見出し画像

ちょっと驚く、乳腺外科には男性もやってくる。知らないことが多い”乳がん”、京都市の市民検診で判明、”男性の乳がん”があることを!

一昨日は京都市民検診の乳がん検診に出かけてきた。以前は保健所にやってくる巡回車で受けていたが、引っ越してからは保健所が遠方になったので指定医療機関の病院で受けていた。そうそう、2018年にれいの「視触診」は廃止になったそう。コロナまでは検査を受けていたので(京都市の市民検診は隔年)、久々の検診。

でね、乳がんのマンモグラフィーの検査ってめちゃくちゃ痛いんですよ。要するに乳房をせんべいのように薄く整えて検査機器の板の間に挟む、という方法なので、時間にして10秒足らずとはいえ挟まれている間は悲鳴をあげたくなるほどの痛さ。

今回利用した乳腺クリニックのHPに「痛みが少ない最新鋭のマンモグラフィを使う」とあったので、好奇心も手伝ってトライすることにした。月曜にラインから登録&市民検診予約を申し込み、火曜の午後イチで予約完了。便利になったものだ。

四条烏丸駅から徒歩5分少々のビルにクリニックがある。

今回検診を受けた乳腺クリニックは駅近く、著名なビルの2階にあり、オープンしたのは昨年の5月だ・・これまではこのような病院はまず避けてきた(歯科医院は特に避ける)。理由は、
◆街中の便利なロケーション →  家賃が高い →  治療や投薬に何か反映あるかも?
◆開業まもない →   設備や機器などの初期費用を償却中で余計な検査が心配

だが市民検診なら自治体が間に入っているからそう無謀なことはないだろう、と信じて利用した。予約時刻の15分前に到着。受付で市民検診であることを告げ、保険証を提示する(京都市民である書類が必要)。問診票に記入ししばらくして更衣室に案内される。上半身脱いでクリニックの検査着に着替えて待合室で待つ。

クリニック内には4名の患者が待っていて、その中に初老の女性がご主人と思える男性と一緒にいた。後で分かったのが、患者は男性のほうで奥さんは付き添いだった。ほどなくして呼ばれたので検査室に入り検査を受ける。右の胸を挟んで10秒(しかも1回だけ)左も10秒。息止めも言われない・・挟まれた痛みは少々はあるがこれまでの機器とは雲泥の差。おおっ、なんでもやっみるモンだ!と感心した。

検査室を出たら「先生が確認するのでもう少々お待ちください」と言われ待合室に。すると患者?検診予約者?がプラス4名で増えていた。スタッフから「確認が終わりましたので着替えて受付でお待ちください」と言われその通りに。

近頃は現金の支払いも機械で行うのね。

受付で会計を待っている間に、検診の女性が1名、若い男性患者1名が加わった。受診者11名ほどのなかに2名の男性だ。これは・・帰宅したら男性の乳がんについて調べないと。ということで見つけたHP、まとめてみると以下の通りに。

◆まず乳がんは日本女性が罹患するがんの中で一番多いがんである。
◆乳がんは「乳腺」にできるがんで、その乳腺は男性にもあるということ。
◆男性が乳がんになる割合は少ないがないわけではない(女性患者の1%ほど。男性の場合65歳以降に発症する人がおよそ7割)。
男性の乳癌の場合は15~20%に「乳癌の家族歴」がある。乳がん、卵巣がん、前立腺がんの家族歴があったりと遺伝にかかわる乳癌の確率が高い。
◆胸のしこりが気になってから”外科”や”皮膚科”を受診し、そこで乳がんが疑われ乳腺外科に紹介される経緯を踏む。つまり男性は最初から乳腺外科には来ない。
◆乳腺科受診の男性の9割以上は乳がんでなく「女性化乳房症」と診断される。
◆女性化乳房症」とは、男性の乳腺が発達して、女性のように乳房が膨らんでくる症状のことで良性の疾患でもあるが気になったら受診を。

出典:一宮西病院

女性も男性も乳房に気になる症状があったら「乳腺外科」や「乳腺科クリニック」を受診しよう!ということ。恥ずかしがることありませんぞ、実際男性が来院しているのだから〜

クリニックそばにある六角堂
生花/いけばなの発祥の地

いいなと思ったら応援しよう!