ベイスターズ2021年選手名鑑　牧秀悟　背番号2「まさかの2位指名で獲得。入団がもたらした大きなメリットとは？」

こんにちは、なべマガジンです。

キャンプも第➂クールに突入し、いよいよ明日からは

練習試合もスタートするベイスターズ。

土日の中日戦は目が離せませんね＾＾

では選手名鑑シリーズにいきましょう。

本日は、背番号2　牧秀悟選手を紹介します！！！

1.経歴

長野県出身　若穂リトルシニア（3年春全国大会出場）-松本第一高校（昨年まで所属した百瀬選手の後輩です）甲子園出場無しで3年夏も初戦で敗退になっています。中央大学へ入学しました。1年春からショートとして出場。2年秋にベストナインに選出。その後2年で唯一の副キャプテンになり、3年春から4番セカンドで出場。打率.400、2本塁打、14打点、1盗塁と活躍し、首位打者とベストナインに選出。その後日本代表として日米大学野球に出場。4番として、本塁打を含む5打点と活躍し、ドラフト候補へ。3年秋にはベストナインとＭＶＰも受賞。4年秋も打率.429と安定した成績を残しました。

2.ベイスターズの指名理由

先日、入江選手の記事にも記載しましたが、先発ローテーション候補の獲得だけではなく、二遊間の強化も必須だったことが大きな要因です。表題にも記載したように牧選手の入団でチームに大きなメリットをもたらします。それはセカンドのレギュラー争いの激化及び将来のサードのレギュラー争いになります。2018年ドラフト2位で伊藤裕を獲得しておりますが、1年目の活躍から2年目大きなブレイクを期待されましたが、伸び悩みを見せることになりました。2軍にも知野、田部や右打ちの内野手がいますが、レギュラー争いまでは加わってきていない状況。一方1軍は大和（34歳）倉本（31歳）柴田（28歳）田中俊（28歳　新加入）という状況。4選手ともにショートも守っているため、2019年ドラフト1位の森選手を起用するまでは、誰かが埋める形になるでしょう。昨年主にセカンドを守っていたソトはロペスの退団により、ファーストへ転向予定。（来日未定）そのため、開幕までセカンドのレギュラー争いが繰り広げられることが想定される中で、ドラフト1位候補で野手の中では阪神に入団した佐藤に次ぐ評価をされていた牧選手を2位で獲得することができました。1位での単独指名もファンの間で噂されておりましたが、蓋を開けてみればベイスターズスカウト陣の戦略勝ちで、まさかの2位指名まで残っていました。指名されないことを祈りながら、ベイスターズの順番を待っていたファンが多かっただけに、その瞬間は全ベイが感動したことでしょう。実績十分で、打撃型の右打ちの内野手。伸び悩んでいる伊藤裕に大きな刺激を与えることができることは大きなメリットです。伊藤裕もポテンシャルの高さは皆さんご存知でしょうが、打撃開眼のきっかけを作れていないことも事実です。守備面は重点的に鍛えていることから1年目より遥かにレベルアップしていますが、打撃は試行錯誤中。牧選手も大学時代から伊藤裕を見ているわけですから、お互い意識し合ってキャンプでも課題に取り組んでいるでしょう。（練習の組も同じ）どちらがセカンドのレギュラーをとるかまだわからないですし、宮﨑が今季ＦＡ権を取得するとともに年齢的にも今後の候補を考えてないといけないので、サード・セカンドが伊藤裕・牧でハマれば面白くなってくるでしょうね。長くなりましたが、入団による内野手陣の競争激化に伴う底上げに大きな影響を与えているということです。

3.選手のチェックポイント

★選球眼が良く、ミートがうまい上に長打力も兼ね備えている。走塁意識も高い。守備は及第点★

バットコントロールが非常にうまく、ミートすれば簡単に外野へ持っていくパワーも兼ね備えている魅力たっぷりの打者です。インコース・アウトコースも苦にしている様子はないので、プロの速いストレートや曲がりの大きい変化球にいかに対応できるかが成功の鍵となるでしょう。三浦新監督も実践向きとコメントしたように、初の紅白戦の初打席で左腕の坂本からレフトポール際にあわや場外の本塁打を放つと次の打席では中川投手から選球眼の高さを発揮し、しっかり見極めた上で四球を選んだ。3打席目は調子の良かった櫻井投手のインコースのストレートをうまくさばくもショート正面のゴロ。（櫻井投手に対して、伊藤裕は空振り三振）ライバル候補の伊藤裕に差をつけるほどのレベルの高さを見せつけました。走塁でも一塁からタッチアップを成功させています。守備は練習でみる限り、普通と思います。（ソトよりは安心できるか）まあ打撃タイプの選手ですし練習でうまくなる分野なので、今年は多少目をつむる必要があると思います。明日以降の練習試合、オープン戦の結果次第では開幕スタメンの可能性も大いにあるでしょう。

4.現在の立ち位置と起用方法

セカンドのレギュラー争いの候補である。最有力という言葉はルーキーであり実績が無いため、あえて使わないです。しかしながら、上記でも記載しているように開幕スタメンの可能性も十分にあると思います。もし起用された場合の打順は6.7番になる可能性が高いため、得点圏での打席に大いに注目ですね。仮にレギュラーにならなくても2軍レベルではないため、右の代打として中井とスタンバイすることもあるでしょう。どちらにせよ1軍ベンチ枠に入れて置きながらの成長を期待したいです。

5.まとめ

セカンドのレギュラー争いに打ち勝って開幕スタメンへ。ルーキーながらレベルは既に1軍クラス。とにかく結果にこだわる1年にしたい。

実家で母は美容院を営んでおり、散髪で気合いを入れての入寮となりました。登場曲はスラムダンクの「牧」にちなんで、スラムダンクの曲になる模様です。やっぱりあの王道曲かな？？

本日は背番号2　牧秀悟選手を紹介しました。

次回は、ドラフト3位　背番号40　松本隆之介選手を紹介します！！！

次回もお楽しみに！！！