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「大事に洗って身に着けよう」で女子力アップ!

<この内容は「ワコール下着価値向上委員会」のハッピーになるストーリーのためのフィクションです>

亜美の悩みごとのひとつに
「下着ショップに行くのはちょっと恥ずかしい」がある。

デパートやショッピングセンターに入っている下着ショップがあると
まず、お客が1人でもいるか、いないかでその店に入る勇気が変わってくる。
1人でもいれば、何気なく入っていき、商品を少しずつ見られるが
店員さんしかいない店内だと
「さぁ、下着を見ているのはあなたひとりよ。好きなのをどんと選びなさい!」と下着の神様に言われているような気がして、何一つ選べない気がする。

もちろん下着は嫌いじゃないし、女子なのだから気分が上がるのは間違いない。
けれど、下着を選んでいるのはちょっぴり恥ずかしく、二の足を踏んでしまうのだ。

さらに下着はデリケートで自分に合ったサイズを確認したいこともあり、
ネットでは買いたくないというこだわりもある。

そんなこんなで今日、新しい下着を求めるため、
重い腰を上げてショップに行くことにした。

ショップの前に到着すると、まず、頭を低くしてコソコソとお店をのぞく。
うん、お客は2人入っているから大丈夫。
亜美は「よし、行くぞ!」と気合を入れて足を踏み入れた。

ショップの中ほどに進むと、新作のデザインが数点入っていた。
「あっ、かわいい」思わず手にとった品物は花柄のレースが美しく施されていて触り心地もなかなか良さそうである。

胸がキュンとして、すでに心は決まった。

亜美は気が弱いところがあるが、直感がはたらき決断は早い。
早速、品物を持って「何となく、今日は良いものに出会える気がしていたのよね~」とにやにやしながら、レジに向かう。

行きはドキドキ、帰りはルンルン。
ドキドキした分、自分の気に入ったものに出会えた喜びは大きい。
そして、「大事に洗って身に着けよう」と急に女子力がアップしたように
感じた亜美だった。

書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~