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ベイスターズ2021年選手名鑑 池谷蒼大 背番号53「社会人に入り、大きく成長を見せた即戦力サウスポー」

こんばんは、なべマガジンです。

選手名鑑シリーズだけじゃなくてコラムも書いていきたいですが

中々出来ておりません>< また書いていきますので

その時は宜しくお願い致します^^

本日は、背番号53 池谷蒼大選手を紹介します!!!


1.経歴

静岡県浜松市出身 小学2年より野球を始めて6年生時には中日ドラゴンズJr.入りを果たした。浜松市立積志中学校では軟式野球部に所属し、エースとして春の県大会3位となり、静岡高校へ進学。1年秋からベンチ入りするも疲労性の腰痛に苦しみ1年間登板できず。2年春から公式戦に登板し、秋から背番号1を背負った。同大会で優勝し、3年春に選抜高校野球大会に出場。2回戦で大阪桐蔭と対戦し敗戦。3年夏は県大会準決勝で敗れている。2学年上に現楽天の堀内謙伍、1学年上に現西武鈴木将平がいる。ヤマハに入社後は、1年目から公式戦に登板し、2年目からリリーフ登板が増加。12試合17回18奪三振、防御率2.65とプロ注目のサウスポーへと成長

2.ベイスターズの指名理由

ブルペン強化、即戦力サウスポーの補強である。加えて変則フォームの投手であることは補強ポイントとしてプラスと言える。現在中継ぎ左腕は、セットアッパーの石田を筆頭にエスコバー、砂田についで、櫻井投手が期待されている状況であるが、砂田・櫻井は1軍定着が確実な状態ではなく、今年に限ってはエスコバーも入国できていない状態になっている。高卒社会人入社のため、まだ今年22歳と若く伸びしろもあり、年齢的には櫻井投手と同年齢。櫻井投手への危機感を煽る形もあるだろう。編成的には非常に良い指名だ。1軍ブルペンには左腕を最低3枚は置いておきたいと思いますので、現状を考えると池谷選手にとっては1年目からチャンスです。

3.選手のチェックポイント

★独特なフォームから投げる力強いストレートとマウンド度胸★

最速147キロ(常時140キロ台)とスライダー・カーブ・チェンジアップとオーソドックスな球種になっている。独特なフォームは手と足を高くあげて、グラブを身体に隠してから小さなテイクバックから投げる。出所が見にくく、ストレートは140キロ台でも打者が振り遅れるほどだ。変化球でもカウントを稼ぐことができ、制球面でも苦労しないだろう。さきほどライバルに挙げた櫻井投手と比べると、完成度は池谷投手のが高いだろう。スライダーのキレやストレートのスピードや今後の伸びしろにおいては櫻井投手に軍配があがるが、制球力に加えてマウンド度胸は圧倒的に池谷投手の方が上であり、1軍でも安心して起用できる選択ができるだろう。投げっぷりやマウンドさばきはチームメートの今永投手を彷彿とさせる

4.現在の立ち位置と起用方法

練習試合から積極的に中継ぎとして起用されており、無失点と期待に応えている。制球も大きく崩すことなく、プロで自分の球が通用していることでどんどん自信を深めているでしょう。2.でも記載したように現状を考えると石田に次ぐサウスポーを狙えるポジションにいる。まずはワンポイントやビハインドでの投球が続くと思われるが、結果を残せば1イニングを任せられることもあるだろう。昨年でいうと、伊勢投手の様なイメージだ。ブルペンの状況を考えると先発転向は考えづらく、当分は中継ぎ起用になるだろう。

5.まとめ

目指すは中継ぎの今永。まずは1軍でのマウンド経験を積んで、数年後に石田の後釜を狙いたい。

本日は背番号53 池谷蒼大選手を紹介しました。

次回は、ドラフト6位 背番号56 髙田琢登選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに!!!

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^