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部下育成で大切にしている事。私の部下はこれで成長しています。

『部下が私の言う事を聞いてくれない』
と悩んでいる管理職の方へ!

私も同じ事で悩んでいました。
私なりに部下と接して上手くいった
事例をご紹介します。

私はこの方法を実行した結果、
部下が自ら行動するようになり、
部下の結果が出てきています。

この記事では
・部下が行動するために大切な事
・上司として出来ること3つ
・自分は部下としてどうだったか
をご紹介します。

この記事を読み終えたときに、
悩みが解決できる事を望んでいます。

人は思い通りに動いてくれない。

結論から言うと、人は思い通りに
動いてくれないものです。

「だから悩んでるんだよ」
と思われるかもしれません。

でも、皆さんは部下だった時に上司から
嫌な仕事を押し付けられた時は
ありませんか?

その時にあなたは、上司の望む通りに
行動したでしょうか。

嫌々ながらしたかもしれません。
でも結果は出なかったのでは
ないでしょうか?

なぜなら自分で選択した
行動ではないからです。

私自身も上司の理不尽な要求に
逆らってきました。
上司には、上司の考えがあるのでしょうが
私には理不尽としか捉えられませんでした。

だから、結果が出なくても
平然としていましたし
「何で俺がこんな事を
 しなければならないのだ!」
と心の中で反発していました。

「じゃあ、どうすればいいんだよ」
とお思いですよね。

それは、
部下が自分でその行動が必要だと
気が付く事。

一体どういう事でしょうか?

気付きの3ステップ

私は、部下に気づいてもらうには
3つのステップがあると思います

・どんな結果を部下が望んでいるかを知る。
・望む結果になるような
 気付きの質問をする。
・部下の行動を応援する。

ひとつひとつ解説していきます。

どんな結果を部下が望んでいるかを知る。

部下だって、仕事で結果を出したいと
思っているはずです。

だから部下をよく観察し、
どんな想いで働いているかを知って下さい。

毎日のコミュニケーションや1ON1などで
部下の話をよく聴く事も大事です。

コミュニケーションは日々の積み重ねが
部下との信頼関係で大切です。

普段から良く見ている事。
上司の大切な役割です。

望む結果になるような気付きの質問をする。

例えば部下の売上が上がっておらず、
原因が面談の質だとします。

その場合は部下と面談した時に、
こんな質問をしてみます。

私 「お客様との面談は、
   どんな話をしているの?」
部下「○○の商品紹介を行い、
   買ってもらおうと営業しています」
私 「○○って▲▲さんは
   興味があるのかなあ?」
部下「いや、興味はないとは思います」
私 「▲▲さんの立場だと、
   どんな事で悩んでいるのかな?」
部下「う~ん。▲▲さんは飲食店の 
   店舗開発だから、集客につながる
   提案を求めているのでは?」
私 「いいね!それ。集客につながる
   提案をしてみたら?」
部下「はい、じゃあこんな提案は
   どうでしょうか?」

いかがでしょうか。
人は他人から言われた事よりも
自分で気が付いた事の方が行動します。

ポイントは、自分が望む答えでなくてもOK。
大切なのは、部下が自ら考え行動する事。

正解を教えるよりも自ら考えた方が良い。
例え間違った答えであったとしても、
何かしらの学びになり正解を教えるよりも
近道になります。

部下の行動を応援する。

上司は部下の行動を応援する事です。
大切なのは

・部下の話を真剣に聴く。
・相談された時に絶対に否定しない。

私は、上司から
「何でお前はそんなことも分からないんだ」
「それじゃあ、駄目だよ」
などと否定されてきました。

「じゃあ、どうすれば良いの?」
それに対する答えは貰えないままでした。

私は、そんなやりとりが
上司と行われた時期は
「全然成長出来ていなかったなあ」
と感じている。
私はその時の経験から、
上司を反面教師にして部下には接している。

もう一つ大切な事がある。
補助や助言は行うが、
決して部下の仕事をしない事だ。

上司が部下の仕事をしてしまうと
「じゃあ、僕はこの仕事を
 しなくても良いや!」
となり自分事にならない。
一度部下に仕事を任せたら、
主導権は部下にある。

部下も自分の仕事であると
認識するから真剣に取り組む。
それが、部下の行動を応援する
ことに繋がる。

自分は部下としてどうだったのか?

私自身は、上司の言う事を聞かない
部下だったのではないだろうか?

私の会社は建築関連の販売専門商社だが、
私は工事専門部隊を作りたくて
現在も行動している。

最初は
「お前に求めている役割とは違う」
と反対された。

しかし、上司が求めている販売専門の仕事は
私にとってやりたい仕事ではなかった。

そのため、私は工事の仕事を受注し続けて
今ではようやく認められるようになった。

私の考えは上司の望み=私の望みでないなら
聞かなくてOK
なぜなら過去に自分の気持ちを押し殺し、
上司の望み通り働いていた人は
辞めるか会社で活躍出来ない
人材になっているからだ。

結局上司の望みを押し付けても、
互いに不幸になるだけ。
私はそう思う。

まとめ

まとめると、大切なことは
・どんな結果を部下が望んでいるかを知る。
 →毎日のコミュニケーションの
 積み重ねが大事です。

・望む結果になるような
 気付きの質問をする。
 →大事なのは部下が自分で気付き、
  行動する事です。

・部下の行動を応援する。
 →部下の話を良く聴き、
  否定を絶対にしない。
  主役は部下。部下の仕事に
  手を出さない。

部下を変える事は出来ないが、
部下に気づきを与える手助けを
することは出来る。

自ら気ら付き、行動すると人は成長出来る。

今回の記事はいかがでしょうか。

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