有名作家である、カツマサの大ファン。カツマサに、夢中だが、カズヤの、女性らしい感性に、気付く。カズヤは、真面目にやれば、大作家になれると、思いだす。
カツマサ:有名な男子大生作家。その女性らしい感性で、多くの、女性ファンを持つ。音楽も、クラシックを、聞いたりもする。それら小説は、数多くの賞を、残したりもするが、一方で、萌えオタな面もある。
アサヒ:カツマサの、大ファンの1人。カツマサの、追っかけ。自らも、趣味で、小説を、書いている。カツマサの影響で、萌え文化に、興味ありで、カツマサに、夢中だが、途中で、カズヤのことも、気になり出し、その影響で、オカルト、ゴシックにも、興味を持つ。
フウカ:カツマサの、大ファンの1人。カツマサの、追っかけ。映画鑑賞が、趣味。カツマサの、作品は、度々、実写映画化されるため、その経緯で、ファンになる。映画ファンなため、音楽の感性も、鋭く。カズヤの、豊かな、音楽の、感性に気付く。
トモミ:カズヤと、同じ大学の、女子大生。小説が好きな、女の子。成績優秀な、優等生で、ガリ勉。カズヤは、トモミに、好意を、抱いている。だが、トモミが、眩しすぎて、思いを伝えられずにいる。
【シーン1】~過去のシーン~
ここは、小学校時代の、カズヤの自宅。ここで、カズヤは、両親と共に、テレビの歌番組で、歌手の歌っている、歌を聴いていた。歌手は、女性歌手で、シンガーソングライターだった。歌は、珠玉のバラードである・・・・。
カズヤ「・・・・キレイな歌声・・・・」
父親「うん!!」
母親「・・・・そうね♪・・・・」
小さいながらも、カズヤは、この女性シンガーソングライターに、ウットリしていた・・・・。
【シーン2】~現在のシーン~
ここは、とあるCDショップ。ここで、大学生となったカズヤは、買うCDを、選んでいた・・・・。
カズヤ「・・・・よし!♪これにしよ♪♪」
こう言いながら、カズヤは、今日、買うCDを手にする。そのCDは、V系ロックバンドの、CDだった。このV系ロックバンドは、比較的メジャーで、ヒット曲は、あまりないものの、独特の雰囲気の、様々な曲を出す、メイクではなく、拘りの曲で、勝負するバンドだった。少なくとも、カズヤは、そう思っている・・・・。そのCDを、会計のために、レジに持って行く・・・・。
店員「はい!音楽CDですね。税込3050円です。袋に、お入れしますか?」
カズヤ「・・・・いえっ・・・結構です・・・・」
この後、カズヤは、財布から、3100円を出す・・・・。
店員「・・・・では、・・・はい、3100円から、・・・では、50円の、お釣りですね?」
カズヤ「・・・・はい・・・・」
この後、カズヤは、現金を払い、お釣りを受け取り、買ったCDを、カバンに入れ、この場を、跡にした・・・・。
店員「・・・・ありがとうございました・・・・」
こうして、カズヤは、このCDショップを出た・・・・。
【シーン3】
ここは、海沿いの、とある道。ここで、カズヤは、先程、買ったCDを、小型CDプレイヤーに入れ、早速、曲を聴きながら、歩いていた・・・・。
ナレーション(カズヤの声で)「俺の名前は、カズヤ。特に、特技はない。将来の目標もない。V系ロックの曲を、聴きながら、自由に生きている。よく言えば、自由人。悪く言えば、普通の人だ。所で、V系ロックだが、男で、女性的にメイクするメンバーの、ロックバンドだが、俺の聴いているV系ロックは、様々だ。売れてないメジャーバンド。メジャーデビューしてるが、マイナーバンド。インディーズ系バンド。海外で、有名になったバンドと、様々だが、共通点がある。曲に、拘りのあるバンド。つまり、自分のポリシーの、あるバンドだ。こんな傾向にあるバンドは、大抵、独特の世界観がある。それ故、好きな曲は、オカルト、ゴシック系が、多い。要するに、メイクが、売りではないのだ・・・・」
【シーン4】~過去のシーン~
ここは、小学校時代の、カツマサの自宅。ここで、カツマサは、自分の部屋で、この当時の、女性アイドルの、トレーディングカードを、眺めていっていた・・・・。
カツマサ「・・・・やっぱ・・・アイドルだよなぁ~♪・・・・」
【シーン5】~現在のシーン~
ここは、大学生となった、現在の、カツマサの自宅。ここで、カツマサは、多くの、書物、小説、ライトノベル、戯曲に、囲まれながら、ノートパソコンで、YouTubeの、萌え系動画を、見ていた・・・・。しばらくして、カツマサは、一息つき、ネットを閉じる。すると、ネットを閉じた後方は、Wordであった・・・・。
カツマサ「・・・・さて、・・・やるか・・・・」
このWordには、既に、文字が、打ち込まれていた。どうやら、これは、小説らしい・・・・。この小説の続きを、カツマサは、打ち込み始めた・・・・。
ナレーション(カツマサの声で)「僕の名前は、カツマサ。かなりの、萌えオタだが、これでも、売れっ子作家だ。むしろ、萌え文化を、作品に、取り入れてることで、有名である。それでも、純文学の作家と、名乗れるから、萌え文化も、バカにできないはずだ。僕の作品は、基本的に、会話劇だが、哲学を、取り入れた、難解な作品を、書いている。少なくとも、僕は、そう思っている。どうやって、萌え文化を、純文学に、取り入れてるかって?それは、簡単。萌えキャラとの、恋愛を、妄想しているのだ。そもそも、純文学とは、妄想して、書くものだから。純文学の作家は、なぜか、知的な女性にモテる。僕も、そうだ。例外ではない。音楽も、クラシックを、よく聞く。それで、より一層、知的な女性には、モテる。最も、世の女性に、モテモテという訳ではない。世の中、知的な女性ばかりでは、ないのだ。まあ、知的な女性が、好みだから、芸能人のように、モテなくても、気にしない。知的な女性、萌え文化は、僕を、表現者とし、成長させてくれる。だから、萌え文化には、感謝してる・・・・」
【シーン6】~過去のシーン~
ここは、とある演劇練習場。ここで、当時、小学生だったソフィアは、大勢の、他の女子小学生達と共に、歌のボイトレをしていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「私の名前は、ソフィア。日本人だが、インド人と混血のハーフだ。この頃から、ミュージカル劇団に、所属していて、歌には、かなり精通している・・・・」
【シーン7】
このシーンでは、ソフィアと、いろんな女の子、それぞれとの、数々の、セックスシーンが、次々に、流れていく・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「私は、これまで、数々の女の子と、恋愛してきた。所謂、レズビアン。でも、女性らしい男なら、ヤれる。事実、・・・・」
【シーン8】
このシーンでは、ソフィア、今度は、数々の男性、それぞれとの、数々の、セックスシーンが、次々に、流れていく・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「様々な男性と、肉体関係になった。オペラ歌手。ピアニスト。バレエダンサー。作曲家。舞台俳優。戯曲家。小説家。ボイトレの先生など、いろいろな人と、セックスしてきた。みんな、女性らしい男ばかり・・・・。私は、よく言えば、情熱的。悪く言えば、性欲が強い。だから、目移りして、一途になれなかった。レズビアンの、女性に対しても。そんな私だが、・・・・」
【シーン9】~現在のシーン~
ここは、海沿いの、とある道。ここを、現在、大学生となったソフィアは、スマホで、女性の水着画像を、次々に、見ながら、突っ立っていた・・・・。
ソフィア「・・・・ああ~♪・・・かわいいなぁ~♪♪・・・・」
こうして、スマホで、女性の水着画像を、眺めていると、・・・・。
ソフィア「!・・・・えっ!?・・・・」
この海沿いの道を、音楽を聴きながら、歩いていたカズヤが、ソフィアの側を、通り過ぎる。そんなカズヤに、ソフィアは、見惚れている・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・突然、・・・恋に落ちた・・・・」
【シーン10】~次の日、・・・・~
ここは、とある大学の、学食の中。ここで、ソフィアは、この学食の、定食を食べながら、ちょっと離れた所で、音楽を聴きながら、定食を食べているカズヤを、眺めていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・女の子なら、恋愛感情を、抱いた子は、何人もいた。でも、いくら、女性らしいと言っても、男の人を、こんなに好きになったのは、・・・初めてだった!!・・・・」
【シーン11】
ここは、とある大学の、キャンパス内の道。ここを、カズヤは、音楽を聴きながら、大学の教科書を、読んで、移動していた。その後ろを、ソフィアは、少し離れた所から、付けていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・女の子になら、こんな風に、ストーカー紛いなことは、結構したが、これも、男の人には、初めて・・・・」
【シーン12】
ここは、海沿いの、とある道。ここで、カズヤは、音楽を、聴きながら、歩いていた。その後ろを、ソフィアは、少し離れた所から、付けていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・いろんな人に、あからさまに、誘惑してきた私だが、今回は、違った。何だか、男相手に、・・・本気になったみたい・・・ミュージカルとかの、関係者でもないのに・・・・」
【シーン13】~とある日、・・・・~
ここは、海沿いの、とある道。ここで、カズヤは、音楽を、聴きながら、歩いていた。その後ろを、ソフィアは、少し離れた所から、付けていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・そんな感じで、なかなか、声をかけれずにいた、私だが、ある日・・・・」
この後、ソフィアは、恥ずかしがりながらも、勇気を持って、カズヤの方に、駆け出し、これまた、勇気を持って、カズヤに、声をかけた・・・・。
ソフィア「・・・・あっ!・・・あの!!・・・・」
こう声をかけられ、カズヤは、立ち止まり、ソフィアの方に、振り向く・・・・。
カズヤ「?・・・・はっ・・・はい・・・・??」
この後、ソフィアは、ドキドキしながら、顔を赤くし、上目遣いで、まともに、顔を見れずにいた・・・・。
ソフィア「・・・・私・・・あなたのこと・・・・」
このソフィアの雰囲気に、カズヤは、妙に、緊張してしまう・・・・。
カズヤ「・・・・はっ・・・はい・・・・」
この後、しばらく、間があく・・・・。
ソフィア「・・・・あっあなたのこと・・・好きなんですよね・・・・」
これを聞いて、カズヤは、あまりに、ビックリしてしまい、一瞬、言葉を失う・・・・。
カズヤ「・・・・えっ・・・・!?」
この後、ソフィアは、恥ずかしさで、更に、顔を赤くし、やはり、顔を、まともに見れない。そのまま、しばらく、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?・・・あっ・・・あの・・・・」
この後も、そのまま、しばらく、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あの・・・そっ・・・それって・・・・」
この間も、ソフィアは、カズヤの顔を、まともに、見れずにいた・・・・。
ソフィア「・・・・あっあの・・・・」
このソフィアの雰囲気に、カズヤは、やはり、構えてしまい、妙に、緊張してしまう・・・・。
カズヤ「・・・・はっ・・・はい・・・・」
この後、ソフィアは、顔も、ろくに見れない状態で、カズヤの手を、ガバッ!と掴む・・・・。
カズヤ「!・・・・へっ!?・・・・」
この後、ソフィアは、更に、顔を、赤くしてしまう。そして、カズヤの手を引っ張って、ズカズカと、歩き出す・・・・。
カズヤ「!へっ!?へっ!?」
ソフィアは、緊張で、ガチガチだが、力強く、カズヤの手を、引っ張って、ズカズカ歩いている・・・・。
ソフィア「・・・・ほっ!ホテル!!・・・行きましょうね!♪・・・・」
こう言ってるソフィアは、やはり、緊張で、ガチガチだ・・・・。
カズヤ「あっ!いやっ!ちょっと!いきなり!ホテルって!ちょっ!そっ!それは!いっ!いきなり過ぎじゃない!?えっ!?ちょっとぉ~!?ちょっとぉ~!!?」
このカズヤの声にも、ソフィアは、止まる気配が、無かった・・・・。
【シーン14】
ここは、とあるラブホの中の、一室。ここに、ソフィアは、カズヤを、引っ張って連れて、ここに入る。しばらく、ソフィアとカズヤは、しばらく、このドアの前で、立ち尽くしている・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あのぉ~・・・・」
カズヤは、ソフィアに、恐る恐る、こう聞く・・・・。この後、ソフィアは、再び、顔を赤くし、ドアを閉め、再び、カズヤの手を、引っ張って、ズカズカと、部屋の奥に、進む・・・・。
カズヤ「!えっ!?あっ!いやっ!ちょっとぉ~!!?」
このカズヤの、制止も聞かず、ソフィアは、カズヤの手を、引っ張って、進み、ベッドの前で、立ち止まる・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あの?・・・・」
この後、ソフィアは、カズヤを、ドンッ!と、ベッドに、突き倒す・・・・。
カズヤ「!?ちょっ!ちょっとぉ~!!?」
そのまま、カズヤは、ベッドの上に、バタンッ!と倒れる・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あの・・・・」
この後、ソフィアも、ベッドの上に、上がる・・・・。
ソフィア「・・・・あっ・・・あの・・・えっ・・・えっと・・・そのぉ~・・・・」
こう言いながら、恥ずかしそうに、している、ソフィアを、カズヤは、呆然と、眺めている・・・・。
カズヤ「・・・・はっ・・・はあ・・・・」
この後、ソフィアは、また、更に、顔を、赤くする・・・・。
ソフィア「・・・・とっ!とりあえず!!・・・えっ!エッチしましょ!♪?・・・・」
こう言いながら、ソフィアは、パッパッと脱ぎ、上半身は、裸になる・・・・。
カズヤ「!えっ!?えっ!?あっ!あの!?ちょっとぉ~!?」
この後、ソフィアは、バッ!とカズヤの前に、倒れ込み、カズヤに、勢いよく口に、キスをする・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?えっ!?」
この後、ソフィアは、カズヤの服を、ドンドン、脱がせていきながら、自分の、下半身も、裸にして、ドンドン、カズヤに、愛撫していく・・・・。
カズヤ「!あっ!いやっ!ちょっと!こっ!これは!いきなり過ぎって!嬉しいけど!でも!!これは!!ちょっと!まっ!待って!!待ってぇ~~!!!」
こうして、カズヤとソフィアは、付き合う前に、ベッドを、共にした・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・そんなこんなで・・・・」
【シーン15】~とある日、・・・・~
ここは、海沿いの、とある道。ここを、カズヤとソフィアは、手を繋いで、歩いていた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「私達は、付き合うことになった」
カズヤ「・・・・それにしても、ミュージカル女優だなんて・・・・」
カズヤは、驚きを、隠せなかった・・・・。
ソフィア「・・・・うん・・・まあ・・・だから、・・・音楽は好き・・・うん・・・・」
この後、カズヤは、少し、考え込む・・・・。
カズヤ「・・・・まあぁ~、でもぉ~・・・俺も、音楽は、好きだけどぉ~・・・ミュージカルとはぁ~・・・違うかなぁ~・・・・」
ソフィア「・・・・どうだろ?・・・確かに、芸術性あふれる曲が、多いけど・・・・」
カズヤ「・・・・ああ~・・・やっぱ・・・クラシック?・・・・」
ソフィア「・・・・も・・・かな?・・・他にも、ジャズとかぁ~・・・ブルースとかぁ~・・・シャンソンとかぁ~・・・・」
カズヤ「・・・・ああ~・・・でも、やっぱぁ~・・・俺の聞いている、音楽とはぁ~・・・違うかなぁ~・・・・」
ソフィア「・・・・だよね?・・・やっぱぁ~・・・POPS?・・・・」
カズヤ「・・・・いやっ・・・ロックかな?・・・・」
ソフィア「!ロックかぁ~!♪」
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・・」
ソフィア「・・・・へぇ~・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・V系ロックだけどね・・・・」
これを聞いて、ソフィアは、怪訝な顔をする・・・・。
ソフィア「?V系ロックぅ~??」
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・そうだね・・・うん・・・・」
ソフィア「?えっ??V系ロックって何!?」
カズヤ「!えっ!?・・・・ああ~っ・・・V系ロック・・・ヴィジュアル系ロックの略・・・・」
これを聞いて、ソフィアは、更に、怪訝な顔をする・・・・。
ソフィア「・・・・?えっ!?・・・?えっ!?・・・?ヴィジュアル系ロック??・・・?何それ??・・・・」
カズヤ「・・・・えっ!?・・・ああ~っ・・・ヴィジュアル系・・・一応、外見系って、意味だけど・・・・」
ソフィア「!えっ!?外見系!?音楽じゃないの??」
カズヤ「!いやっ!!分類的には!外見の派手さだけど!俺は!!ちゃんと!音楽性で!聞いてるよ!」
カズヤは、つい、焦りながら、言った・・・・。これを聞いて、ソフィアは、何となく、ホッとする・・・・。
ソフィア「・・・・音楽性・・・うん、そうか・・・音楽性か♪・・・・」
こう言いながら、ソフィアは、何度も、何度も、コクンッ!コクンッ!と頷いた・・・・。
カズヤ「・・・・まあ・・・一般的には、男が、派手なメイクを、しているってことで、売れてるけど・・・・」
ソフィア「!メイクぅ~!?」
この後、カズヤは、つい、苦笑いする・・・・。
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・ヴィジュアル系ロックは、・・・顔に、派手な、女性的なメイクをする、バンドだね♪・・・・」
カズヤは、やはり、苦笑いだ・・・・。
ソフィア「・・・・女性的な・・・メイク・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・音楽性も、・・・中性的なんだけどね・・・どことなく・・・・」
ソフィア「!中性的かぁ~!♪」
カズヤ「・・・・うん・・・まあ・・・ね・・・うん・・・・」
カズヤは、やはり、苦笑いだ・・・・。
ソフィア「・・・・ロックで、・・・中性的かぁ~・・・・」
カズヤ「・・・・まっ・・・まあ・・・・」
カズヤは、やはり、苦笑いだ・・・・。この後、ソフィアは、満面の笑みで、カズヤに、微笑む・・・・。
ソフィア「ねえ♪?試しに♪聞かせてくれない♪?」
カズヤ「!んっ!?・・・ああ~っ・・・・」
この後、カズヤは、自分が、普段、音楽聴いてる、小型CDプレイヤーを、取り出す・・・・。
カズヤ「・・・・ああ~っ・・・ちょっと・・・持ってて♪・・・・」
ソフィア「!えっ!?・・・うん・・・・」
この後、ソフィアに、カズヤは、小型CDプレイヤーを、持って貰う・・・・。この後、カズヤは、鞄に入ってる、数枚のCDから、選び始める・・・・。
カズヤ「・・・・えっと、・・・まあ、・・・全部、ロックだけどぉ~・・・最初は、激し過ぎないのが、いいよね・・・・?」
ソフィア「・・・・えっ!?・・・どうだろ?・・・ロックって、・・・聴かないから・・・・」
カズヤ「!あっ!♪じゃあ♪尚更!♪激し過ぎないのが♪いいよね♪?じゃあ!♪これから♪・・・・」
こう言いながら、カズヤは、この鞄から、一枚のCDを、取り出し、ソフィアに、渡す・・・・。
ソフィア「・・・・CD・・・・?」
カズヤ「!えっ!?・・・・うん、CD・・・・」
この後、しばらく、静かに、風の音が、響く・・・・。
ソフィア「・・・・あっあの・・・・」
カズヤ「!んっ!?」
この後も、しばらく、静かに、風の音が、響く・・・・。
ソフィア「・・・・サブスクで、・・・聴いたら?・・・音楽の・・・・」
これを聞いて、カズヤは、キョトンとする・・・・。
カズヤ「・・・・へっ・・・・!?」
この後も、しばらく、静かに、風の音が、響く・・・・。
カズヤ「?・・・・音楽の・・・サブスク・・・・??」
ソフィア「・・・・うん・・・・」
この後も、しばらく、静かに、風の音が、響く・・・・。
カズヤ「?・・・・それ・・・何・・・・??」
これを聞いて、ソフィアは、怪訝な顔をする・・・・。
ソフィア「・・・・へっ!!?・・・・」
【シーン16】
ここは、海沿いの、とある道。ここで、ソフィアは、カズヤに、『音楽のサブスク』について、説明した・・・・。
カズヤ「・・・・知らなかった・・・・」
ソフィア「でしょ!!?」
カズヤ「・・・・うん・・・・」
この後、ソフィアは、深く、ため息をつく・・・・。
ソフィア「・・・・やってあげようか・・・・?」
カズヤ「・・・・うん・・・・」
この後、カズヤは、ソフィアに、自らのスマホを、渡す・・・・。この後、ソフィアは、カズヤのスマホに、『音楽のサブスク』を、使えるようにした・・・・。
ソフィア「はい♪♪」
こう言いながら、ソフィアは、カズヤに、スマホを返す・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・ありがとう・・・・」
ソフィア「いいよ♪♪」
この後、カズヤは、咳払いをする・・・・。
カズヤ「・・・・じゃあ、・・・さっきの、CDのグループ・・・・」
ソフィア「・・・・うん・・・・」
こうして、ソフィアは、カズヤの『音楽のサブスク』で、さっきの、V系ロックバンドの曲を、聴き始めた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「・・・・私達は、付き合い始めた。・・・確かに、付き合い始めた。・・・でも、・・・私の方は、男の中で、こんなに好きになったのは、初めてなだけ・・・女の子も、含めれば、カズヤ1人に、絞る気は、サラサラ無かった・・・・」
【シーン17】~過去のシーン~
ここは、当時、小学生だった、アサヒの自宅。ここの、アサヒの部屋で、アサヒは、小説を、読んでいた。それは、純文学、そのものだった・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私の名前は、アサヒ。純文学系の、小説の好きな、女の子だ。それは、子供の頃、・・・つまり、小学生の頃から、読んでいた・・・・」
【シーン18】
このシーンでは、アサヒと、いろんな女の子の、会話シーンが、次々に、流れていった・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私は、話すのは、苦手だった。でも、とある層の女の子とは、お喋りになれた。レズビアンの、女の子達だ・・・・」
【シーン19】
このシーンでは、アサヒと、いろんな女の子、それぞれとの、数々の、セックスシーンが、次々に、流れていく・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「そんな女の子達。みんな、可愛かった。大体、相手も、アサヒを、そう思ってくれる。そして、恋仲になり、自然と、エッチまでする・・・・」
【シーン20】
このシーンでは、少し成長した、アサヒと、いろんな女の子、それぞれとの、カフェや、レストランなどの、飲食店での、会話シーンが、次々に、流れていく・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「そんな女の子達とは、ずっと、交流がある。レズビアンは、滅多に、出会わないから、ネット社会の現在、お別れには、なりにくい。何かしら、繋がりがある・・・・」
【シーン21】
ここは、とある本屋で、アサヒが、小説を、選んでいる。そして、とある本が、目に止まる。カツマサの小説だ・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私は、大体の小説は、読み尽くした。そのせいか、この人・・・カツマサ先生の、小説の、一風変わったタイトルが、目に入った・・・・」
【シーン22】
ここは、とある本屋で、アサヒは、小説を、買うため、レジで、会計していた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「興味本位で、この小説を買った、私だが、・・・・」
【シーン23】
ここは、とある公園のベンチ。ここで、アサヒは、座って、カツマサの小説を、読んでいた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「この人の小説は、内容も、一風変わっていた。何と言うか、ヒロインが、喋りで、元気で、子供みたい。夢の女の子を、妄想してしまうのが、純文学だが、この人の、夢の女の子は、無邪気な子供を、イメージしてしまう・・・・」
【シーン24】
ここは、高校生当時の、アサヒの自宅の部屋で、アサヒは、パソコンで、ネットを通じて、カツマサのことを、調べていた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「この人のことを、調べていると、この人は、私と同い年で、天才作家と、呼ばれていることが、分かった・・・・」
【シーン25】
ここは、とある大学の、入試会場。ここで、アサヒは、この大学の、入試に、挑んでいた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私は、この人の、志望大学を、調べ、この人と、同じ大学の、入学を目指し、入試に挑んだ・・・・」
【シーン26】~現在のシーン~
ここは、とある大学の、キャンパスの中の道。ここで、アサヒは、カツマサの小説を、読みながら、ベンチに、座っていた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私は、無事、同じ大学に、合格した。そして、・・・・」
こうしていると、カツマサが、小説を、読みながら、アサヒの。前を、通り過ぎて行く・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私は、同じ大学にいる・・・・」
【シーン27】
このシーンでは、来る日も来る日も、してる、アサヒが、カツマサにしている、カツマサの、後ろを、付けてる行為のシーンが、次々に、流れていく・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「同じ大学に、合格したものの、私は、なかなか、声をかける勇気が、持てなかった・・・・」
【シーン28】
ここは、とある大学の、キャンパスの中の道。ここで、アサヒは、カツマサの小説を、読みながら、ベンチに、座っていた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「・・・・そして、今日・・・・」
この後、アサヒは、ベンチから、立ち上がり、カツマサを、追いかける・・・・。
アサヒ「あっ!あの!!」
カツマサ「!はっ!はい!!何でしょう!?」
アサヒ「・・・・あの・・・えっと・・・そのぉ~・・・・」
アサヒは、カツマサの、顔もまともに見れずに、顔を、赤くする・・・・。
カツマサ「・・・・あの・・・何でしょう?・・・・」
アサヒ「!あっ!はい!!・・・・えっと・・・そのぉ~・・・・」
この後、しばらく間があく・・・・。
カツマサ「・・・・あの・・・・」
アサヒ「!あっ!はい!!・・・じっ実は、・・・私・・・・」
この後、しばらく間があく・・・・。
カツマサ「・・・・はっ・・・はい・・・・」
この後、アサヒは、何だか、モジモジしている・・・・。
アサヒ「・・・・私・・・カツマサ先生の、ファンです・・・・」
これを聞いて、カツマサは、意外で、予想外なセリフに、呆然とする・・・・。
カツマサ「・・・・?へっ??・・・・」
この後、しばらく、静かに、風の音が、響き渡る・・・・。
カツマサ「?・・・・僕の・・・ファン・・・・??」
アサヒ「・・・・はい・・・・」
こう言いながら、アサヒは、やはり、恥ずかしそうに、している・・・・。このセリフと、このアサヒの様子に、カツマサは、何だか調子に乗り、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
カツマサ「いやっ!♪これは!!♪光栄だ!♪僕のファンですかぁ~♪♪そうですかぁ~♪いやはや!♪・・・それで!僕の小説♪どうですか♪?」
このテンションが、異常に、高くなった様子に、アサヒは、あまりに、想像と、違っていたため、すっかり、戸惑ってしまう・・・・。
アサヒ「・・・・はっはい・・・えっとぉ~・・・そのぉ~・・・・」
戸惑いのあまり、アサヒは、苦笑いだ・・・・。
カツマサ「!あっ!大丈夫ですよぉ~♪ゆっくり!♪考えて!頂いて構いません♪ゆっくりと♪」
これを聞いて、アサヒは、落ち着きを、取り戻す・・・・。
アサヒ「はっ!はい!♪分かりました♪・・・・」
この後、アサヒは、更に、落ち着かせるため、深呼吸する・・・・。
アサヒ「・・・・はい♪♪・・・えっとぉ~♪先生の、作風はぁ~♪とてもぉ~♪みんながぁ~♪優しくてぇ~♪みんながぁ~♪頭良くてぇ~♪変な人達です♪♪・・・・」
これを聞いて、カツマサは、何となく。固まってしまう・・・・。
カツマサ「・・・・?へっ変な人達??・・・・」
アサヒ「はい♪♪」
これを聞いて、カツマサは、更に、固まってしまう・・・・。
カツマサ「・・・・へっ・・・変な人達・・・・」
こう言いながら、カツマサは、何となく、ガッカリしてしまう・・・・。
アサヒ「先生のぉ~♪作風はぁ~♪他の大先生とぉ~♪違ってぇ~♪セリフがぁ~♪変わっててぇ~♪笑えます♪♪」
これを聞いて、カツマサは、気持ちが、更に、絶望に、突き落とされる・・・・。この後、しばらくして、カツマサは、気持ちを、立て直し、咳払いをする・・・・。
カツマサ「・・・・興味本位で、聞きますが、他の大先生方の、感想は、どうなんですか・・・・?」
アサヒ「はい♪♪えっとぉ~♪他の大先生方はぁ~♪いつも♪難しくて♪丁寧です♪♪」
これを聞いて、カツマサは、何となく、虚しい気持ちになる・・・・。この後も、カツマサは、気持ちを、立て直し、咳払いをする・・・・。
カツマサ「・・・・えっと・・・僕のは・・・難しくないと・・・・?」
アサヒ「いいえ♪難しいです♪♪」
これを聞いて、カツマサは、何となく、安心し、急に、元気になる・・・・。
カツマサ「それは!♪何より♪いやぁ~♪♪僕も♪色々考えて、作ってますからねぇ~♪」
アサヒ「分かってます♪♪先生のぉ~♪作品はぁ~♪難しくてぇ~♪優しくてぇ~♪変な人達ばかりでぇ~♪癒されます♪♪」
カツマサ「はい!♪それで♪構いません!♪いやぁ~♪こんなに!!近くに!僕のファンが!いるなんてぇ~♪」
アサヒ「・・・・あのぉ~・・・・」
カツマサ「はい!♪何でしょう♪?」
アサヒ「付き合いたいです♪♪」
これを聞いて、カツマサは、驚きで、呆然としてしまう・・・・。
カツマサ「・・・・あっ・・・はっ・・・はい・・・それはまた、・・・突然ですねぇ~・・・・」
アサヒ「本気です!!!!」
この後、カツマサは、アサヒの、このセリフの勢いで、驚き、戸惑う・・・・。
カツマサ「・・・・あっ・・・はい・・・それじゃあ・・・付き合って・・・みます・・・・??」
アサヒ「はい!!♪お願いします!♪」
こう言いながら、アサヒは、頭を下げる・・・・。このまま、しばらく間があく・・・・。
カツマサ「・・・・じゃあ・・・付き合いましょう・・・・」
これを聞いて、アサヒは、頭を上げ、目を輝かせ、カツマサを見る・・・・。
アサヒ「ありがとうございます!!♪」
アサヒは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
カツマサ「いえいえ!♪君みたいな娘なら♪そりゃあ!♪みんな♪そう言うさ!♪」
アサヒ「いえっ!♪嬉しいです!♪」
カツマサ「それは!♪何より♪」
アサヒ「わ~い♪わ~い♪カツマサ先生と♪付き合えるぞぉ~♪」
こう言いながら、アサヒは、カツマサの、周囲を、回りながら、両手で、万歳を、何度もした・・・・。
カツマサ「いやいや!♪そりゃあ♪僕なんかで♪良かったらね♪♪」
アサヒ「そんなこと♪ないですよぉ~♪先生は♪すごい人です♪」
カツマサ「いやぁ~♪♪そこまで言われると♪ますます!♪照れるなぁ~♪♪」
アサヒ「私も!♪照れてます♪♪」
カツマサ「お互い様だねぇ~♪」
アサヒ「はい!♪お互い様ぁ~♪」
カツマサ「いやぁ~♪♪これは♪ラッキー♪作家続けて♪良かったぁ~♪♪」
アサヒ「これからも♪書いて下さい♪♪」
カツマサ「はい!♪もちろんですよぉ~♪僕は♪表現者ですから♪♪」
アサヒ「やったぁ~♪♪」
ナレーション(アサヒの声で)「こうして、私達は、付き合うことになった」
【シーン29】
ここは、ソフィアの自宅の、ソフィアの部屋。ここで、カズヤとソフィアは、並んで、座っていて、この部屋の、ソフィアのパソコンを、いいステレオに、繋ぎ、そのパソコンからの、音楽を、ステレオで、聞いていた。音楽は、J-Popではなく、クラシック、ジャズ、ブルースが、中心であった・・・・。
カズヤ「・・・・やっぱ、ミュージカル女優の、聴く音楽は、違うねぇ~♪・・・・」
ソフィア「・・・・まあ・・・舞台は、芸術系ばっかり、出てたし・・・・」
カズヤ「・・・・まあ、・・・でも、・・・こうして、ゆったり聴くのは、初めてだけど、いい音楽ばかりだね・・・・」
ソフィア「!分かるぅ~♪?」
カズヤ「・・・・うん・・・分かる・・・何だか、・・何って言うか、・・・綺麗で、美しいばかりじゃないよね?・・・うん・・・・」
ソフィア「・・・・うん・・・そう・・・美しいばかりじゃ・・・ないんだよね・・・ホント・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・何か、・・・誠実な感情と、欲望的な感情が、入り乱れてるよね?・・・うん・・・・」
ソフィア「!そこまで!!分かるんだ!?」
カズヤ「・・・・うん、・・・何か、・・・貴族的なんだけど、・・・人間の、表面と裏面が、・・・しっかり、・・・それでいながら、・・・しっとりも、あるけど、・・・曲によっては、・・・ダイナミックだよね?・・・何だか・・・・」
これを聞いて、ソフィアは、驚きを、隠せない・・・・。
ソフィア「・・・・凄い・・・しっかり聴くの、初めてで、・・・そこまで、分かるなんて・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・ダイナミックって言ったけど、・・・何か、・・・嫉妬心表現させるの、うまいよね?・・・激しいけど、・・・激しい、嫉妬心による、怒りとか・・・ゆっくりでも、・・・嫉妬心による、・・・悲しみとか、苦しみとか・・・・」
これを聞いて、ソフィアは、更に、驚く・・・・。
ソフィア「・・・・私・・・芸術関係の人以外で、・・・そんな感想・・・初めて聞いた・・・・」
カズヤ「!そうなの!?」
ソフィア「・・・・うん・・・何か・・・ホント・・・そうなんだよね・・・時には、・・・狂おしい、嫉妬心って言うか・・・それでいながら、・・・相手への、純真な愛だとか・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・何か・・・曲によっては、・・・美しいのに、狂気を、感じさせたり・・・それでいながら、・・・貴族的に、紳士に、まとめたり・・・・」
ソフィア「・・・・ああ・・・分かる・・・激情は、あるけど・・・抑えて、至極、冷静に、振る舞ったり・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・その、紳士的な様子が、美しさを、醸し出してると思うな・・・・」
ソフィア「・・・・分かる・・・ホント・・・分かるな・・・・」
この後、カズヤとソフィアは、しばらく、互いに、見つめ合い、その後、互いの欲望を、抑えきれず、口付けを、交わし、激しく、互いを、求めるように、この場で、セックスを、始めた・・・・。
【シーン30】
ここは、カツマサの自宅の、カツマサの部屋。この部屋には、数多くの、恋愛シュミレーションゲームの、萌えキャラの、ポスター。各世代の、女性アイドルの、ポスターが、貼られており、棚には、これまた、数多くの、小説、漫画、書物、ライトノベル、アニメなどの解説本などが、並んでいた。見え渡す限り、ギッシリである。机には、ノートパソコンがあり、ネットに接続されている・・・・。
カツマサ「・・・・っで、では、・・・どうぞ・・・・」
アサヒは、カツマサに、こう中に、入るように、促される・・・・。
アサヒ「はい!♪では!お邪魔しまぁ~す♪♪」
カツマサ「うむ♪」
この後、アサヒは、部屋に入り、後から、カツマサも入る。そして、アサヒは、カツマサの、作家と思えないような、一風変わった部屋に、呆然とし、部屋のあちこち、周囲を、見渡す・・・・。
アサヒ「・・・・何か・・・女の子が、いっぱい・・・・」
カツマサ「そうでしょう♪そうでしょう♪」
アサヒ「・・・・かわいいなぁ~♪・・・・」
この後、カツマサは、深く、ため息をつく・・・・。
カツマサ「・・・・まあ・・・そうなんですよ・・・純文学って、簡単に言えば、恋愛ものですからね・・・モテない、僕にとっては、・・・こう言うのでもないと、書くことが、できなくてね・・・・」
アサヒ「?そうなんですかぁ~??」
これを聞いて、カツマサは、苦笑いする・・・・。
カツマサ「・・・・ええっ・・・そうです・・・僕は、リアルな世界では、恋愛できないんです・・・でも、恋愛ものは、書かないといけない・・・だから、僕は、これらの、ポスターで、妄想して、作品に、してるんです・・・・」
これを聞いて、アサヒは、愛おしそうに、カツマサを、見つめる・・・・。
アサヒ「・・・・アサヒじゃ・・・ダメですか・・・・??」
これを聞いて、カツマサは、驚きを、隠せない・・・・。
カツマサ「・・・・そこまで、・・・僕のこと、・・・本気で・・・・」
この後、アサヒは、キョトン!とした後、カツマサに、向かって、無邪気に、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
アサヒ「だって!♪私は♪先生の♪ファンですから♪♪」
ここまで言われ、カツマサは、感激のあまり、涙を流す・・・・。
カツマサ「・・・・そこまで、・・・僕のことを・・・・」
アサヒ「はい!♪アサヒは!いつまでも♪先生の側に♪いたいです♪♪」
この後、カツマサは、しばらく、泣いている・・・・。
カツマサ「・・・・ありがとう・・・・」
アサヒ「先生!♪いつまでも♪側にいます!♪だから♪泣かないで下さい♪♪」
この後、カツマサは、自らの、涙を拭う・・・・。
カツマサ「・・・・アサヒちゃん・・・・」
アサヒ「・・・・先生♪・・・・」
こんなことを、言いながら、カツマサとアサヒは、しばらく、互いを、見つめ合い、そのまま、口付けを交わし、そのまま、互いが互いの、服を、脱がしていき、そのまま、セックスを、始めた・・・・。
【シーン31】
ここは、とあるライブハウス。ここで、とあるロックバンドが、ライブをしていた。だが、客は、ほとんどいない。ポツポツいる程度。このポツポツいる、客が、このバンドの、ボーカルの、カナエの、カリスマ性だけで、物凄く、盛り上がってはいる。もっとも、このロックバンドの、音楽性は、高いのだが、客が、夢中なのは、カナエにだけだ・・・・。
男性客達「カ・ナエ・ちゃん!!カ・ナエ・ちゃん!!カ・ナエ・ちゃん!!カ・ナエ・ちゃん!!」
カナエ「お前らぁ~!!!!まだまだ!!そんなもんじゃねぇ~だろ!!!もっと来ぉ~い!!!!」
男性客達「うおおおおぉぉぉぉ~!!!!いいぞおおおおぉぉぉぉ~!!!カナエちゃぁ~ん!!」
こうして、ライブハウスの、小さなライブは、続いていった・・・・。
【シーン32】~ライブ終了後、・・・・~
ここは、ライブの終わった、ライブハウスの、すぐ外。ここに、カナエと、他4人の、バンドメンバー達は、ライブの終わった余韻のまま、集まっていた・・・・。
カナエ「・・・・おしっ!♪それじゃ!また♪・・・・」
バンドメンバー①「おうっ!♪そんじゃ♪」
バンドメンバー②「じゃっ!♪またッス♪」
バンドメンバー③「それじゃっ!♪」
バンドメンバー④「じゃっ!次も!よろしくッス!♪」
こうして、カナエを含む、バンドメンバーは、それぞれ、別々の方向に、散って行った・・・・。
カナエ「・・・・いやぁ~・・・疲れたわぁ~・・・・」
こう言いながら、カナエは、ダルそうに、歩いている・・・・。
カナエ「・・・・さてっ・・・帰って・・・とりあえず、酒飲も・・・んっ!?・・・・」
こう言いながら、カナエは、怪訝な顔をし、立ち止まる・・・・。その視線の先には、カズヤとソフィアが、手を繋いで、歩いていた・・・・。
カナエ「・・・・あれって・・・ソフィアに・・・確か、・・・カズヤって人・・・・」
こうして、立ち止まっていると、カズヤとソフィアは、カナエの視界から外れる・・・・。
カナエ「・・・・へえ~っ♪・・・カズヤかぁ~♪・・・実は、私も、狙ってたんだけどなぁ~♪・・・・」
この後、カナエは、ニヤニヤしながら、考え込む・・・・。
カナエ「せっかくだし♪私も、分けて貰おうかなぁ~♪♪」
こう言いながら、カナエは、妄想に、ふけ始めた・・・・。
【シーン33】
ここは、とある大学の、学食の中。ここで、サナエ、フウカ、トモミの3人は、それぞれ、定食を、食べながら、会話していた・・・・。
サナエ「・・・・ねえ?知ってる??」
フウカ「?何を??」
サナエ「カツマサ先生に、彼女ができたこと」
トモミ「!えっ!?嘘ぉ~!!?」
フウカ「そうなの!!?」
サナエ「そうなんよぉ~・・・この大学内にぃ~・・・・」
トモミ「ええ~っ!!?」
フウカ「・・・・何か・・・私達も、狙ってたのに・・・・」
トモミ「・・・・うん・・・・」
サナエ「・・・・分かる・・・・」
この後、サナエ、フウカ、トモミの3人は、ほぼ同時に、深く、ため息をつく・・・・。
トモミ「・・・・まだ、早いよねぇ~・・・あの萌えオタ作家には・・・・」
フウカ「・・・・うん・・・・」
サナエ「ああ~!!誘惑係!トモミなんにぃ~・・・・」
トモミ「全くよぉ~!!楽しみにしてたのにぃ~!・・・・」
フウカ「・・・・そうだよねぇ~・・・・」
この後も、サナエ、フウカ、トモミの3人は、ほぼ同時に、深く、ため息をついた・・・・。
トモミ「その彼女!レズビアン!?」
サナエ「・・・・どうなんやろぉ~・・・・」
フウカ「・・・・名前は・・・・?」
サナエ「!えっ!?・・・・確かぁ~・・・アサヒ・・・・」
フウカ「・・・・ああ~・・・・」
こう言いながら、フウカは、コクンッコクンッと頷く・・・・。
フウカ「・・・・もし、同一人物なら、そのアサヒって娘は、歴とした、レズビアンだったはず・・・・」
サナエ「あっ!そうなんやぁ~♪」
フウカ「・・・・同一人物ならやけど・・・・」
トモミ「とりあえず、確認してみましょ♪」
サナエ「そうやね♪」
フウカ「うん」
この後、サナエ、フウカ、トモミの3人は、しばらく、静かに、それぞれの、定食を、食べていた。そして、・・・・。
トモミ「!来た!♪」
フウカ「!えっ!?」
サナエ「!あっ!ホントだ。彼女もいる」
こうして、この学食内に、カツマサとアサヒが、入って来る・・・・。
フウカ「ホントに、彼女なの?」
トモミ「彼女でしょう♪あいつ、萌オタだし」
サナエ「だね♪」
フウカ「うん」
トモミ「よしっ!♪確認するよ♪」
フウカ「オッケぇ~♪」
この後、フウカは、アサヒを、確認する・・・・。
フウカ「!あっ!間違いない。あのアサヒだ♪」
トモミ「ホントぉ~!!?」
サナエ「あっ!それなら!大丈夫!」
トモミ「だね♪」
サナエ「うん♪」
フウカ「まずは♪アサヒちゃんに!接触だねぇ~!♪」
トモミ「だね♪」
サナエ「うん♪」
この後、サナエ、フウカ、トモミの3人は、子供のような、無邪気で、悪戯好きそうな、笑みを、浮かべていた・・・・。
【シーン34】
ここは、とあるカフェ。ここに、カナエは、カフェオレを、飲みながら、人を待っていた・・・・。
カナエ「・・・・いつもの事ながら・・・早く来すぎたな・・・・」
この後、カナエは、軽く、一息ついた・・・・。そのまま、しばらくして、このカフェの中に、ソフィアが、入って来る。そのソフィアを発見し、カナエは、ソフィアに手を振る・・・・。
カナエ「ソフィアちゃぁ~ん♪♪こっち♪こっち♪」
カナエの、この呼び声を聞いて、ソフィアは、カナエの方に、気付き、そのまま、カナエの座っている、テーブルに向かう・・・・。
ソフィア「お待たせぇ~!♪早かったね♪?」
こう言いながら、ソフィアは、そのまま、椅子に座る・・・・。
カナエ「いつもの事やん!♪」
ソフィア「まあね♪♪」
この後、カナエは、再び、カフェオレを飲む・・・・。
ソフィア「・・・・それで!話って♪?」
これを聞いて、カナエは、ニタッ!と意味深な笑みを、浮かべる・・・・。
ソフィア「・・・・なっ!・・・何っ!?・・・・」
このまま、カナエは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
カナエ「ソフィアさぁ~♪今♪彼氏いるでしょう♪♪」
これを聞いて、ソフィアは、顔を、赤くする・・・・。
ソフィア「・・・・しっ知ってたんだ・・・・」
カナエ「まあねぇ~♪♪」
この後、ソフィアは、誤魔化すように、咳払いをする・・・・。
ソフィア「・・・・まあ・・・ね・・・うん・・・・」
こう言ってる、ソフィアは、やはり、恥ずかしそうだ。そんなソフィアを、カナエは、意外そうな表情で見る・・・・。
カナエ「・・・・ソフィア・・・本気なんだ・・・・」
これを聞いて、ソフィアは、ギコちない笑みを、浮かべる・・・・。
ソフィア「・・・・まあ・・・でも、・・・カナエちゃんとか・・・フウカちゃんとか・・・トモミちゃんとか・・・みんな程じゃないけど・・・・」
カナエ「ああね♪」
この後、ソフィアは、再び、ギコちない笑みを、浮かべる・・・・。
ソフィア「・・・・でもさ♪・・・何だか・・・男の人で、・・・あれだけ惹かれる人って、・・・いなかったかな♪・・・・」
こう言いながら、ソフィアは、苦笑している・・・・。
カナエ「・・・・いいんだけどね♪・・・分かるよ♪・・・・」
ソフィア「!そうなの!?」
カナエ「・・・・うん・・・あたしも、・・・狙ってたから・・・・」
この後、ソフィアは、驚きで、一瞬、思考が止まる・・・・。
ソフィア「そうなのぉ~!!?」
これを聞いて、カナエは、誤魔化すように、笑みを浮かべる・・・・。
カナエ「・・・・まあね♪・・・・」
この後、ソフィアとカナエは、互いに、しばらく、見つめ合う・・・・。そして、互いに、自然に、笑みが溢れ、そのまま、互いに、無邪気に、笑い合う・・・・。
ソフィア「・・・・あたしだけじゃ♪なかったんだぁ~♪・・・・」
カナエ「・・・・あたしも、思った♪・・・・」
この後、ソフィアとカナエは、再び、互いに、無邪気に、笑い合った・・・・。
【シーン35】~カフェから、出た後、・・・・~
ここは、海沿いの、とある道。ここで、ソフィアとカナエは、会話しながら、並んで、歩いていた・・・・。
ソフィア「・・・・そういうことね・・・・」
カナエ「うん♪♪そういうこと♪」
この後、ソフィアは、深く、ため息をつく・・・・。
ソフィア「・・・・いいけどさ、別に・・・・」
カナエ「よぉ~し♪♪」
こう言いながら、カナエは、ガッツポーズをする。その後、ソフィアは、再び、深く、ため息をつく・・・・。
ソフィア「・・・・相変わらず、現金ねぇ~・・・・」
カナエ「まあねぇ~♪♪」
カナエは、悪ビレもせず、満面の、無邪気な笑みで、こう言う・・・・。この様子を見て、ソフィアは、軽く、一息ついた・・・・。この後、2人は、立ち止まり、互いに、しばらく、見つめ合う・・・・。その後、ソフィアとカナエは、濃厚な、キスを交わした・・・・。
【シーン36】
ここは、カナエの自宅。ここの寝室の、ベッドの上で、ソフィアとカナエは、既に、互いに、一糸纏わぬ姿で、レズプレイセックスを、していた。ソフィアは、こちらでも、濃厚に、愛し合っていた・・・・。
【シーン37】
ここは、とある大学の、キャンパスの中の道。ここで、アサヒは、カツマサの小説を、読みながら、1人で、歩いていた・・・・。しばらく、そのまま、歩いていると、・・・・。
フウカ「アぁ~サヒちゃん♪♪」
後ろから、こう声をかけられ、アサヒは、後ろに、振り向く。すると、そこには、フウカ、サナエ、トモミの3人がいた・・・・。
アサヒ「あれっ♪?フウちゃん♪?」
フウカ「久しぶり♪」
アサヒは、驚きのあまり、呆然とし、フウカは、無邪気に、笑っている・・・・。
アサヒ「どうしたのぉ~♪♪後ろの2人も♪かわいいね♪」
こう言われ、サナエとトモミも、何だか、照れてしまう・・・・。
サナエ「いやぁ~♪正面切って♪そこまで♪はっきり♪褒められると♪照れるかなぁ~♪♪」
トモミ「そうね♪♪うん♪」
アサヒ「いやぁ~♪ホントに!♪かわいいです♪♪」
トモミ「まあ♪♪」
サナエ「もっと!!言って♪もっと!!言って♪」
アサヒ「何度でも♪言います♪ホントに!♪かわいいです♪♪」
トモミ「きゃっ♪」
サナエ「うわぁ~♪マジ!気分いいわぁ~♪♪」
アサヒ「ホントのことですもん♪♪」
トモミ「照れる照れる♪♪」
サナエ「うわぁ~♪ずっと!♪聞いてたい♪」
トモミ「君も、かわいいよ♪」
アサヒ「ホントですかぁ~♪?」
トモミ「ホントよぉ~♪♪」
サナエ「ホントホント♪♪」
アサヒ「嬉しいですぅ~♪♪」
この後、フウカは、会話を、遮るように、咳払いをする・・・・。
アサヒ「!あっ!ゴメンね♪♪フウカちゃん♪」
フウカ「・・・・まあ、・・・いいんだけど・・・・」
こう言いながら、フウカは、少し、不機嫌そうにする・・・・。そんな、フウカを見て、アサヒは、苦笑いしてしまう・・・・。
アサヒ「・・・・まあまあ♪・・・ところで、何か用♪?・・・・」
これを聞いて、フウカは、改めて、咳払いをする・・・・。
フウカ「・・・・ところで・・・アサヒ・・・カツマサ先生と、付き合ってるでしょ?・・・・」
アサヒ「!えっ!?そうだけど!言ったけ??」
フウカ「ううん♪学食で、二人を見かけた♪」
アサヒ「!えっ!?・・・・ああっ!確かに♪いつも♪カツマサ先生と♪食べてる♪・・・・」
フウカ「・・・・だよね?・・・・」
アサヒ「まあねぇ~♪♪」
この後、フウカ、サナエ、トモミの3人は、現金そうな、笑みを見せる。この3人の様子を見ても、アサヒは、キョトンッ!としている・・・・。
フウカ「ねえ♪?私達も♪カツマサ先生と、エッチしたいんだけど♪」
これを聞いても、アサヒは、キョトンッ!としている・・・・。
アサヒ「・・・・えっ!?・・・う~ん・・・私は、いいんだけどぉ~・・・先生・・・純情だし・・・受け入れるかなぁ~??・・・・」
これを聞いて、フウカ、サナエ、トモミの3人は、満面の笑みを、浮かべる・・・・・
フウカ「大丈夫!!♪アサヒの許可が!♪欲しかっただけだから♪」
サナエ「うん、それ♪」
トモミ「ホント!!それだけ!♪」
この後、アサヒは、少し、考え込む・・・・。
アサヒ「・・・・とりあえず、言っとくと、カツマサ先生は、純情な人よ、作品も、性格も・・・・」
この後、フウカは、軽く、一息つく・・・・。
フウカ「そっ♪♪」
アサヒ「うん♪♪」
この後、フウカは、無邪気に、アサヒに、微笑む・・・・。
フウカ「そういう人だから♪♪惹かれるんだと思う♪だから♪カツマサ先生は♪みんなの物にしよ♪」
アサヒ「それは、大丈夫。アサヒは、カツマサ先生と、一緒に居られれば、いいから♪」
フウカ「決まりだね♪♪」
アサヒ「うん♪♪」
この後、フウカ、サナエ、トモミは、満面の笑みを、浮かべた・・・・。
フウカ「じゃっ!♪そういうことでぇ~♪」
サナエ「ありがとう♪♪」
トモミ「後で♪みんなで♪楽しも♪♪」
こう言いながら、フウカ、サナエ、トモミは、この場から、去って行った・・・・。
アサヒ「うん♪♪またぁ~♪」
こう言いながら、アサヒは、フウカ、サナエ、トモミの3人を、見送った・・・・。
【シーン38】
ここは、夜の、カズヤの、自宅の前の道。このカズヤの、自宅のドアから、カズヤが、出て来て、近くの、自動販売機に行く・・・・。
カズヤ「・・・・さてっ・・・・」
こう言いながら、カズヤは、この自販機に、お金を入れ、ジュースを買う・・・・。
カズヤ「・・・・よしっ♪・・・・」
この後、カズヤは、買ったジュースを手に、自宅に、戻ろうとすると、・・・・。
カズヤ「!!!??」
この後、カズヤは、後ろから、クロロフォルムの入った、手拭いで、自らの口を、塞がれる。そのまま、カズヤは、突然で、ほとんど抵抗できずに、眠らされた・・・・。その手拭いの主は、カナエであった・・・・。
カナエ「よしっ♪♪」
こう言いながら、カナエは、してやったりと言った、笑みを見せる。この後、カナエは、自らが、眠らせたカズヤを、両手で、運び始めた・・・・。
【シーン39】~カズヤを、運んだ後、・・・・~
ここは、カナエの自宅。ここの寝室の、ベッドの上に、カズヤは、眠らされたまま、全裸で、両手両足を、ロープで、ベッドに、縛られていた・・・・。カナエの方も、一糸纏わぬ、姿で、このベッドの前に、立っていた・・・・。しばらくして、クロロフォルムで、眠らされたカズヤが、目を覚ます・・・・。
カズヤ「・・・・んっ!・・・ここは、・・・どこだ??・・・・」
こうして、目を覚まし、意識が、はっきりして、カズヤは、自分の置かれた状況を、把握し、焦る・・・・。
カズヤ「!!?えっ!?ちょっと!どういうこと!!?」
カナエ「気が付いたぁ~♪♪?」
こう言われ、カズヤは、前方で、既に、一糸纏わぬ姿の、カナエの存在に、気付く・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!!?・・・・」
この後、カナエは、現金で、エロそうな笑みを、浮かべる・・・・。カズヤは、目を前の、出来事が、信じられず、しばらく、言葉を失い、呆然としてしまう・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あの・・・・」
カナエ「どうしたとぉ~♪♪?」
カズヤ「・・・・あっ・・・いや・・・そのぉ~・・・・」
この後、カズヤは、しばらく、口籠る・・・・。
カズヤ「・・・・あの・・・えっと・・・これは・・・一体・・・・」
この後、カナエは、意地悪で、エロそうな笑みを、強める・・・・。
カナエ「見て分からぁ~ん♪?これから♪君は♪逆レイプされるとよぉ~♪♪」
これを聞いて、カズヤは、悪い予感が、確信に変わる・・・・。
カズヤ「・・・・あっ・・・あの・・・えっと・・・ぼっ僕には・・・彼女がいて・・・えっと・・・こんなことされちゃ・・・困るんですよ・・・ホント・・・・」
これを聞いて、カナエは、意地悪そうに、満面の笑みを、浮かべた・・・・。
カナエ「ソフィアやろ♪?知っとうよ♪だって♪友達だもぉ~ん♪」
これを聞いて、カズヤは、驚きのあまり、呆然としてしまう・・・・。
カズヤ「・・・・えっ・・・・!?」
この後、カナエは、得意気な笑みを、浮かべる・・・・。
カナエ「ソフィアには♪♪許可済みやけん♪やけん♪楽しも!!♪」
こう言いながら、カナエは、カズヤの上に乗る・・・・。
カズヤ「!?えっ!?許可済み??」
カナエ「そうよぉ~♪許可済みよぉ~♪♪」
こう言いながら、カナエは、カズヤの上で、騎乗位を、始めた・・・・。
カズヤ「!?えっ!?ちょっと!!待って!うっ!嘘ぉ~!!?待って!俺!彼女いるのにいいいいぃぃぃぃ!!!!」
こうして、カナエの逆レイプが、始まった・・・・。
【シーン40】~セックス後、・・・・~
ここは、カナエの自宅。ここの寝室の、ベッドの上で、カナエとカズヤは、並んで、横になっていた。もちろん、カズヤは、両手両足、ベッドに、縛られたままだ・・・・。
カズヤ「・・・・あのさ・・・・」
カナエ「!?んっ!!?」
カズヤ「!・・・・あっ!・・・あの!・・・えっと・・・・」
カナエ「!んっ!?・・・・ああっ!あたし!カナエ!・・・・」
カズヤ「!えっ!?・・・・ああっ・・・カナエさんって言うんだ・・・・」
カナエ「そうやね!♪」
カズヤ「・・・・そっか・・・カナエさんか・・・うん・・・カナエさんね・・・うん・・・・」
カナエ「そっ♪♪・・・・っで!?さっき!何!言いかけたとぉ~!!?」
カズヤ「・・・・えっ?・・・ああっ・・・これ・・・ホントに、ソフィアに、許可貰ったと??・・・・」
カナエ「そやね♪♪」
この後、カズヤは、一息つく・・・・。
カズヤ「・・・・そっか・・・・」
カナエ「そうよぉ~♪♪」
カズヤ「・・・・そっ・・・・」
この後、カズヤは、再び、一息つく・・・・。そして、この後、しばらく、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・俺・・・ソフィアに、捨てられたのかな・・・・?」
これを聞いて、カナエは、キョトンッ!とする・・・・。
カナエ「いやぁ~っ!!捨ててない!」
これを聞いて、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?・・・・」
この後も、カズヤは、そのまま、怪訝な顔を、続ける・・・・。
カズヤ「?・・・・じゃあ・・・ソフィアは、・・・何で・・・あなたと俺を・・・・??」
これを聞いて、カナエは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
カナエ「知りたい♪?」
カズヤ「!!そりゃ!もちろん!」
これを聞いて、カナエは、満面の笑みを、強める・・・・。
カナエ「実は!♪私達♪レズビアンなんだ!!♪」
これを聞いて、カズヤは、驚きのあまり、呆然とする・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?・・・・」
この後も、カズヤは、呆然としたままであった・・・・。このカズヤの、様子を見て、カナエは、少し、得意気そうに、微笑む・・・・。
カナエ「知ってた??あなたは♪レズビアン達にとっては♪王子様だって♪」
これを聞いて、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?・・・おっ・・・王子様??・・・・」
カナエ「そっ♪♪王子様♪」
カナエは、無邪気な笑みで、そう言う・・・・。
カズヤ「・・・・そんな・・・王子様だなんて・・・俺は・・・ただ、音楽が、好きなだけなのに・・・・」
この後、カナエは、無邪気な笑みを、強める・・・・。
カナエ「ますます♪♪王子様♪」
カナエの、無邪気な、この発言に、カズヤは、すっかり、照れてしまう・・・・。
カズヤ「・・・・そこまで言われると♪・・・照れるかな♪・・・・」
カナエ「照れんでいい♪照れんでいい♪音楽聴くとか♪マジ!♪文化的やん!♪」
カズヤ「・・・・う~ん・・・まあ・・・そうね・・・・」
カズヤの、この発言を聞いて、カナエは、無邪気に、ニコッ!とする・・・・。
カナエ「かわいい♪♪」
カナエの、このセリフを聞いて、カズヤは、照れを、強める・・・・。
カズヤ「・・・・そっそうかな・・・・??」
カナエ「うん♪♪ホント♪マジ♪」
カズヤ「いやぁ~♪ホント♪照れるなぁ~♪」
カナエ「照れんでいいって!♪」
カズヤ「そう言われてもなぁ~♪・・・・」
こうして、カズヤは、自分を、逆レイプしたはずの、カナエと、会話を弾ませ、互いの、交流を、深めていった・・・・。
【シーン41】
ここは、カツマサの自宅の、カツマサの部屋。この部屋で、カツマサは、ノートパソコンに、小説を、執筆していた・・・・。今は、夜中である・・・・。しばらく、執筆してると、カツマサは、一旦、一休みする・・・・。
カツマサ「・・・・ちょっと、詰まったし、疲れたな・・・・」
こう言いながら、カツマサは、伸びをする・・・・。そして、席を立ち、歩いて、冷蔵庫の方に行き、その冷蔵庫から、エナジードリンクを出し、蓋を開け。それを飲み、一息つく・・・・。
カツマサ「・・・・今回は、・・・難解に、し過ぎたか・・・疲れた・・・・」
こうして、カツマサが、立ったまま、休んでいると、この自宅の、インターホンが、鳴る・・・・。
カツマサ「!んっ!?こんな時間に、誰かな??・・・・はい、どちら様ですか??・・・・」
こう言いながら、カツマサは、玄関の方に、向かう・・・・。
サナエ「あの♪♪ここが♪カツマサ先生の♪自宅だって♪聞いたんですけどぉ~♪」
カツマサ「ええっ間違いありません」
サナエ「きゃあ~!♪やっぱり♪そうだって♪♪」
フウカ「ここが!♪そうなんだぁ~♪♪」
トモミ「見つかって♪良かった♪♪」
サナエ「ホントホント♪♪」
カツマサ「・・・・失礼ながら、・・・どちら様でしょう・・・・??」
この後、フウカ、サナエ、トモミは、ドアの向こうで、顔を見合わせ、満面の笑みを、浮かべ、呼吸を合わせたような、感じになる・・・・。
フウカとサナエとトモミ「私達ぃ~♪カツマサ先生のぉ~♪大ファンでぇ~す♪♪」
これを聞いて、カツマサは、あまりに、突然のことで、驚きを隠せず、少しの間、呆然としてしまうが、その後、紳士的に、瞳を閉じて、不敵な笑みを浮かべる・・・・。
カツマサ「これは♪♪これは♪っで♪何の御用でしょう♪?」
この後も、少しして、フウカ、サナエ、トモミは、ドアの向こうで、顔を見合わせ、満面の笑みを、浮かべ、呼吸を合わせたような、感じになる・・・・。
フウカとサナエとトモミ「私達ぃ~♪カツマサ先生のぉ~♪サインが!♪欲しいでぇ~す♪」
これを聞いて、カツマサは、つい、ニヤけてしまうが、すぐに、咳払いをし、紳士的に、真顔になる・・・・。
カツマサ「・・・・分かりました・・・とりあえず、開けますね・・・・」
フウカとサナエとトモミ「はぁ~い♪♪」
この後、カツマサは、鍵を開け、ドアを開ける。だが、その瞬間。サナエとトモミが、カツマサの両側から、それぞれの手を、掴んで抑え、フウカは、クロロフォルムの、染みたハンカチで、カツマサの口を塞ぐ・・・・。
カツマサ「!!!??」
カツマサは、そのまま、眠り、床に倒れた・・・・。フウカ、サナエ、トモミの3人は、そのまま、床で眠っている、カツマサを、見下ろす・・・・。
フウカ「始めよ♪」
トモミ「うん♪♪」
サナエ「そやね♪」
この後、フウカ、サナエ、トモミの3人は、眠っているカツマサを、部屋の中へ、運び出した・・・・。
【シーン42】
ここは、カツマサの自宅の、カツマサの部屋。この部屋で、先程、クロロフォルムで、眠らされた、カツマサは、既に、全裸にされ、両手両足を、サナエとトモミの手で、カツマサの両側から、押さえられていた。フウカも、サナエも、トモミも、既に、全裸である・・・・。やがて、しばらくして、眠っていた、カツマサは、目を覚ます・・・・。
カツマサ「・・・・あれっ?・・・僕は、一体・・・・」
意識が、ハッキリしてくると、カツマサの瞳に、既に、一糸纏わぬ姿の、フウカが、映る・・・・。
カツマサ「・・・・えっ!!?・・・・」
フウカが、全裸であるのを見て、カツマサは、しばらく、言葉を失う・・・・。
カツマサ「・・・・えっ・・・えっと・・・あの・・・・」
こんなカツマサの、様子を見て、フウカは、不敵な笑みを浮かべ、カツマサを、見下ろす・・・・。この後、カツマサは、自分も、一糸纏わぬ姿であるのに気付き、両側の、こちらも、全裸の、サナエとトモミに、気付く・・・・。
カツマサ「!?ちょっちょっと待って!!これは!!一体!・・・・」
このカツマサの、慌てふためく様子を見て、フウカ、サナエ、トモミは、不敵な笑みを、浮かべる・・・・。
フウカ「見ての通りです、先生。あなたは、私達に、犯されます・・・・」
これを聞いても、カツマサは、状況が、飲み込めずにいた・・・・。
カツマサ「いっ!いやっ!意味が分かりません!!何言ってんですか!?僕には!!歴とした!彼女がいます!!」
フウカ「アサヒのことですか?あの子は、私達の味方ですよ♪」
これを聞いて、カツマサは、耳を疑う・・・・。
カツマサ「・・・・えっ!?・・・・」
この後、フウカは、不敵な笑みを、強める・・・・。
フウカ「先生♪?」
カツマサ「・・・・はい・・・・」
フウカ「・・・・レズビアン・・・って分かります・・・・?」
これを聞いて、カツマサは、怪訝な顔をする・・・・。
カツマサ「・・・・レズビアン!?・・・はい!意味は!分かりますよ!女性に恋する女性!・・・所謂、同性愛者です・・・それが!どうしたんです!?・・・・」
この後、フウカは、不敵な笑みを、強める・・・・。
フウカ「私達も、アサヒも、レズビアンです・・・・」
これに対しても、カツマサは、耳を疑う・・・・。
カツマサ「・・・・えっ!!?・・・・」
このカツマサの、反応に、フウカは、意地悪そうな笑みを、浮かべる・・・・。
フウカ「先生♪?」
カツマサ「・・・・はい・・・・」
フウカ「レズビアンは、基本、女性を、愛します。でも、例外は、あるんですよ♪」
この後、カツマサは、唾を、ゴクリッ!と飲む・・・・」
カツマサ「・・・・それは、・・・一体・・・・」
この後、フウカは、カツマサの上に乗り、カツマサに、キスをする・・・・。
カツマサ「!?・・・・えっ・・・・!!?」
フウカ「・・・・それは、女性らしい男性を、愛する時・・・・」
これを聞いて、カツマサは、茫然としてしまう・・・・。
カツマサ「・・・・女性らしい男性・・・・」
フウカ「そうです♪先生♪私達♪レズビアンは♪それを♪王子様と♪呼んでいます♪♪」
カツマサ「・・・・僕が、・・・その王子様だと・・・・?」
フウカ「・・・・ええっ・・・そうですよ・・・・♪」
これを聞いて、カツマサは、戸惑う・・・・。
カツマサ「・・・・それは・・・意外だ・・・僕みたいな男が、王子様だなんて・・・・」
この後、フウカ、サナエ、トモミの3人は、エロそうに、カツマサに、微笑みを、浮かべる・・・・。
サナエ「・・・・王子様とは、滅多に会えない・・・・♪」
トモミ「・・・・レズビアンが、子供を産むのに、最適なのは、王子様・・・・♪」
フウカ「・・・・だから、私達、レズビアンは、王子様を、決して、逃がさない・・・・♪」
これを聞いて、カツマサは、苦笑いしている・・・・。
カツマサ「・・・・そっ!・・・そうか!・・・じゃあ!♪・・・この状況♪・・・楽しんじゃおうかなぁ~♪♪・・・・」
この後、フウカ、サナエ、トモミの3人は、不敵で、現金で、エロそうな笑みを、浮かべた・・・・。
フウカ「話が!早いわね!♪」
この後、フウカとカツマサは、情熱的に、濃厚なキスを、交わす・・・・。こうして、カツマサとフウカ、サナエ、トモミとの、4P乱交セックスが、始まった・・・・。
ナレーション(カツマサの声で)「・・・・もう・・・楽しんでしまおう・・・そう思った・・・折角の、美女達とのセックスだし・・・・」
【シーン43】~数日後、・・・・~
ここは、とあるラブホの中の一室。この部屋の中で、ソフィア、カナエ、サナエ、フウカ、トモミ、アサヒの6人は、全員、一糸纏わぬ姿で、寛いでいた・・・・。
ソフィア「・・・・そっか・・・アサヒちゃんも・・・・」
アサヒ「うん、あんなに、男の人、愛したの、初めて」
ソフィア「・・・・だよね?・・・あたしも、・・・そうだから・・・・」
アサヒ「・・・・でも、別れ話に、ならなくて、良かった・・・・」
ソフィア「・・・・だね♪・・・・」
アサヒ「うん♪♪」
フウカ「ねえ♪?そろそろ、始めない♪?」
サナエ「君らの、惚気話もいいけど。やっぱ!うちらが!一番やろ!♪?」
ソフィア「だね♪♪」
カナエ「いやぁ~!!♪」あの二人が!受け入れて!良かったぁ~!♪」
トモミ「子孫も♪残せる♪♪」
サナエ「ホントホント♪」
フウカ「全くだ!♪」
この後、ソフィア、アサヒ、フウカ、サナエ、トモミ、カナエの6人は、性的興奮で、悶々としながら、ベッドに上に、集まっていき、集まると、6人入り乱れる、レズプレイセックスを、始めた・・・・。
ナレーション(ソフィアの声で)「私は、カズヤを、愛している。男の中では、一番。でも、女の子も、含めれば、カズヤ1人に、絞る気は、サラサラ無かった・・・・」
ナレーション(アサヒの声で)「私は、カツマサ先生を、愛してる。男で、あんな人は、もう出会えない気がする。でも、私は、女の子を、捨てられない・・・・」
ナレーション(ソフィアとアサヒの声で)「私達は!!レズビアン!・・・・同性愛者だ!!・・・・」
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