交換愛

                   『交換愛』


カズヤ:アンチヒーローが、好きな、映画監督志望の、高校生。映画は、オカルトや、ゴシックが、中心なのが好み。


アサヒ:カズヤの妹。声優志望の、女子高生。デスゲーム系の、アニメが好み。アキヒロに、恋心を、抱いている。


ミヨ:カズヤとアサヒの、母親。


アキヒロ:ヒーローが、好きな、剣道選手の高校生。カズヤの、幼馴染。カズヤが、ヒーローを、好きに、ならないことは不満材料。


カスミ:アキヒロの妹。ヒーローが、好きな、女子高生。カズヤに、恋心を、抱いている。世の中の、男に不満で、将来は、AV女優で、いいやと、たかを括っている。


【シーン1】~過去のシーン~

 ここは、とある海の浜辺。ここで、まだ、保育園児の、カズヤとアサヒは、二人共、水着姿で、沈んでる夕日を、眺めていた・・・・。


アサヒ「・・・・キレぇ~イ・・・・♪」


カズヤ「・・・・キレイだね♪・・・アサヒ♪・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・♪」


 この後、しばらく、カズヤとアサヒは、夕日を、眺めている・・・・。


カズヤ「・・・・アサヒ・・・・」


アサヒ「!んっ!?何?お兄ちゃん♪」


カズヤ「・・・・うん・・・あんな・・・アサヒのことは・・・お兄ちゃんが・・・お兄ちゃんが、守るからな♪・・・・」


 これを聞いて、アサヒは、嬉しそうに、無邪気に笑う・・・・。


アサヒ「うん♪約束だよ!♪お兄ちゃん♪♪」


カズヤ「ああっ♪もちろんさ♪♪」


アサヒ「指切りしよ♪」


カズヤ「・・・・ああっ♪・・・・」


 この後、カズヤとアサヒは、互いの、利き手の小指を、繋いだ・・・・。


アサヒ「ゆぅ~びきぃ~りげん♪まん♪うぅ~そつぅ~いたら♪はぁ~りせんぼん♪のぉ~~ます♪ゆぅ~びきった♪♪」


 こうして、幼いカズヤと、アサヒは、指切りをした・・・・。この後、アサヒは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


アサヒ「お兄ちゃん♪大好き♪♪」


 こう言いながら、アサヒは、カズヤに、抱き付いた・・・・。


カズヤ「かわいいなぁ~♪♪アサヒはぁ~♪」


 こうして、カズヤとアサヒは、互いに、無邪気に、微笑み合った・・・・。


【シーン2】~現在のシーン~

 ここは、カズヤとアサヒの、家の玄関。ここで、制服姿の、カズヤとアサヒは、靴を、履いている所であった・・・・。


カズヤ「行ってきまぁ~す♪」


アサヒ「・・・・行ってきます・・・・」


ミヨ「行ってらっしゃぁ~い♪」


 こうして、カズヤとアサヒは、家から出た・・・・。


【シーン3】

 ここは、とある高校への、通学路。大勢の、高校生達が、登校する中、カズヤとアサヒも、並んで、歩いて、登校していた・・・・。


男子高生①「よっ!カズヤ!アサヒ!」


カズヤ「・・・・ああっ、おはよう・・・・」


男子高生②「今日も!仲良いな!♪」


カズヤ「・・・・まあっ・・・・」


男子高生③「ヒューヒュー!!♪」


 こうして、この3人の男子高生達は、自転車で、走り去って行った・・・・。


アキヒロ「・・・・おはよう・・・カズヤに、アサヒちゃん・・・・」


カズヤ「!ああっ、おはよう」


カスミ「うん♪おはよう♪♪」


アサヒ「・・・・おはよう・・・ございます・・・・」


アキヒロ「いやぁ~♪今日も♪いい天気だねぇ~♪アサヒちゃん♪♪」


アサヒ「・・・・はっはあ・・・・」


カスミ「ねえねえ♪♪今日は♪アニソンバー行こ♪」


アキヒロ「おっ!いいねぇ~♪どう♪?アサヒちゃん♪」


アサヒ「・・・・えっ?・・・ああっ!いいですねぇ~!♪・・・・」


カスミ「カズヤさん♪♪」


カズヤ「・・・・えっ?・・・ああっ・・・まあ~・・・いいんじゃないかな?・・・うん・・・・」


カスミ「だよねぇ~♪♪よしっ!♪決まりぃ~!!♪」


 こうして、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、楽しく、和気藹々とした、雰囲気での会話をしていた・・・・。


ナレーション(アサヒの声で)「私の名は、アサヒ。っで、私達4人は、オタク4人組の仲間達。話は当然、『オタ話』」


【シーン4】~この日の放課後、・・・・~

 ここは、とあるアニソンバー。ここには、そこそこ、お客が、入っていた。ここに、学校帰りの、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人が、入って来る・・・・。


店主「!おっ!♪今日も来たね♪仲良し4人組♪♪」


カスミ「いやぁ~♪」


 この後、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、テーブル席に座る・・・・。


カスミ「じゃっ♪早速!♪歌わせて貰いまぁ~す♪♪」


店主「おうっ!♪」


 この後、カスミが、早速、カラオケの曲を、予約しようと、デンモクをいじる・・・・。


カスミ「・・・・どの曲にしようかなぁ~♪・・・よしっ!この曲!♪・・・・」


 こうして、カスミは、歌う曲を、予約した・・・・。


カスミ「・・・・よぉ~し・・・・」


 この後、曲が、始まり、カスミは、歌い始めた・・・・。


ナレーション(アサヒの声で)「こうして、いつもの日常が、続く。カスミちゃんと、アキヒロ君は、ヒーロー物の、アニメが好きで、カズヤ兄ちゃんは、アンチヒーロー物が好き。私は、デスゲーム系が好き。共通点は、アニオタ。私達は、とても仲が良かった。そんな私。実は、アキヒロ君に、恋心を、抱いてて、どうやら、カスミちゃんも、お兄ちゃんが、好きみたい・・・・」


【シーン5】

 ここは、とある高校の、昼休み中の屋上。ここに、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人はいた・・・・。


アキヒロ「・・・・なんか・・・最近の、アニメや映画・・・つまんねえな・・・・」


カズヤ「?そうか??」


アキヒロ「・・・・うん・・・いやっ何って言うか・・・大人向けに、拘り過ぎ?・・・うん・・・なんか・・・な・・・・」


カスミ「ヒーローって感じがしない!!」


アキヒロ「やろっ!!?」


カスミ「うん!!」


カズヤ「・・・・ああっ・・・そう言われてみれば、そうかも・・・・」


アキヒロ「やろっ!!!?」


カズヤ「・・・・まあな・・・・」


アサヒ「・・・・あたし・・・今のアニメも、好きだけどな・・・・」


カズヤ「・・・・俺は、今の方が、いいかも・・・・」


アキヒロ「・・・・ああっ・・・そっちかぁ~・・・・」


カズヤ「・・・・俺はね♪・・・・」


カスミ「・・・・カズヤも、素直に、ヒーロー物、好きになれば、いいのに・・・・」


カズヤ「・・・・そう言われてもなぁ~・・・・」


アサヒ「・・・・お兄ちゃんは、困ると思う・・・・」


カズヤ「・・・・まあなぁ~・・・・」


カスミ「・・・・分かるけどさ・・・・」


アキヒロ「・・・・昔、そのことで、よくケンカをしたよなぁ~♪カズヤと♪・・・・」


カズヤ「・・・・そうだな・・・・」


カスミ「・・・・お兄ちゃんの気持ちも、分かる・・・・」


カズヤ「・・・・お前達は!2人して!♪ヒーロー好きだもんなぁ~♪」


アキヒロ「まあね♪♪」


カスミ「・・・・卑怯者、嫌い・・・・」


アキヒロ「そうやね♪♪」


カズヤ「・・・・まあ・・・確かに・・・王道の、ヒーロー物って感じはしない・・・・」


アキヒロ「やろう~♪?」


カズヤ「うん」


アサヒ「・・・・それは、分かる・・・・」


アキヒロ「昔が!懐かしい!♪」


カスミ「ねっ!♪」


カズヤ「・・・・懐かしいことは、懐かしいかな・・・・?」


アサヒ「・・・・それはある・・・・」


アキヒロ「ホントホント♪♪」


 こうして、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、快晴の空を、見上げていた・・・・。


【シーン6】~この日の放課後、・・・・~

 ここは、放課後の、体育館。ここで、アキヒロは、部活で、剣道の練習に、励んでいた・・・・。


【シーン7】

 ここは、とある高校の、とある女子トイレ。ここで、アサヒとカスミは、会話していた・・・・。


カスミ「・・・・っで?話って??・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、アサヒは、一息つく・・・・。


アサヒ「・・・・あのさぁ~・・・・」


カスミ「!んっ!?」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、少し、間があく・・・・。


アサヒ「・・・・アキヒロ君って、どんな娘が、タイプなんだろ?・・・・」


 これを聞いて、カスミは、納得したような、表情になる・・・・。


カスミ「・・・・やっぱり・・・お兄ちゃんが、好きなんだ・・・・」


アサヒ「!!分かる!?」


カスミ「・・・・何となくは・・・・」


 この後、アサヒは、深く、ため息をつく・・・・。


アサヒ「・・・・なんだ・・・バレバレか・・・・」


カスミ「・・・・あたしも、実は、カズヤさん、好きだし・・・・」


アサヒ「・・・・それは、気付いてた・・・・」


カスミ「!!嘘ぉ~!!?」


アサヒ「・・・・ホント・・・・」


 この後、カスミも、深く、ため息をつく・・・・。


カスミ「・・・・お互い様かぁ~・・・・」


アサヒ「・・・・だねぇ~・・・・」


カスミ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらくして、アサヒとカスミは、互いに互いのことを、ケラケラと、笑い始めた・・・・。


アサヒ「・・・・なんか・・・お兄ちゃんと、アキヒロ君って、意外に似てるよね・・・・♪」


カスミ「それっ!!ずっと!思ってた!」


アサヒ「・・・・だよね♪・・・アニメ好きで、オタクであることは、もちろん、弱い者いじめが、嫌いだし、妹思いだし、ケンカ強いし、・・・・」


カスミ「正義感強いよね♪?二人共♪」


アサヒ「それっ!♪」


 この後も、アサヒとカスミは、再び、ケラケラと、笑い始めた・・・・。


カスミ「違うのは♪趣味だけ♪♪」


アサヒ「ねえ~♪」


 この後、アサヒとカスミは、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン8】

 ここは、とある高校の、通学路。ここを通って、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、笑い合いながら、下校していた・・・・。


カズヤ「?んっ??」


アキヒロ「!どうした!?カズヤ」


カズヤ「・・・・あっいやっ・・・何か・・・・」


アキヒロ「!んっ??」


カズヤ「・・・・何か・・・変だぞ。アサヒに、カスミちゃん・・・・」


 こう言われ、アサヒとカスミは、顔を、真っ赤にし、焦った様子を、見せる・・・・。


アサヒ「そっ!そうかなぁ~!!」


カスミ「そっ!そんなことないよねぇ~!?」


アサヒ「そっ!そうよねぇ~!?」


カスミ「そうよそうよ!!そんなことない!!うん!!そんなことない!!」


 こんなことを、言いながら、アサヒとカスミは、ギコちなかった・・・・。


アキヒロ「気のせいじゃね♪?」


 このアサヒとカスミの様子を見て、カズヤは、呆然としていた・・・・。


カズヤ「・・・・絶対、変だ・・・・」


アサヒ「もう!そんな事ないって!!」


カスミ「そうよそうよ!!」


 こう言っている、アサヒとカスミは、やはり、ギコちなかった・・・・。


カズヤ「・・・・まあ・・・いいけど・・・・」


 これを聞いて、アサヒとカスミは、ホッ!とする・・・・。


アキヒロ「そんなことより♪今日も♪アニソンバー行こっか♪♪」


アサヒとカスミ「賛成!!♪」


 アサヒとカスミは、誤魔化すように、こう返事した・・・・。この様子にも、カズヤは、呆然としていた・・・・。


カズヤ(・・・・まっ、いっか・・・・)


 カズヤは、腑に落ちないながらも、この時は、何も、気にしないようにした・・・・。


【シーン9】~同じ日、・・・・~

 ここは、とあるアニソンバー。ここで、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、いつも通り、盛り上がって、楽しんでいた・・・・。


【シーン10】

 ここは、とある高校の、放課後の屋上。ここで、アサヒ、カスミは、会話していた・・・・。


カスミ「・・・・それにしても、まさか、互いに、互いの兄を、好きになると、思わなかったなぁ~・・・・」


 これを聞いて、アサヒは、クスクスと、笑っている・・・・。


アサヒ「私も♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、互いに互いの顔を、見つめた後、互いに、ケラケラと、笑い始めた・・・・。


カスミ「・・・・それにしても、ウチの、兄ちゃんの好みねぇ~・・・・」


アサヒ「うんうん♪」


カスミ「・・・・う~ん・・・マジマジと、そんな話したことないからなぁ~・・・・」


アサヒ「・・・・ウチも・・・・」


 この後、アサヒとカスミは、互いに互いの顔を、しばらく、見つめた後、深く、ため息をついた・・・・。


カスミ「・・・・なんか・・・こんなとこまで、同じなんて・・・・」


アサヒ「・・・・ねっ♪・・・・」


カスミ「・・・・うん・・・・」


 この後も、アサヒとカスミは、深く、ため息をついた・・・・。


カスミ「・・・・とにかく、聞いてみないとね・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、アサヒとカスミは、軽く、一息ついた・・・・。


【シーン11】

 ここは、カズヤとアサヒの、自宅の、カズヤの部屋。ここに、ノートパソコンで、脚本を書いてるカズヤと、ベッドの上に、座っているアサヒがいた・・・・。


カズヤ「?女の好み??」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤは、考え込む・・・・。


カズヤ「・・・・まあ、何って言うかぁ~・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・まあ・・・それはぁ~・・・・」


アサヒ「・・・・うんうん・・・・」


 この後、カズヤは、恥ずかしそうな顔をする・・・・。


カズヤ「・・・・アサヒ・・・みたいな女性・・・かな?・・・理想は・・・・」


 あまりに、予想外な返事に、アサヒは、少し、呆然とした後、何だか、恥ずかしそうにする・・・・。


アサヒ「・・・・いやっ♪・・・それは♪・・・なんか、照れるなぁ~♪♪・・・・」


 この後、アサヒは、誤魔化すような、笑みを浮かべる・・・・。


カズヤ「・・・・まあ・・・そうなるわな♪・・・・」


 この後も、アサヒは、恥ずかしそうに照れる・・・・。


アサヒ「・・・・まあ・・・・」


 この後、カズヤとアサヒは、互いに、恥ずかしそうに、顔を赤くし、何となく、互いに、視線を、逸らした・・・・。


【シーン12】

 ここは、アキヒロとカスミの自宅の、アキヒロの部屋。ここで、アキヒロは、ベッドに、横になりながら、漫画を、読んでいて、カスミは、椅子に、座っていた・・・・。


アキヒロ「?どんな、女の子が、好きかぁ~??」


カスミ「・・・・うん・・・・」


 この後、アキヒロは、しばらく、考え込む・・・・。


アキヒロ「・・・・そうやねぇ~♪・・・・」


カスミ「うんうん♪」


 この後も、アキヒロは、漫画を読みながらも、しばらく、考え込む・・・・。


アキヒロ「カスミみたいな!♪女性かな♪♪」


 カスミは、どストレートに、こう言われ、すっかり、照れてしまう・・・・。


カスミ「そこまで♪♪ストレートに♪言われると♪照れるなぁ~♪」


アキヒロ「照れんな照れんな♪お前ほど!♪かわいい女♪いないから♪」


カスミ「・・・・いやぁ~♪・・・・」


 この後、カスミは、すっかり、顔を、赤くしてしまう・・・・。


カスミ「・・・・嬉しいんだけどね♪♪・・・うん♪・・・・」


アキヒロ「だろっ♪?」


カスミ「・・・・まあ♪・・・・」


 カスミは、やはり、恥ずかしそうにしていた・・・・。


【シーン13】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校の、放課後の屋上。ここで、アサヒ、カスミは、会話していた・・・・。


カスミ「・・・・そっちもか・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、アサヒとカスミは、互いに、見つめ合うと、しばらくして、互いに、顔を、赤くした・・・・。


カスミ「・・・・また・・・互いの兄の、似てる所を、見つけたね・・・・♪」


アサヒ「・・・・だね・・・・♪」


カスミ「・・・・うん・・・・♪」


 この後、カスミは、呆れたように、一息ついた・・・・。


カスミ「それにしても!どっちの兄も!シスコンかぁ~い!!」


 これを聞いて、アサヒは、クスクスと笑ってしまう・・・・。


アサヒ「ホントホント♪」


カスミ「ねえっ!♪?」


 この後、しばらく、アサヒとカスミが、見つめ合った後、互いに、ケラケラと、笑い合っていた・・・・。


カスミ「・・・・私達・・・もっと、互いのこと、知っていこう・・・・」


アサヒ「互いの兄を、落とすためにもね♪」


カスミ「それっ!!♪」


 この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、微笑んでいた・・・・。


【シーン14】~とある日、・・・・~

 ここは、とあるアニソンバー。ここで、カズヤとアキヒロは、アニソン歌ったりしながら、会話していた・・・・。


カズヤ「・・・・何か・・・変だよな・・・・?」


アキヒロ「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤとアキヒロは、しばらく、深く、考え込む・・・・。


カズヤ「・・・・何で、最近、ここ来ないんだろ?二人して、・・・・」


アキヒロ「あの二人!できてたりして!♪」


カズヤ「妹達が!同性愛者だって!?まっさかぁ~!♪」


アキヒロ「冗談だよ!!♪」


カズヤ「だよな!♪?」


アキヒロ「ああっ!♪」


 この後、カズヤとアキヒロは、ケラケラと笑い合う・・・・。


カズヤ「・・・・それにしたって、最近、二人で、行動してるよな・・・・?」


アキヒロ「まあなぁ~♪」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後も、カズヤとアキヒロは、深く、考え込んでいた・・・・・


【シーン15】~同日、同時刻、・・・・~

 ここは、とあるネットカフェ。ここで、アサヒとカスミは、パソコンで、漫画やアニメや映画の、情報を、検索していた・・・・。


アサヒ「・・・・この作品なんか、どう♪?・・・・」


カスミ「・・・・う~ん・・・好みでは無いかな?・・・・」


アサヒ「・・・・でも、不器用で、正義感強いんだぁ~♪・・・・」


カスミ「・・・・そこは、ヒーロー物にも、通じてるかぁ~・・・・」


アサヒ「!ほらっ!♪やっぱり♪私達も♪似てるぅ~♪♪」


カスミ「思ったぁ~♪♪」


アサヒ「ねえ~♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、無邪気に、笑い合っていた・・・・。


アサヒ「・・・・私達も♪趣味が♪違うだけだね♪・・・・」


カスミ「確かにぃ~♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、無邪気な笑顔で、見つめ合った・・・・。


アサヒ「・・・・ヤバぁ~い♪・・・・」


カスミ「ヤバいね!!♪」


アサヒ「う~ん♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、笑顔で、見つめ合った後、ケラケラと、笑い合った・・・・。


アサヒ「・・・・お兄ちゃん達も、趣味が、違うだけ♪私達も、趣味が、違うだけ♪・・・・」


カスミ「ここまで!♪一緒とはねぇ~♪♪」


アサヒ「ホントホント♪♪」


 この後も、アサヒとカスミは、しばらく、ケラケラと、笑い合った後、互いに、顔を、赤くした状態で、見つめ合い、そのまま、口付けを、交わした・・・・。


アサヒ「・・・・こんなとこまで、一緒♪・・・・」


カスミ「・・・・ホントだね♪・・・・」


 この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、愛おしそうに、見つめ合っていた・・・・。


【シーン16】

 ここは、とある公衆女子トイレ。ここで、アサヒとカスミは、口付けを、交わしながら、レズプレイセックスを、していた・・・・。


【シーン17】~セックス後、・・・・~

 ここは、とある公衆女子トイレ。ここで、レズプレイセックスを終えた、アサヒとカスミは、服を、着ている所であった・・・・。


アサヒ「・・・・あたし・・・もっと・・・ヒーロー物・・・見てこうかな・・・・?」


カスミ「!!うん!♪見て欲しい!♪♪」


 この後、アサヒは、カスミの方を見て、しばらくして、ニッコリ微笑む・・・・。


アサヒ「そうしよ♪♪」


 この後、カスミは、何だか、恥ずかしくなって、アサヒから、視線を外す・・・・。


カスミ「・・・・あっあたしも・・・いっ今のアニメ・・・デスゲーム物とか・・・見てこ・・・・」


 この後も、アサヒは、ニッコリ微笑む・・・・。


アサヒ「それがいい♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、見つめ合い、互いに、ニッコリと、微笑み合う・・・・。


アサヒ「・・・・やっぱ♪♪・・・私達♪・・・似た者同士だね♪・・・・」


 この後、カスミは、一息つく・・・・。


カスミ「だね♪♪」


 この辺りで、アサヒとカスミは、互いに服を、着終えた・・・・。


カスミ「・・・・行こっか♪?・・・・」


アサヒ「・・・・うん♪♪・・・・」


 この後、アサヒとカスミは、二人で、この公衆女子トイレを出た・・・・。


【シーン18】~数日後、・・・・~

 ここは、とある高校の、昼休みの、体育館裏。ここで、カズヤとアキヒロは、二人で、話していた・・・・。


アキヒロ「・・・・何かな・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


アキヒロ「・・・・カスミの奴・・・デスゲーム物のアニメ、見始めてな・・・・」


カズヤ「・・・・そっちもか・・・・」


アキヒロ「!?そっちも!??」


カズヤ「・・・・うん・・・アサヒの奴も、昔の、ヒーロー物のアニメを、見始めてな・・・・」


アキヒロ「!!嘘ぉ~!!?」


カズヤ「・・・・ホントホント・・・・」


 これを聞いて、アキヒロは、呆然とする・・・・。


アキヒロ「・・・・やっぱり・・・あの二人・・・デキてるのかな・・・・??」


カズヤ「・・・・かもな・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


アキヒロ「・・・・ヤバいな・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤもアキヒロも、しばらく、呆然としていた・・・・。


【シーン19】~同じ日の、昼休みの、・・・・~

 ここは、とある高校の屋上。ここで、アサヒとカスミは、二人で、会話していた・・・・。


アサヒ「・・・・何か・・・ヒーロー物って、バカにできんね・・・最近、ホントに、ハマってる・・・・」


カスミ「やろ♪♪?」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


カスミ「デスゲーム物もね♪♪」


アサヒ「・・・・だよね・・・・?」


カスミ「うん♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、互いに、見つめ合い、無邪気に、微笑み合う・・・・。


アサヒ「・・・・今なら、互いの兄ちゃん、落とせるかもね♪・・・・」


カスミ「確かに♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、ニッコリとする・・・・。


カスミ「健闘祈る!♪」


アサヒ「そっちもね♪♪」


 この後、アサヒとカスミは、しばらく、見つめ合った後、口付けを、交わした・・・・。


【シーン20】~とある日の、昼休み、・・・・~

 ここは、とある高校の屋上。ここで、アサヒは、一人で、下のグランドを、見つめていた。しばらくして、ここに、アキヒロが、現れる・・・・。


アキヒロ「・・・・やあっ!♪アサヒちゃん♪・・・・」


 こう言われ、アサヒは、ドキドキしながら、アキヒロの方に、振り向く・・・・。


アサヒ「・・・・あっアキヒロ君・・・・」


アキヒロ「・・・・やっやあ・・・ども・・・・」


 こう言っている、アキヒロの様子は、とても、ギコちなかった・・・・。


アキヒロ「・・・・そっそれで・・・話って・・・・?」


 こう言われ、アサヒは、更に、緊張してしまう・・・・。


アサヒ「・・・・うっうん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


アサヒ「・・・・じっ実は、あたし・・・・」


アキヒロ「・・・・うっうん・・・・」


 この後も、しばらく、間があく・・・・。


アサヒ「・・・・実は・・・実は!!あたし!・・・アキヒロ君のことが・・・・」


 これを聞いて、アキヒロは、怪訝な顔をする・・・・。


アキヒロ「?・・・・へっ・・・・??」


 この後も、しばらく、間があき、アサヒは、決心する・・・・。


アサヒ「・・・・アキヒロ君のことが!・・・好きなの!!・・・・」


 アサヒの、あまりの、予想外な発言に、アキヒロは、驚きを、隠せなかった・・・・。


アキヒロ「・・・・へっ・・・・??」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


アキヒロ「・・・・今、何って・・・・?」


 これを聞いて、アサヒは、恥ずかしそうな顔をする・・・・。


アサヒ「・・・・アキヒロ君が、・・・好きなの・・・・」


 アサヒの、あまりの、予想外な発言に、アキヒロは、しばらく、呆然としてしまう・・・・。


アサヒ「・・・・返事を・・・お聞かせ、願いますか・・・・?」


 こう言われ、アキヒロは、恥ずかしそうに、アサヒから、視線を外す・・・・。


アキヒロ「・・・・俺・・・剣道は、やってるけど・・・ただの、ヒーローオタクだよ・・・・」


アサヒ「・・・・構いません・・・私も・・・最近・・・ヒーロー物・・・ハマってます・・・・」


 これを聞いて、アキヒロは、ハッ!としてしまう・・・・。


アキヒロ「じゃあ!!アサヒちゃんが!!!ヒーロー物!見始めたのって!・・・・」


 これを聞いて、アサヒは、恥ずかしそうに、アキヒロから、視線を外す・・・・。


アサヒ「・・・・はい・・・・」


 これを聞いて、アキヒロは、驚きを、隠せなかった・・・・。


アサヒ「・・・・お返事を・・・・」


 これを聞いて、アキヒロは、ハッ!と我に返る・・・・。


アキヒロ「OKに!決まってるじゃないか!!君みたいな!かわいい子!」


 これを聞いて、アサヒは、無邪気な、満面の笑みを、浮かべた・・・・。


アサヒ「・・・・じゃあ♪♪・・・・」


アキヒロ「・・・・うん♪・・・付き合おう♪♪・・・僕なんかで♪良ければ♪・・・・」


 この後、アサヒは、満面の笑みを、強めた・・・・。


アサヒ「・・・・はい♪♪・・・・」


 この後、アサヒの元に、アキヒロは、歩いて、近寄り、距離が、ゼロになったことで、アキヒロとアサヒは、しばらく、見つめ合い。そのまま、口付けを、交わした・・・・。


【シーン21】~同じ日の、昼休み、・・・・~

 ここは、とある高校の、体育館裏。カスミは、一人で、待っていた・・・・。しばらくして、ここに、カズヤが、現れる・・・・。


カズヤ「・・・・カスミちゃん・・・・」


 こう言われ、カスミは、カズヤの方に、振り向く・・・・。


カスミ「・・・・はっ・・・は~い・・・カズヤさん・・・・」


 こう言いながら、カスミの様子は、緊張で、ギコちなかった・・・・。この後、カズヤは、咳払いをする・・・・。


カズヤ「・・・・そっそれで・・・話って・・・・??」


カスミ「・・・・まっまあ・・・じっ実はね・・・・」


 この後、カスミは、恥ずかしさのあまり、口籠もってしまう・・・・。しばらく、間があく・・・・。


カスミ「・・・・じっ実は・・・・」


 この後も、しばらく、間があき、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。


カズヤ「・・・・うっうん・・・・」


 この後も、しばらく、間があく・・・・。そして、カスミは、意を決する・・・・。


カスミ「実は!!カズヤさんが好き!」


 これを聞いて、カズヤは、自らの、耳を疑う・・・・。


カズヤ「・・・・えっ!?・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・今、・・・何って・・・・?」


 この後、カスミは、緊張を、ほぐす為、一息つく・・・・。


カスミ「・・・・私・・・カズヤさんが、・・・すっ好きです・・・・」


 この後、少し、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・カスミちゃん・・・・」


 この後も、カスミは、一息つく・・・・。


カスミ「だから!付き合って下さい!!」


 このセリフも、カズヤは、耳を疑う・・・・。


カスミ「カズヤさん!!」


 この後、カズヤは、しばらく、呆然とした後、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・はい・・・・」


 これを聞いて、カスミは、耳を疑う・・・・。


カスミ「・・・・えっ!?・・・・」


 この後、カズヤは、一息ついた・・・・。


カズヤ「・・・・返事は、もちろん、OKだよ・・・・」


 これを聞いて、カスミは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


カズヤ「・・・・付き合お♪♪・・・俺なんかで、良ければ♪・・・・」


 これを聞いて、カスミは、カズヤに駆け寄る・・・・。


カズヤ「・・・・好きだよ・・・カスミちゃん・・・・」


カスミ「・・・・カズヤさん♪・・・・」


 この後、しばらく、カズヤとカスミは、見つめ合い、その後、濃厚な、口付けを、交わした・・・・。

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