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『CLEAR』マリンバで弾いてみた

どうも、ナベタです_(┐「ε:)_

昨年末、『カードキャプターさくら クリアカード編』の漫画が完結しました!おめでとうございます!!

何度も書いている気がするのですが、私は『カードキャプターさくら』の大ファンです。2016年に連載20周年記念として連載が開始されたときは「ピギャァァァァァアア」と叫びました。

いきなり不穏ですが、「クリアカード編は、クロウカード編やさくらカード編に比べるとつまらない」なんて感想をチラホラ見かけます。
たしかに、クリアカード編(以降、新シリーズ)はクロウカード編やさくらカード編(以降、旧シリーズ)よりも、「さくらちゃん…大人になったなぁ…!!」と思ってしまうくらい、さくらちゃん自身が落ち着いているように感じました。
何というのでしょうか、旧シリーズでは未熟な部分を周りの人に支えてもらいながら(漫画・アニメ・劇場版含めて小学4年生〜6年生の話なので当たり前ですが)持ち前の明るさと行動力でドタバタハプニングを乗り越えて一人前のカードキャプターになる!という流れだったのが、新シリーズでは周りの人に支えられつつも、さくらちゃんが自分で考えて行動し(旧シリーズが考えていないというわけではないですよ!)、それが人々に影響を与えていくような、そんなストーリーになっていると思います。
勿論「ほえええ!」と言うけれど、旧シリーズの「純粋無垢の天真爛漫なさくらちゃん」だけではなく、登場人物それぞれの渦巻く思考の中で(みんな隠し事し過ぎ)、中学生という絶妙な時期だからこその思慮深さもあって、私は「なんて味わい深い作品…流石CLAMP先生…!」と拍手を送らせていただいておりました。

ちょっとオタク語りがキツくなってきたので、本題に入ります。

『カードキャプターさくら クリアカード編』の完結に感動し過ぎて、アニメのOPである坂本真綾さんの『CLEAR』を演奏させていただきました。

神曲です!!!
クリアカード編のさくらちゃんが存分に詰まっていると思います。
何より歌詞が素晴らしいんですよ。
今まで素直に受け入れてきたものに対して疑問が湧き上がって少しめげそうになっても、それでも自分のやりたいこと、気持ちを大切に前向きに進もうとする、さくらちゃんのための曲だと思っています。
さくらちゃんって信じられないくらい優しい子で、ネガティブな要素なんて一つもないのですが、新シリーズでは、その真っさらな状態では乗り越えれない壁に沢山ぶち当たっていくんですよね。歌詞の中にはさくらちゃんの名台詞「絶対だいじょうぶだよ」の前にある葛藤を隠さずに表現されていて、聖人君子なさくらちゃんのある種人間らしさを感じて嬉しくなりました。
そういう人間らしさから共感(私なんかが恐れ多いのですが)もあったりして、私自身もこの曲から沢山勇気付けられました。本当にありがとうございます。

坂本真綾さんは、旧シリーズでも『プラチナ』というOPを歌っていらっしゃいます。
今回の『CLEAR』を聴いたとき、その透き通る歌声に「この方はもしかして年齢を重ねていない…?」
と思いました。当時の記憶がブワァァァア!!と蘇るくらいそのままだなと。
しかし、いざ聴き比べてみると全然違いました。『CLEAR』の方がより芯のあるお声で、説得力が桁違いでした。いや、何様だよという感じなのですが、『プラチナ』が1999年にリリースされた曲で、『CLEAR』は2018年の曲なのでそりゃそうですよね。プロの方の20年の積み重ねの重量感をズッシリと感じました。

坂本さんのお声を、習字のようなお声だなとずっと感じていました。
どういうことかというと、特に伸びる音の終わり、音を抜く最後の方で少し跳ね上げる(?)ような感じがあるのですよね。それが習字のはらいに似ているなと思いました。

すみません習字苦手なんですけど、ペイントアプリで頑張って書きました。

これの何と気持ち良いことか。かなり特徴的なので色々な意見があると思いますが、私はとても好きです。
曲を練習するときは歌いながら練習するのですが、真似しようとしても全然出来ませんでした。押し潰すわけじゃないんだよな…。マリンバでは絶対に真似出来ない部分なので悔しさも感じていますが、坂本さんの力強い歌声を表現出来たらと思いながら弾かせていただきました。

作詞は坂本さんですが、作曲はいきものがかりの水野良樹さんです。
いきものがかりの名曲たちのように、耳にスッと入ってくるメロディが素晴らしいです。アニメのOPですし聴きやすさ故に単純かと思いきや、コードのチョイスに驚くこともありました。コード表を見たら想像してた音と全然違う!ということが度々ありましたが、奥行きがある響きに感動しました。新しい世界を知った気分です。

いつも手描きするサムネにはクリアカードを描いてみました。
ザックリと描いただけなので粗は目立ちますが、よくこんなにも少女たちの心を擽るデザインを思い付くなCLAMP先生!!と、ワクワクしながら描かせていただきました。クリアカードと言うくらいですから、作中では透けるカードとして出てきます。しかも一方から見ると絵柄が透けないという特殊効果付き。魔法のカードなので実現は難しいと思いますが、少女たちは夢見ちゃいますよね…。熟しきった少女である私も初見で興奮しました。
動画中にあるイラストは、前回の『美しい鰭』同様に友人にお願いして描いてもらいました!!さくらちゃんとケロちゃんですね。何故こんなに綺麗な色を出せるのか…。曲にピタリと合った爽やか且つ可愛らしい絵をありがとう!!

今回使用したマレットは、こちらも前回と同じくInnovative Percussionから発売されているLudwig AlbertさんモデルのIP3106R(上1本)、IP3104R(中2本)とYAMAHAから発売されている安倍圭子さんモデルのMKA-08(下1本)です。

それにしても約2年ぶりなのでレコの仕方をすっかりと忘れてしまい、音質が微妙な感じになってしまいました。狭い部屋で倍音バキバキの楽器のレコとなると本当に難しいです。お聴き苦しいところもあるかと思いますが、少しずつ改善させたいと思っているのでご容赦下さい(._.)

といったところで以上になります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
是非原曲と、よろしければ動画も聴いていただけますと幸いです!




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