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部下育成で大切にしている事。私の部下はこれで成長しています。
『部下が私の言う事を聞いてくれない』
と悩んでいる管理職の方へ!
私も同じ事で悩んでいました。
私なりに部下と接して上手くいった
事例をご紹介します。
私はこの方法を実行した結果、
部下が自ら行動するようになり、
部下の結果が出てきています。
この記事では
・部下が行動するために大切な事
・上司として出来ること3つ
・自分は部下としてどうだったか
をご紹介します。
この記事を読み終えたときに、
悩みが解決できる事を望んでいます。
人は思い通りに動いてくれない。
![](https://assets.st-note.com/img/1645247088951-q92WLArPqL.jpg?width=800)
結論から言うと、人は思い通りに
動いてくれないものです。
「だから悩んでるんだよ」
と思われるかもしれません。
でも、皆さんは部下だった時に上司から
嫌な仕事を押し付けられた時は
ありませんか?
その時にあなたは、上司の望む通りに
行動したでしょうか。
嫌々ながらしたかもしれません。
でも結果は出なかったのでは
ないでしょうか?
なぜなら自分で選択した
行動ではないからです。
私自身も上司の理不尽な要求に
逆らってきました。
上司には、上司の考えがあるのでしょうが
私には理不尽としか捉えられませんでした。
だから、結果が出なくても
平然としていましたし
「何で俺がこんな事を
しなければならないのだ!」
と心の中で反発していました。
「じゃあ、どうすればいいんだよ」
とお思いですよね。
それは、
部下が自分でその行動が必要だと
気が付く事。
一体どういう事でしょうか?
気付きの3ステップ
![](https://assets.st-note.com/img/1645247230892-lwmd9O08NT.png)
私は、部下に気づいてもらうには
3つのステップがあると思います
・どんな結果を部下が望んでいるかを知る。
・望む結果になるような
気付きの質問をする。
・部下の行動を応援する。
ひとつひとつ解説していきます。
どんな結果を部下が望んでいるかを知る。
![](https://assets.st-note.com/img/1645247319337-oDJHQL7TlN.jpg?width=800)
部下だって、仕事で結果を出したいと
思っているはずです。
だから部下をよく観察し、
どんな想いで働いているかを知って下さい。
毎日のコミュニケーションや1ON1などで
部下の話をよく聴く事も大事です。
コミュニケーションは日々の積み重ねが
部下との信頼関係で大切です。
普段から良く見ている事。
上司の大切な役割です。
望む結果になるような気付きの質問をする。
![](https://assets.st-note.com/img/1645247376427-1zhXQ3pSsW.jpg?width=800)
例えば部下の売上が上がっておらず、
原因が面談の質だとします。
その場合は部下と面談した時に、
こんな質問をしてみます。
私 「お客様との面談は、
どんな話をしているの?」
部下「○○の商品紹介を行い、
買ってもらおうと営業しています」
私 「○○って▲▲さんは
興味があるのかなあ?」
部下「いや、興味はないとは思います」
私 「▲▲さんの立場だと、
どんな事で悩んでいるのかな?」
部下「う~ん。▲▲さんは飲食店の
店舗開発だから、集客につながる
提案を求めているのでは?」
私 「いいね!それ。集客につながる
提案をしてみたら?」
部下「はい、じゃあこんな提案は
どうでしょうか?」
いかがでしょうか。
人は他人から言われた事よりも
自分で気が付いた事の方が行動します。
ポイントは、自分が望む答えでなくてもOK。
大切なのは、部下が自ら考え行動する事。
正解を教えるよりも自ら考えた方が良い。
例え間違った答えであったとしても、
何かしらの学びになり正解を教えるよりも
近道になります。
部下の行動を応援する。
![](https://assets.st-note.com/img/1645247430774-vwtlKCyNx5.jpg)
上司は部下の行動を応援する事です。
大切なのは
・部下の話を真剣に聴く。
・相談された時に絶対に否定しない。
私は、上司から
「何でお前はそんなことも分からないんだ」
「それじゃあ、駄目だよ」
などと否定されてきました。
「じゃあ、どうすれば良いの?」
それに対する答えは貰えないままでした。
私は、そんなやりとりが
上司と行われた時期は
「全然成長出来ていなかったなあ」
と感じている。
私はその時の経験から、
上司を反面教師にして部下には接している。
もう一つ大切な事がある。
補助や助言は行うが、
決して部下の仕事をしない事だ。
上司が部下の仕事をしてしまうと
「じゃあ、僕はこの仕事を
しなくても良いや!」
となり自分事にならない。
一度部下に仕事を任せたら、
主導権は部下にある。
部下も自分の仕事であると
認識するから真剣に取り組む。
それが、部下の行動を応援する
ことに繋がる。
自分は部下としてどうだったのか?
![](https://assets.st-note.com/img/1645247564935-QrKYQfKKLh.png?width=800)
私自身は、上司の言う事を聞かない
部下だったのではないだろうか?
私の会社は建築関連の販売専門商社だが、
私は工事専門部隊を作りたくて
現在も行動している。
最初は
「お前に求めている役割とは違う」
と反対された。
しかし、上司が求めている販売専門の仕事は
私にとってやりたい仕事ではなかった。
そのため、私は工事の仕事を受注し続けて
今ではようやく認められるようになった。
私の考えは上司の望み=私の望みでないなら
聞かなくてOK
なぜなら過去に自分の気持ちを押し殺し、
上司の望み通り働いていた人は
辞めるか会社で活躍出来ない
人材になっているからだ。
結局上司の望みを押し付けても、
互いに不幸になるだけ。
私はそう思う。
まとめ
まとめると、大切なことは
・どんな結果を部下が望んでいるかを知る。
→毎日のコミュニケーションの
積み重ねが大事です。
・望む結果になるような
気付きの質問をする。
→大事なのは部下が自分で気付き、
行動する事です。
・部下の行動を応援する。
→部下の話を良く聴き、
否定を絶対にしない。
主役は部下。部下の仕事に
手を出さない。
部下を変える事は出来ないが、
部下に気づきを与える手助けを
することは出来る。
自ら気ら付き、行動すると人は成長出来る。
今回の記事はいかがでしょうか。
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