自由恋愛

                  『自由恋愛』


アサヒ:社長令嬢の、女子高生。会社を継がせるため、家の規則が、厳しく、金には、不自由してないが、自由を求めている。


ヨシテル:俳優を、夢見ている、不良高校生。そのため、勉強に、不真面目で、いつも、授業を、サボっている。


カツマサ:小説家志望の、礼儀正しい優等生。アサヒに、恋をしているが、アサヒの方は、見向きもしてない。


カズヤ:自主制作映画監督の、男子高校生。普段は、優しいが、喧嘩っ早い所がある。学校の成績は、平均。


リノ:アイドルをしている、女子高生。だが、普段の生活は、不良そのもの。ヨシテルと、肉体関係にある。


ソフィア:インド人とハーフの、女子高生。成績優秀で、授業態度もいい。将来は、女優を、目指している。


ミユキ:成績は、いいが、授業態度は、最悪の、不良女子高生。世の中全てが、つまらないと思っている。


【シーン1】

 ここは、豪華な豪邸。ここで、アサヒは、父親と共に、豪華な、料理を、食事していた・・・・。


アサヒの父「・・・・アサヒ・・・・」


アサヒ「・・・・はい・・・・」


アサヒの父「・・・・今回も、テストの点数、良かったな・・・・」


アサヒ「・・・・ありがとうございます・・・・」


 この後、アサヒの父は、満足そうな、笑みを浮かべる・・・・。


アサヒの父「・・・・これからも、この調子で、頼むぞ・・・・」


アサヒ「・・・・はい・・・・」


 この後、アサヒは、黙々と、食事を進め、アサヒの父は、再び、満足そうな、笑みを浮かべた・・・・。


【シーン2】

 ここは、とある高校への、通学路。ここを、アサヒは、ミユキと共に、会話しながら、登校していた・・・・。


アサヒ「うちさぁ~、ホントに、規則厳しくてさぁ~・・・・」


ミユキ「・・・・下らないね。規則なんて・・・・」


アサヒ「でしょう?・・・・何か・・・お金には、不自由しないけど、自由が無ぁ~い・・・・」


ミユキ「・・・・世の中、どこもそうよ・・・・」


アサヒ「!そうなのぉ~!?」


ミユキ「・・・・だって、学校も、そうでしょ・・・・?」


アサヒ「・・・・言われてみれば・・・・」


ミユキ「・・・・でしょ・・・・?」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


ミユキ「・・・・学校だけじゃない。会社も、部活も、サークルも、みんなそう・・・・」


アサヒ「!えっ!?部活とか!サークルは!楽しそうだけど!」


ミユキ「・・・・それでも、規則の範囲内でしょ・・・・?」


アサヒ「・・・・言われてみれば・・・・」


ミユキ「ほらっ」


アサヒ「・・・・まあねぇ~・・・・」


ミユキ「・・・・世の中は、規則で、縛られてるし、規則の範囲内で、自由が、許されてる・・・・」


アサヒ「・・・・なるほどぉ~・・・でもなぁ~・・・・」


ミユキ「・・・・社長令嬢だから、特別、厳しいのは、分かるけどね・・・・」


アサヒ「!でしょう~!?」


ミユキ「・・・・まあね・・・・」


アサヒ「・・・・何とか、なんないのかな・・・・?」


ミユキ「・・・・反発してみれば・・・・?」


アサヒ「!反発??」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


 この後、アサヒは、考え込む・・・・。


アサヒ「・・・・反発して・・・どうなんの・・・・?」


ミユキ「・・・・さあね♪・・・でも、規則に、縛られるより、面白い♪・・・・」


 これを聞いて、アサヒは、ニヤける・・・・。


アサヒ「そうかもね♪♪」


ミユキ「そういうこと♪」


 この後、アサヒとミユキは、無邪気に、ニヤニヤしていた・・・・。


【シーン3】~とある日曜日の昼、・・・・~

 ここは、とある野外ステージ。ここで、リノは、大勢のメンバーと共に、アイドルとして、歌いながら、踊っていた。ライブは、盛り上がりを、見せている・・・・。その様子を、大勢の客に混じって、ヨシテルが、太々しく、見ていた・・・・。


【シーン4】~ライブ終了後、・・・・~

 ここは、とあるラブホテルの、一室。ここに、リノとヨシテルは、入って来ながら、キスを繰り返し、互いが互いの服を、脱がせていきながら、ベッドに向かい、ベッドの側に、来ると、そのまま、2人して、ベッドに、倒れ込み、そのまま、激しく、セックスを始めた・・・・。


【シーン5】~セックス終了後、・・・・~

 ここは、とあるラブホテルの、一室。ここの、ベッドの上で、リノとヨシテルは、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


リノ「・・・・あ~あっ・・・・」


ヨシテル「?どした??」


リノ「・・・・何で、もっと、堂々と、付き合えないんだろう・・・・?」


ヨシテル「・・・・アイドルだからじゃね・・・・?」


リノ「・・・・そうだけど・・・・」


ヨシテル「・・・・うん・・・正直、堅苦しいね・・・・」


リノ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


リノ「・・・・もう、やめたい・・・・」


ヨシテル「・・・・確かに、隠れて会うの、面倒臭い・・・・」


リノ「・・・・それ・・・・」


 この後も、しばらく、間があく・・・・。


ヨシテル「・・・・俺も、俳優になったら、そうなんのかな・・・・?」


リノ「・・・・アイドルよりは、マシよ・・・きっと・・・・」


ヨシテル「・・・・そうかな・・・・?」


リノ「・・・・たぶん・・・・」


ヨシテル「・・・・だったら、いいけど・・・いや、どっちにしろ、リノと、会いにくくなるな・・・・」


リノ「・・・・互いに、芸能人じゃあね・・・・」


ヨシテル「・・・・それな・・・・」


リノ「・・・・ホントそうね・・・・」


 この後も、しばらく、間があく・・・・。


リノ「・・・・世の中・・・息が詰まりそうね・・・・」


ヨシテル「・・・・だからこそ、俳優しかないんだよ・・・俺には・・・・」


リノ「・・・・そう言える方が、いいよ・・・あたしなんて、アイドルだよ・・・・」


ヨシテル「・・・・うん・・・何か・・・昔のアイドルと違って、恋愛、閉鎖的だもんな・・・・」


リノ「・・・・それ・・・・」


 この後も、再び、しばらく、間があく・・・・。


リノ「・・・・昔のアイドルが、羨ましい・・・・」


ヨシテル「・・・・俳優も・・・・」


リノ「?そうなの??」


ヨシテル「・・・・うん・・・・」


 この後、リノは、少し、考え込む・・・・。


リノ「?・・・・何で・・・・??」


ヨシテル「・・・・実力で、売れたから・・・・」


リノ「・・・・ああ・・・不祥事に、厳しいもんね。俳優も・・・・」


ヨシテル「それっ!!」


リノ「・・・・分かるような気がする・・・・」


ヨシテル「・・・・ホントな・・・・」


リノ「・・・・うん・・・・」


 この後、リノとヨシテルは、呆然と、天井を、見上げていた・・・・。


【シーン6】

 ここは、とある高校の、図書室。ここで、カズヤ、カツマサ、ソフィアの3人は、それぞれ、本を、読みながら、静かに会話していた・・・・。


カズヤ「・・・・最近、文学の世界にも、やたら、萌え文化が、普及してる気がする・・・・」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


カツマサ「・・・・文学は、元々、萌え文化に、近いですよ・・・・」


カズヤ「!・・・・そうなの?・・・・」


カツマサ「・・・・はい・・・・」


ソフィア「・・・・えっ?でも、官能小説とか・・・・」


カツマサ「・・・・なぜ、官能小説が、萌えでは無いと?・・・・」


ソフィア「!えっ?・・・・何か・・・エロとかあるし・・・・」


カツマサ「・・・・エロがあれば、萌えでは無いと?・・・・」


ソフィア「!違うんですか?・・・・」


カズヤ「うん、思った」


カツマサ「・・・・では、エロゲも、萌えでは無いとなります・・・・」


ソフィア「?エロゲ??」


カズヤ「・・・・18禁ゲームですね・・・確かに、あれも、萌えだし・・・・」


カツマサ「でしょ?」


カズヤ「・・・・はあ・・・・」


ソフィア「・・・・えっ?・・・萌え文化って・・・処女が好きって、聞きますけど・・・・」


カツマサ「・・・・事実ですが、同時に、変態的エロでもあります・・・官能小説も、変態的エロですし・・・・」


カズヤ「・・・・なるほど・・・・」


ソフィア「・・・・まあ・・・処女好きは、変態なのは、間違い無いですが・・・・」


カツマサ「・・・・では、AVは、変態ではないと?・・・・」


ソフィア「・・・・ああっ・・・確かに・・・・」


カツマサ「・・・・人間、変態では無い人間など、存在しないと思いますよ。むしろ、変態では無い人間は、逆に、気持ち悪い・・・・」


カズヤ「・・・・ああ、確かに・・・・」


ソフィア「・・・・えっ?・・・・」


カズヤ「!あっ、いや、変態願望を、全く持ち合わせてない人間を、想像したら・・・あっ・・・いやっ・・・何って言うか・・・気持ち悪いと言うか・・・・」


ソフィア「・・・・えっ?・・・でも、・・・結婚して、幸せな家庭を、築きたいとか・・・・」


カズヤ「・・・・それは、キレイ過ぎる変態じゃない?・・・・」


ソフィア「?・・・・キレイ過ぎる変態??・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


ソフィア「・・・・そんなのあんの?・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この事に、ソフィアは、戸惑いを、隠せない・・・・。


ソフィア「・・・・えっ?どういうこと??・・・・」


カズヤ「・・・・どう説明すれば、いいんだろ?・・・・」


カツマサ「・・・・ソフィアさん。グラビアアイドルの、イメージビデオって言ったら、分かりますか?・・・・」


ソフィア「・・・・えっ?・・・グラビアアイドルの・・・イメージビデオ・・・・」


カツマサ「・・・・はい・・・・」


ソフィア「・・・・それが・・・どうかしたんですか・・・・?」


 この後、カツマサは、一息つく・・・・。


カツマサ「・・・・キレイですよね?・・・グラドルの、イメージビデオは・・・・」


ソフィア「・・・・はあ・・・まあ・・・・」


 この後も、カツマサは、一息つく・・・・。


カツマサ「・・・・結婚して、幸せな家庭を築く・・・キレイな願望ですよね?・・・・」


ソフィア「・・・・まあ・・・・」


 この後も、また、カツマサは、一息つく・・・・。


カツマサ「・・・・キレイな願望を、抱く・・・グラドルの、イメージビデオにも、同じことが、言えると思いませんか?・・・・」


 これを聞いて、ソフィアは、ハッ!とする・・・・。


ソフィア「・・・・確かに・・・・」


カツマサ「・・・・ですよね?・・・・」


ソフィア「・・・・はい・・・・」


 こう言いながら、ソフィアは、苦笑いしている・・・・。


カズヤ「・・・・世の中・・・意外と、まともなんてことは、無いってことだよ♪・・・・」


ソフィア「・・・・なるほどねぇ~・・・・」


カツマサ「・・・・周りの、『まとも』とは、思ったことでなくとも、多数派であれば、『まとも』と扱われてるだけで、心の底から、『まとも』なんて人は、居ないはずだよ・・・・」


ソフィア「・・・・多数派・・・・」


カツマサ「・・・・そう、多数派。多数派だから、安心してるだけ、その結婚にしたって、『結婚したら、幸せになれる』って、多数派の意見を、鵜呑みにしてるだけ・・・でしょ?・・・・」


ソフィア「・・・・言われてみれば・・・・」


カツマサ「・・・・世の中、だいたい変態だよ。実際・・・・」


ソフィア「・・・・はあ・・・・」


カズヤ「・・・・人間には、それぞれ、個性がある。だから、世の中、面白い・・・・」


ソフィア「・・・・なっなるほど・・・ね・・・・」


カズヤ「・・・・うん♪・・・・」


 こうして、カズヤ、ソフィア、カツマサの3人は、このまま、読書を続けていた・・・・。


【シーン7】

 ここは、夜の学校の中。ここに、ミユキとヨシテルが、校舎内に、忍び込んだ・・・・。


ヨシテル「チョロいね♪」


ミユキ「・・・・そうね・・・・」


 このまま、ミユキとヨシテルは、教室に、向かって行った・・・・。


【シーン8】

 ここは、夜の、とある教室の中。ここに、ミユキとヨシテルは、入って来る・・・・。


ヨシテル「いやぁ~♪昼の学校は!♪かったるいけど♪夜の学校は!♪好き♪」


ミユキ「・・・・誰も居ないだけでしょ・・・・?」


ヨシテル「先生が!居ないのが!いいんだよぉ~♪」


ミユキ「・・・・それは、分からなくは、無いけど・・・・」


ヨシテル「だろ♪?」


ミユキ「・・・・まあね・・・・」


 この後、ミユキとヨシテルは、しばらく、互いに、見つめ合い、そのまま、濃厚な口付けを、交わし、互いが互いの、制服を、脱がせていき、そのまま、互いに、一矢纏わぬ姿になった後、そのまま、床の上で、セックスを、始めた・・・・。


【シーン9】~セックス後、・・・・~

 ここは、夜の、とある教室の中。ここの、床の上で、ミユキとヨシテルは、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


ヨシテル「いやぁ~♪俺、モテモテだなぁ~♪♪」


ミユキ「・・・・オタクばっかだからだよ・・・・」


ヨシテル「まあねぇ~♪♪」


 この後、ヨシテルは、ニヤニヤする・・・・。


ヨシテル「いやぁ~♪♪不思議だわぁ~♪何で!♪お前らみたいな♪いい女と、ヤりたがらねぇんだろうなぁ~♪?」


ミユキ「・・・・萌えオタなのよ・・・男が・・・・」


ヨシテル「ああね!!♪」


ミユキ「・・・・うん・・・なんか・・・リアルな女に、興味ないらしい・・・・」


ヨシテル「ありえねぇ~!!♪」


 この後、ミユキは、深く、ため息をつく・・・・。


ミユキ「・・・・みんな言うのよね・・・二次元から、出れないって・・・・」


ヨシテル「?二次元??何それ??」


ミユキ「・・・・アニメの世界だから、二次元だって・・・・」


ヨシテル「はあ~!!?」


ミユキ「・・・・うん・・・そう・・・何か・・・アイドルも、眺めるだけで、いいらしい・・・・」


ヨシテル「はあ~!!?」


ミユキ「・・・・うん・・・だから、アイドルみたいな人が、モテるし、モテても、ヤれないんだって・・・・」


ヨシテル「嘘ぉ~!!?」


ミユキ「・・・・ホント・・・・」


 これを聞いて、ヨシテルは、絶句する・・・・。


ヨシテル「・・・・ヤバくね!?・・・・」


ミユキ「・・・・これが、事実だから・・・・」


ヨシテル「・・・・うわぁ~・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


ヨシテル「・・・・もっ回ヤろ!!♪・・・・」


ミユキ「・・・・望む所よ・・・・」


 この後、ミユキとヨシテルは、再び、セックスを、始めた・・・・。


【シーン10】~同じ日、・・・・~

 ここは、夜の、住宅街。ここを、カズヤとソフィアが、並んで、歩いている・・・・。


ソフィア「・・・・ねえ・・・・?」


カズヤ「!んっ!?」


ソフィア「・・・・実際、萌え文化、どう思う・・・・?」


カズヤ「?どうって??」


ソフィア「・・・・いやっ・・・だって・・・所詮、処女好きやない?・・・何だかんだ、言ったって・・・・」


カズヤ「・・・・そう・・・だけど・・・・」


ソフィア「でしょ!!?」


カズヤ「・・・・うっ・・・うん・・・・」


 この後、ソフィアは、深く、ため息をつく・・・・。


ソフィア「・・・・私・・・萌オタ達に、リアルな女を、知って貰いたい・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、少し考え込む・・・・。


カズヤ「・・・・カツマサさんも・・・萌オタだよ・・・・」


ソフィア「だからよ!!」


 これを聞いて、カズヤは、戸惑う・・・・。


カズヤ「・・・・だっ・・・だから?・・・・」


ソフィア「そうよ!!・・・・何かさぁ~・・・人間、性欲って、あると思うんだよね・・・・」


カズヤ「・・・・あるよ・・・・」


ソフィア「!!でしょ!!?・・・・だからさ・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・ソフィアさん・・・・」


ソフィア「!えっ!?」


カズヤ「・・・・あっいやっ・・・ソフィアさん・・・もしかして、・・・カツマサさんが、好きなの??・・・・」


 これを聞いて、ソフィアは、ムッとする・・・・。


ソフィア「そんな訳ないでしょ!!」


カズヤ「・・・・あっ・・・まあ・・・とりあえず・・・違うんだね?・・・うん・・・・」


ソフィア「・・・・そりゃ、そうよ・・・・」


 この後、ソフィアは、一息つき、カズヤは、苦笑いする・・・・。そのまま、しばらく、間があく・・・・。


ソフィア「・・・・ねえ・・・・?」


カズヤ「・・・・んっ・・・・?」


ソフィア「・・・・いやっ、あの・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


カズヤ「・・・・どう・・・したの・・・・?」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


 この後も、しばらく、間があく・・・・。


ソフィア「・・・・ねえ・・・・?」


カズヤ「・・・・んっ・・・・??」


 この後も、また、しばらく、間があく・・・・。


ソフィア「・・・・セックス・・・しない・・・・?」


 これを聞いて、カズヤは、耳を疑う・・・・。


カズヤ「?・・・・えっ・・・・??」


 そんな、ソフィアは、顔を、赤くしていた・・・・。


【シーン11】~同じ日、・・・・~

 ここは、夜の、ラブホの前。ここで、アサヒは、このラブホを、眺めていた・・・・。


アサヒ「・・・・何か・・・逆ナンしようかと、思ったけど・・・撮影されるか、心配・・・・」


 この後、アサヒは、深く、ため息をつく・・・・。


アサヒ「・・・・あ~あ・・・ここに、いい女、居るんだけどなぁ~・・・・」


 この後、しばらくして、このラブホの、入口に、カズヤとソフィアが、入っていき、それが、アサヒの、視界に入る・・・・。


アサヒ「・・・・えっ!?・・・・」


 この後、アサヒは、しばらく、固まる・・・・。


アサヒ「嘘ぉ~!!?」


 この事に、アサヒは、開いた口が、塞がらなかった・・・・。


【シーン12】~ラブホの中、・・・・~

 ここは、とあるラブホテルの、一室。ここに、カズヤとソフィアは、入って来る・・・・。


カズヤ「・・・・来ちゃった・・・・」


ソフィア「・・・・来ちゃったね・・・・」


 この後、カズヤとソフィアは、ベッドの前で、しばらく、呆然としていた・・・・。


ソフィア「・・・・ねえ・・・・?」


カズヤ「!えっ!?」


ソフィア「・・・・ヤろ・・・・?」


 こう言いながら、ソフィアは、服を、脱ぎ始める・・・・。


カズヤ「・・・・あのさ・・・・」


ソフィア「!えっ!?」


 こう返事しながらも、ソフィアは、服を脱いでいる・・・・。


カズヤ「・・・・ホントに・・・僕でいいの・・・・?」


ソフィア「もちろん♪♪」


 これを聞いて、カズヤは、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・そっか♪♪・・・じゃあ♪・・・・」


 こう言うと、カズヤも、同じく、服を、脱ぎ始めた・・・・。そのまま、カズヤも、ソフィアも、互いに、一矢纏わぬ姿になる・・・・。


カズヤ「・・・・いくよ・・・・」


ソフィア「うん♪♪」


 この後、カズヤとソフィアは、口付けを、交わし始め、そのまま、繰り返し、口付けを、交わしていきながら、ベッドに向かい、そのまま、ベッドに、倒れ込み、そのまま、セックスを始めた・・・・。


【シーン13】~セックス後、・・・・~

 ここは、とあるラブホテルの、一室。ここの、ベッドの上で、カズヤとソフィアは、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


ソフィア「・・・・気持ちいいでしょ?・・・・」


カズヤ「・・・・そりゃあ・・・・」


 この後、ソフィアは、一息つく・・・・。


ソフィア「・・・・良かった・・・・」


カズヤ「?・・・・どういうこと・・・・??」


ソフィア「・・・・萌えオタって、こういうのを、気持ち悪がるのよね・・・・」


カズヤ「・・・・まあ・・・確かに・・・・」


ソフィア「・・・・でしょ・・・・?」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


ソフィア「・・・・私・・・カツマサさん・・・確かに、凄いけど、萌えだけは・・・・」


カズヤ「・・・・何で、そんなに、意識してるの・・・・?」


ソフィア「・・・・意識って言うか・・・言ってやりたくて・・・・」


カズヤ「?・・・・言ってやりたい・・・・??」


ソフィア「・・・・うん・・・女って、・・・AV程では、ないかもしれないけど、もっと、エッチしたい物だよって・・・・」


 これを聞いて、カズヤは、安心したように、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・まあ・・・萌えは、キレイ過ぎる変態が、基本だから・・・・」


ソフィア「でしょ!?」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後、ソフィアは、一息つく・・・・。


ソフィア「・・・・あたしには、カズヤ君ぐらいが、ちょうどいい・・・・」


カズヤ「!そうなの!?」


ソフィア「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤは、一息つく・・・・。


カズヤ「・・・・そう言ってくれるのは、嬉しいかな・・・うん・・・・」


ソフィア「・・・・それなら、良かった・・・・」


カズヤ「・・・・うん・・・・」


 この後、カズヤとソフィアは、互いに、見つめ合い、しばらくして、再び、セックスを、始めた・・・・。


【シーン14】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校への、通学路。ここを、アサヒは、ミユキと共に、会話しながら、登校していた・・・・。


ミユキ「・・・・ヨシテルと、ヤりたいんだ・・・・?」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、ミユキは、一息つき、少し、考え込む・・・・。


ミユキ「・・・・いいけど・・・・」


アサヒ「!良かった!♪」


ミユキ「・・・・うん・・・・」


 この後、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・でも、何で・・・・?」


アサヒ「・・・・何か・・・撮影されずに、セックスしたい・・・・」


ミユキ「・・・・ああね・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後も、ミユキは、一息つく・・・・。


ミユキ「・・・・まあ・・・いいんだけどね・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 こうして、この日も、2人は、高校に、登校して行った・・・・。


【シーン15】

 ここは、とある高校の、図書室。ここで、カズヤ、カツマサ、ソフィアの3人は、それぞれ、本を、読みながら、静かに会話していた・・・・。


カツマサ「・・・・おやっ、お二人は、付き合う事になったんですか・・・・」


ソフィア「・・・・まあ・・・・」


カズヤ「・・・・はい・・・・」


カツマサ「・・・・それはそれは・・・・」


 この後も、カズヤ、カツマサ、ソフィアは、静かに、読書していた・・・・。


【シーン16】

 ここは、とある高校の、校舎の屋上。ここに、ヨシテル、ミユキ、アサヒの3人は居た・・・・。


ヨシテル「!マジでぇ~!!?」


アサヒ「・・・・うん・・・マジ・・・・」


 ヨシテルは、驚きを、隠せなかった・・・・。


ミユキ「・・・・どう?この娘・・・・」


ヨシテル「どうって!そりゃあ!♪願ったり叶ったり♪」


ミユキ「・・・・じゃあ、決まりね・・・・」


ヨシテル「おうっ!!じゃあ!夜の校舎で!」


アサヒ「・・・・うん、分かった・・・・」


ヨシテル「よ~し!!♪じゃあ!♪楽しもうぜ♪♪」


アサヒ「うん♪」


 これを聞いて、ヨシテルは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


ヨシテル「いやぁ~♪♪モテる男は♪辛いねぇ~♪♪」


ミユキ「・・・・私は、もっと、モテたい・・・・」


アサヒ「・・・・私も・・・・」


ヨシテル「いやぁ~♪こんな可愛い子に!♪誰も、振り向かないなんて♪ラッキー♪♪」


 こう言いながら、ヨシテルは、得意気な、笑みを、浮かべていた・・・・。


【シーン17】~この日の夜、・・・・~

 ここは、夜の学校の中。ここに、ミユキとアサヒとヨシテルが、校舎内に、忍び込んだ・・・・。


ヨシテル「・・・・今日も、楽勝♪・・・・」


ミユキ「・・・・そうね・・・・」


アサヒ「・・・・いつも、こんなこと、やってんだ・・・・?」


ヨシテル「・・・・まあねぇ~・・・・♪」


アサヒ「・・・・ちょっとした、スリルだね・・・・♪」


ヨシテル「・・・・まあなぁ~・・・・♪」


ミユキ「・・・・こんな事でもないと、退屈よ・・・・」


ヨシテル「・・・・なあ~・・・・♪?」


 これを聞いて、アサヒは、クスクスと、笑っていた・・・・。


【シーン18】

 ここは、夜の、とある教室の中。ここに、ミユキとアサヒとヨシテルは、入って来る・・・・。この後、ヨシテルは、エロそうに、ニヤッ!と笑う・・・・。


ヨシテル「・・・・じゃあ♪3Pを、楽しみましょうか♪♪・・・・」


アサヒ「おお~!!♪」


ミユキ「・・・・早く、始めましょ♪・・・・」


ヨシテル「よぉ~し!!♪」


 この後、ミユキ、アサヒ、ヨシテルは、自らの服を、脱ぎ始め、そのまま、3人共、一矢纏わぬ姿になり、互いが互いを、しばらく、見つめ合い、そのまま、3Pセックスを、始めた・・・・。


【シーン19】~次の日、・・・・~

 ここは、とある高校への、通学路。ここを、アサヒは、ミユキと共に、会話しながら、登校していた・・・・。


ミユキ「・・・・どうだった・・・・?」


アサヒ「?何が??」


ミユキ「3P♪♪」


アサヒ「!えっ!?・・・・いやっ♪・・・普通に♪気持ちよかった♪♪・・・・」


ミユキ「・・・・でしょ♪?・・・・」


アサヒ「・・・・うん♪・・・・」


 この後、ミユキとアサヒは、無邪気に、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。この2人の会話を、ソフィアが、後方の、少し離れた所から、聞いていた・・・・。


【シーン20】

 ここは、とあるラブホテルの、一室。ここの、ベッドの上で、リノとヨシテルは、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


リノ「・・・・3Pかぁ~・・・・」


ヨシテル「・・・・うん・・・・」


リノ「・・・・気持ち良かった・・・・?」


ヨシテル「まあねぇ~♪♪2人共♪可愛かったし♪」


リノ「・・・・そっ・・・・♪」


ヨシテル「・・・・うん・・・・♪」


 この後、リノは、しばらく、考え込む・・・・。


リノ「・・・・ねえ?・・・・」


ヨシテル「!何だぁ~♪?」


リノ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


リノ「・・・・4Pとか・・・どう?・・・・」


ヨシテル「?えっ??メンバーは??」


リノ「・・・・その3Pのメンバー、+私・・・・」


ヨシテル「!おっ!!いいねぇ~♪」


リノ「・・・・でしょ・・・・♪?」


ヨシテル「そりゃ!♪まあねぇ~♪♪」


リノ「・・・・良かった♪♪・・・・」


ヨシテル「そりゃねぇ~♪♪」


リノ「・・・・よし!♪・・・・」


 こうして、ヨシテルは、上機嫌だったが、リノの方は、複雑そうな表情を、していた・・・・。


【シーン21】~数日後、・・・・~

 ここは、とある高校の、校舎の屋上。ここに、アサヒとミユキは、下のグランドを、眺めながら、会話していた・・・・。


アサヒ「・・・・何か・・・気持ち良かった・・・・」


ミユキ「・・・・そりゃ、良かった・・・・」


アサヒ「・・・・うん・・・・」


 この後、しばらく、間があく・・・・。


アサヒ「・・・・何か・・・・」


ミユキ「!・・・・んっ・・・・!?」


アサヒ「・・・・うん・・・何か・・・・」


 この後、アサヒは、微笑む・・・・。


アサヒ「・・・・もっと・・・エッチ・・・楽しみたいな・・・・」


 これを聞いて、エロそうに、満面の笑みを、浮かべる・・・・。


ミユキ「・・・・ハマった・・・・!?」


アサヒ「・・・・うん♪」


 これを聞いて、ミユキは、無邪気に、満面の笑みを、浮かべた・・・・。


ミユキ「良かった♪♪」


 この後、ミユキとアサヒは、互いに、しばらく、見つめ合い、その後、互いに、ケラケラと、笑い合った・・・・。


【シーン22】

 ここは、ソフィアの自宅の、ソフィアの寝室。ここの、ベッドの上で、カズヤとソフィアは、互いに、一矢纏わぬ姿で、激しく、セックスしていた・・・・。


【シーン23】~セックス後、・・・・~

 ここは、ソフィアの自宅の、ソフィアの寝室。ここの、ベッドの上で、カズヤとソフィアは、互いに、一矢纏わぬ姿で、並んで、横になっていた・・・・。


ソフィア「・・・・知ってる・・・・?」


カズヤ「?・・・・何が・・・・??」


ソフィア「・・・・アサヒちゃんと、ミユキちゃん♪・・・ヨシテル君と、3Pしたんだって♪♪・・・・」


カズヤ「!?マジッ!!?」


ソフィア「ホントホント!!♪」


 これを聞いて、カズヤは、呆気を取られる・・・・。


カズヤ「・・・・へえ~♪♪・・・あのお嬢様がねぇ~♪・・・・」


ソフィア「ビックリでしょ!♪?」


カズヤ「ビックリビックリ!♪・・・・いやぁ~、意外やわぁ~・・・あのお嬢様が・・・・」


ソフィア「ミユキちゃんは♪男遊び激しかったから、分かるけど、あのアサヒちゃんがねぇ~・・・・」


カズヤ「それっ!!」


 この後、カズヤとソフィアは、見つめ合った後、エロそうな笑みを、浮かべていた・・・・。


ソフィア「・・・・シよっか♪♪・・・・」


カズヤ「・・・・だね♪♪・・・・」


 この後、ソフィアとカズヤは、再び、セックスを、始めた・・・・。


【シーン24】~数日後、・・・・~

 ここは、夜の、とある高校の、プール。ここの、プールサイドに、ヨシテル、アサヒ、ミユキ、リノの、4人は居た・・・・。


ヨシテル「いやぁ~♪ヤバいねぇ~!♪ホントに!!♪実現しちゃったよ!♪4P♪」


リノ「そりゃあ♪♪ヨシテルのためだし♪」


アサヒ「そうそう♪♪」


ミユキ「・・・・あたしは、エッチ楽しめりゃ、どうでもいいけど・・・・」


ヨシテル「いいねぇ~♪♪」


リノ「・・・・じゃあ!!♪早速!♪・・・・」


ヨシテル「よぉ~し♪♪」


 この後、ヨシテル、アサヒ、ミユキ、リノの4人は、勢い良く、服を脱ぎ始め、全員、一矢纏わぬ姿になった後、4人共、プールの中に入り、そのまま、4Pを、展開していった・・・・。


【シーン25】~とある日、・・・・~

 ここは、カツマサの家。ここで、カツマサは、パソコンで、サブスクの、萌え系アニメを、見ていた・・・・。


カツマサ「・・・・うん!♪僕の彼女は♪君しか居ない!!♪・・・・」


 カツマサは、この萌え系アニメを、見ながら、妄想していた・・・・。


カツマサ「・・・・いやぁ~♪リアルより♪二次元♪♪・・・・」


 こうして、カツマサの、妄想は、膨らんでいった・・・・。


【シーン26】

 ここは、とあるラブホテル。ここの、ベッドの上で、ヨシテル、リノ、アサヒ、ミユキは、全員、一矢纏わぬ姿で、4Pを、展開していった・・・・。


【シーン27】

 ここは、ソフィアの自宅の、ソフィアの寝室。ここの、ベッドの上で、カズヤとソフィアは、互いに、一矢纏わぬ姿で、激しく、セックスしていた・・・・。


ナレーション(アサヒの声で)「私達、女だって、性欲くらいある。エッチしないまま!我慢できる訳ない!!」


ナレーション(ソフィアの声で)「アニメキャラに、恋するのは、自由だけどね」

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