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「似合う」と「拘り」の話

最近暗い日記が続いたので、気分転換にファッションの話をしよう🔅

「似合う」と「好き」

洋服を選ぶとき、「似合うもの」と「好きなもの」のどっちを取るかで悩む人が多いと思う。オシャレな人は「好きなものを似合うよう工夫する」のが得意だし、私みたいにダサい人は「好きまっしぐらで客観視できてない」とかになる。或いは、人から似合うと言われたものだけで身を固めて、“自分がないファッション”になっちゃう。

つまり、前者は「他者の意見」と「自分の意見」を擦り合わせるのが得意な人。私は擦り合わせるとか、“ちょうどいい”をとるのが下手で、極端な選択しかとれない。(極端な人間…👻)

似合ってないもんを着て周りから冷めた目で見られるんも嫌やし、他人から褒められるけど自分はしっくりきてないもんを着るのもいや。どうしたらいいんやろう?というのが、私のファッションについての主な悩みやった。

信頼する人の意見を聞く

この問題に対して私がとった対策は、誰からの意見を聞くのか絞ることやった。

自分の「好き」を貫いても、自己満足でおわる。だからといって、一般的に似合うと言われるもの…たとえばパーソナルカラーや骨格診断というのは、マスからの意見や。マスという漠然とした枠組みの人たちから褒められても、いまいち嬉しくない。

淡いイエローと白い粒

だから信頼してる人…パートナーとか、自問自答ファッションのあきやさんとか、好きなお店の店員さんとか、「この人に好かれたり、褒められたら嬉しいな」と思える人の意見を積極的に聞くようにした。

すると、彼らが勧めてくる服というのは、だいたい「攻めてる」感じがした。私からすると「不相応」「かっこよすぎる」と思ったけど、彼らは「似合う!」「しっくりくる!」と激推ししてくれる。

この辺で、自己評価が低いんだなと気づく。私から見た私はちんちくりんだけど、他者から見た私はそうではなさそう。というか、ちんちくりんだと見てくる人もいるけど、そういう人からの好意よりも、私は私のことを素敵だと思ってくれる人の気持ちに応えたい。

なので、「ちょっと無理してるな」と思いつつも、信頼する人からのおすすめを着る癖がついた。

拘り

そのうちに、無理して着てた服も、だんだんと好きになってった。「好き」はいいところを探せば見つかる。たとえば、信頼する人が勧めてくれた服は、どれも着心地がよかった。いい生地に、丁寧な縫製で、身体に馴染む形。

それは骨格診断で見つけた「似合う」服を着ていた時にはない感覚やった。(※安ものを着てたからで、質のいいものを着てたらまた違ったと思うけど。)診断でいくら「似合う」と言われても、どうしても着たくない服というのはあった。それは「好みじゃないから」ではなく、「着心地がわるい」「なんか窮屈」に感じる服。身体に馴染まない服。

キーホルダーはコジコジ

たとえば、ハイヒール。ワイヤーの入ったブラ。ヒートテック。繊維入りのマスカラ。長い前髪。ジーンズ。

どれも私には窮屈だったり、チクチクしたり、耐えられない何かがあった。そこで気づく。私にとっては「好きな服を着ること」よりも、「着心地のわるいものを着ないこと」の方が優先順位が高いことを。それが私の拘りやった。

まぁ簡単にいうと、感覚過敏なんやと思う。メイクも肌荒れするし。それらを無理して、オシャレを楽しもうとは思えない。

今のところ、私のファッションに自主性はあまりない。流されて服を着てる。でもどんな服を着ないかは、自分で選んでる。

今はそういうバランスでファッションを選ぶようになった。オススメされた服は今もこっ恥ずかしいし、着られてるなと思うこともある。でもだんだん、精神がそっちに追いついてくると思う。

るきさんの近頃の制服

記録として、最近のスタイルも載せておきます〜

まともな写真がなかったので試着室の一枚@UNIQLO

kalfu(カルフ)のスニーカー
FJALLRAVEN(フェールラーベン)のリュック
財布3soku(さんそく)のがま口
UN3D.(アンスリード)のワンピース、NEW WAY,NEW LIFEのロングシャツ、古着のイギリス製ポンチョなど
髪型:ハイトーンボブ

ハイトーンも人から勧められてやったんだけど、色の維持が難しかった。色も拘りたいところのひとつなので(北欧ブランドが多いのはそのせい🇸🇪)、最近は黒髪に戻そうかなと思ってる。

お金や時間は限りがあるから、似合うからといってなんでもトライできるわけじゃないよね。その辺の折り合いは、人間だから仕方ないのかなと思う。今できることを楽しもう🚩

生きる糧にします