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相手にうまく伝わらない

パートナーや友人、周りの人たちに対して、「もっとこうすれば良いのに」と感じることはありませんか?

そしてアドバイスや支援をするが、一向に変わろうとしないためイライラしたり、落ち込んだりします。

「パートナーに痩せてほしい」「友人のギャンブルをやめさせたい」「仕事に本気で取り組んでほしい」など他人に求めてしまいます。

しかしその気持ちを伝えても、周りは変わろうとしません。

人は相手が変わろうとしない時、相手が理解ができていないから変わろうとしないんだと考えてしまいます。

ですので、変わろうとしない周りの人たちに対して、肥満の恐ろしさ、ギャンブルの効率の悪さ、仕事に対する理想論を語ってしまいます。

しかし喧嘩になることはあっても、受け入れて変わろうとするきっかけにはなかなかなりません。

人は往々にして理解ができていても、誤った行動を行います。

それは理屈だけでは行動できずに、衝動が勝ってしまうからです。

ダイエットしたほうが良いことはわかっているが、お菓子は食べたいし、唐揚げやラーメンを食べたいのです。

理性よりも本能に支配されやすいからです。

そして理性だけでは本能はコントロールできません。

もしパートナーにダイエットしてほしいのであれば、肥満の恐ろしさ、愚かさを語る前に、一緒にウォーキングをしましょう。

友人がギャンブル以外の楽しみを得られるように、いろんな体験を一緒にしましょう。

もちろんこれだけで相手が変わるとは言えませんが、確率が高い方法を考えましょう。

そもそも相手の気持ちをコントロールしようなんて事が、無謀であり、横暴なのです。

それでも相手に変わってもらいたいのには、心配だから、もっと健康でいて欲しいから、人生を楽しんで欲しいからという願いがあります。

理屈や正論を言うくらいなら、この思いを素直に伝えたほうが余程良いと思います。

感情に訴えるほうがあなたの想いは伝わるでしょう。

あなたの優しい気持ちがその人に届くことを願っています。

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