見出し画像

ベイスターズ2020年選手名鑑 井納翔一 背番号15 「ベテラン投手の域に突入。ローテーション復帰はあるのか?」

こんばんは、なべマガジンです。

1週間ぶりの更新で御無沙汰しております。

足の手術の副作用で、時に起こる頭痛が何度かあって

中々ブログの更新が出来ておりませんでした><

お待たせしましたが、早速 選手名鑑シリーズいきましょう^^

本日は、背番号15 井納翔一投手です!!!

1.経歴

東京出身 木更津総合-上武大学-NTT東日本から2012年ドラフト3位で、横浜DeNAベイスターズに指名されました。高校時代、チームは甲子園出場するが、スタンドでの応援となった。上武大学時代は、4年時に頭角を現し、チームのリーグ優勝に貢献。NTT東日本時代の、4年目にスプリットを習得、投球フォームの変更から、グングンと成績を上げ、チームのエースとなった。イノビッシュとも呼ばれ、長身から投げ下ろすストレートとテンポの良い投球が持ち味の投手である。

2.ベイスターズの指名理由

2012年は、DeNAになった初年度のドラフトになり、即戦力投手の指名が必須だった。先発に関しては、三浦投手や高崎投手がローテションを引っ張っていた時代であり、3枚目、4枚目の投手ですら、いない時代である。即戦力投手が欲しいベイスターズが1位で投手を指名しなかった理由は、駒沢大学の白崎内野手が監督に就任した中畑清監督の母校の後輩であり、将来のクリーンアップ候補に育てるためだったのは、分かりやすい指名だった。そのため、2位で大卒の三嶋投手を指名したものの、もう1枚右腕の補強が必要であり、社会人経験があり、即戦力投手と判断したので、井納投手を指名したと思われます。結果的にではあるが、三嶋投手と1年目からローテションに入り、5勝を上げたのは、当時のベイスターズにとって大きな希望だった。2014年には、11勝をあげて、日米野球で日本代表にも選出されていることも皆さんお忘れなく。

3.投球の特徴

★テンポの良い投球★

井納投手の一番の良さと筆者は感じております。コントロールは並と思いますが、低め中心の投球ができることと、切れの良いストレート、スライダー・カーブ・フォーク(スプリット)を中心に投げ込むオーソドックスな投手です。実際に、2013年~2017年まで毎年完投があるのは、テンポの良い投球ができている証拠でしょう。もちろん、打たせて取る投球のため、被安打も多く防御力は、4点前後とローテション投手では、高い部類に入る。しかしながら、打たれながらもここぞという場面で抑えるのが井納投手である。2018年からは、リリーフに転向する結果を残せなかったことと、チーム事情もあり、また先発に戻っているが、入団してから毎年4勝以上であることは、素晴らしい。

また、井納投手は調子の良い時と悪い時の見分け方がある。それは、

ストレートのシュート回転である。

調子の良い時は、外角へのストレートがシュート回転が少なく、球速も140キロ後半になり、良い球が投げられているが、調子の悪い時は、外角のストレートが大きくシュート回転し、140キロ前半の甘い球が真ん中付近にいってしまうのだ。入団後、みてきた筆者にとって1番分かりやすい井納投手のバロメーターだと思っているので、注目して頂きたい。

4.現在の立ち位置

ローテション候補であるが、1軍2軍問わず、実践登板も少なく、完全にベテラン投手の扱いである。いわゆるローテションに穴が抜け、実践経験のある投手を1軍へ呼びたい時に、真っ先に呼ばれる投手である。実績のある投手のため、実践登板の回数よりも個人の調整を優先している。若干、ピークが過ぎた感は、否めないが、スタミナを含め先発投手として活躍できる能力は、まだまだ衰えていないので、34歳になる年ではあるが、ある程度の結果を期待される。

5.起用方法

現在、1軍ローテーションは、今永・濱口・石田・上茶谷・平良・坂本で堅いと言われており、シーズン当初は、2軍では、ローテションで投球することになるだろう。しかしながら、誰かが怪我をしたり、スランプになった場合は、井納投手のスタンバイが必要になる。2軍で結果残すことは、もちろん、1軍でも5勝以上は期待したい。見てわかるようにまだまだローテション投手は若く、井納投手のような数年以上ローテション守っている投手が、いないため、個人的には、ローテション入りを優先したい投手の1人である。ある程度、投球はまとめてくれるので、ベイスターズ打線の援護があれば、防御力が高くても勝利を掴む投球ができるだろう。

6.まとめ

衰えず知らずの34歳は、まだまだローテション投手と活躍可能。

しかしながら、若手投手を優先して起用する傾向にあるため、いつ1軍に呼ばれても良い様に2軍でスタンバイ。

井納投手の存在無くして、ベイスターズの投陣は、語れません。入団してからベイスターズのローテーションを支えてくれた1人ですから。普段から、ハマの宇宙人と呼ばれるほど、謎な発言が多い選手ですが、選手としては、素晴らしい選手です。引退まで5年前後だと思いますが、生涯ベイスターズで投げ続けてほしいと願う筆者でした。

今回は、井納翔一選手を取り上げさせて頂きました。

次回は、大貫晋一投手を取り上げます!!!

皆さん、次回もお楽しみに~~~

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^