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言葉は怖い?

会社員を辞めて4ヶ月ほどが経ちました。
家で夫の仕事の書類の作成やデザイン関係の仕事、お問い合わせの対応をやりつつ、家事のほとんどこなす生活も板についてきました。

1日のほとんどを自宅で過ごし、友人や知人、仕事先の業者さんなどとはメールやS N Sでのやり取りがほとんどです。
コロナの流行でここ数年の間に出会った方とは、直接お会いするよりzoomなどの非対面のコミュニケーションも当たり前になりました。

会社員の時も業者さんや社内間でもメールやS N Sでの非対面の連絡はもちろんありましたが、相手は顔を合わせて話したことがある人ばかりでした。
ましてや同じ部署の人とは、これどう思います〜?なんて声を掛ければすぐに済むことも多くありました。

けれど、今はそうはいきません。
直接顔を合わせて話すのは夫だけで、人とのコミュニケーションはメールなどの文字がほとんどです。
友人や知人とのやり取りは絵文字などを駆使して、文字の裏にある感情をプラスできる。けれど、仕事の相手にはそんなこともできません。

デザインのやり取りをするときには、もう少し修正して欲しいけど、、
相手を否定せずにどう伝えたらいいか?
何度もメールを書いては書き直し、一通の返信をするのにあれこれ考えてしまい、いろんな方からの連絡が重なった時には、頭も心もヘトヘトです。

そして返ってきた返答を読み、
これは怒っているのか?(実際には怒っていない)
相手はどういう意図や気持ちがあり、この連絡をくれたのか?
と、また考えてしまいます。。

文字だけでは読み取ることも伝えることもできず、連絡を見るのも送るのも怖くなってしまいました。

誰かと会うとき、相手の表情や声のトーンや大きさ仕草や持ち物、沢山の情報を得てコミュニケーションが成り立っていたことに改めて気がつきました。

けれど、今や遠くに住む人とも簡単に連絡を取り合うことができる時代。直接会ってコミュニケーションを取れる相手ばかりではありません。
もしかしたら、わたしの様に対面でのコニュニケーションの方が楽と思う人の方が少ないのかもしれません。文字でのコミュニケーションも慣れればいちいち相手や自分の気持ちも考えなくなるのでしょうか?

どうやらわたしはまだ、現代のコニュニケーションに非対応な人間だったみたいです。

さてさて、わたしのこれからのコミュニケーションはどのように変化するのでしょうか。ツールを変えるのか、マインドを変えるのか、はたまた全く別の方法なのか。いっそスマホは圏外でネットも繋がらないのところに住んでしまうか?笑


幸いにも現代には沢山の選択肢があり、きっとこれからも増え続けると思います。
コミュニケーションは本来、怖いものではなく楽しいものだったはずです。
今のわたしがどうすべきなのかは正直分からないけれど、傷つくことを恐れていても自分の世界は広がりません。それはいつの時代も変わらないことのような気がします。


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