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【番外編】2020年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します。

こんにちは、なべマガジンです。

今年も嫌な季節がやってきました。

そのため、表題にもあるように、

2020年 横浜DeNAベイスターズ 戦力外選手を徹底予想します!!!

今回は、作成時間2時間以上、4500字を越える非常にボリュームある記事になっております。ファン歴22年の筆者が、本気で予想しておりますので、お楽しみに!!!

※注意書き(下記)

【まず初めに記載しておきますが、筆者は、プロ野球を心から愛しています。全球団に所属している選手を尊敬し、全ての選手が1軍の舞台で活躍して欲しいと願っています。しかしながら、プロ野球界は、毎年100人前後の選手が退団する厳しい世界なのです。チームが優勝するために、人材を入れ替えることは、どのチームスポーツでも、企業でも同じです。ドラフト会議が開催される以上、新陳代謝は仕方ないことなのです。それをご理解頂ければ幸いです。もちろん、自論のため色んな意見はあると思いますが、上記の思いをご理解頂ける方のみお読みください。よろしくお願いいたします。】

それでは、参りましょう。

※今回は、外国人選手を除く日本人選手のみです。

1.戦力外の人数

今年は、9人を予想しております。それは、過去・今年の成績や編成面、そして選手の状態をふまえて算出した数字になります。毎年10人前後が、入れ変わりますので、具体的な数字と捉えています。また、今年は、新型コロナウイルスの影響で1軍・2軍ともに試合数が削減され、選手のアピール機会も同様に減ってしまいました。そして何よりも無観客開催や入場客数の削減に伴い、チームの売上は大幅に下がっています。だから今年は、戦力外の選手が少なく、ドラフト会議での指名も少ないのでは?という声もささやかれておりますが、個人的には、全く影響無いと判断しています。契約金(1億~2000万円)は、それほど大きくないですし、チーム運営に大きな支障は出ておりませんし、ただ単に来年に必要な戦力を補強する場として、各球団が4人~9名ほどは指名するでしょう。また3軍構想をもつチームが増えているため、育成ドラフトは今年も活気ずくと考えております。現在では、ソフトバンク、ジャイアンツがメインで、オリックスや西武も名乗りをあげ、横浜DeNAベイスターズも構想を打ち出しております。(広島も3軍をもっているが、ほぼリハビリチームになっている)少し話は、ドラフト会議にそれましたが、戦力外選手の人数を考える上で、必要な内容のため、記載しました。それでは、実際の候補選手を見ていきましょう。

2.戦力外候補選手

投手()内は、年齢を記載

1.赤間謙(30)背番号49

2018年7月に白崎・髙城選手⇔伊藤光選手とともにトレードで入団した選手です。1軍登板も果たしたものの、打ち込まれるケースが目立ち、2軍調整が続いている。ストレートは145キロ前後まだ投げ込られるものの変化球を含めて決め球が無いことが痛い。そして30歳という年齢ということ、1軍のブルペン陣の選手層が12球団でもトップクラスのため、今後の昇格の厳しいと予想しております。しかしながら、まだ老け込む年齢ではないので、中継ぎが欲しい球団から声がかかる可能性も。(中日→横浜の武藤選手のように)

2.濱矢廣大(27)背番号56

2019年3月に熊原選手とのトレードで入団した選手です。2019年オフには、メキシコのウインターリーグに参加し、ストレートとSFFを武器に、活躍しました。2020年シーズンも大きな期待を寄せられましたが、2軍でも毎年の様に苦しんでいる制球難を露呈してしまいました。改善がみられる気配が無いこともあり、残留させるなら、大学・社会人卒で即戦力候補の左腕を獲得した方が、良いのでは無いかと判断されるため、契約が厳しいと考えます。スライダー・SFFとキレの良い素晴らしい球をもっているが故、期待をし続けていましたが、制球難では仕方ないでしょう。

3.藤岡好明(35)背番号68

2016年3月に日本ハムファイターズから金銭トレードで入団した選手です。投手最年長の投手で、2019年は、好成績を残し一時期は困った時は、藤岡投手。というところまで貢献した頂いた選手です。年齢からの衰えは感じられませんが、赤間選手のところでも記載したように、1軍のブルペン陣が非常に厚い。そして同じスリークォーター・サイドスローの伊勢・進藤・三上選手がおり、優先順位としては、低くなってしまいます。進藤選手と迷いましたが、進藤選手は28歳で4年目とまだ若く、ゆったりとしたフォームにモデルチェンジし、打たせてとる投球術も身につけながらも最速は150キロを越えます。これからも期待が寄せられるため、藤岡選手を選定しました。

4.古村徹(27)背番号67 ※育成再契約

2012年に入団し1度も投げることなく、育成再契約から退団し、2019年に独立リーグから再契約した選手です。150キロ近いストレートとキレの良いスライダーが武器の選手であり、2020年春季キャンプの練習試合でも、良い投球をしていました。しかしながら、選手名鑑でも記載したように、メンタル面が弱い。本来の実力を発揮できないことには、1軍での活躍は難しい。しかしながら、1度独立リーグへ行き、軟投派から速球派にモデルチェンジして復帰しており、27歳という年齢も考えると、まだまだ活躍できる可能性は秘めており、育成再契約が望ましいと考えます。だからこそ提携している神奈川フューチャードリームス(独立リーグ)や2軍で圧倒的な成績を残し、そのまま1軍中継ぎ陣へ食い込める可能性はまだあると思っています。開花するきっかけはもしかしたらひょんなことかもしれません。そのきっかけを掴んで欲しいですね。

5.勝又温史(20) ※育成再契約 野手転向

まだ20歳と若く、投手として花開く可能性も十分にありますが、2019年・2020年の投球を見る限り、制球難が目立ちます。仮に制球難を克服したとしても、球速が落ちてしまう可能性も高く、持ち味であるエンジン全開の馬力ある投球は、継続しにくいでしょう。だからこそ、投手としてプロで生き残るのは難しいと判断しました。しかしながら、高校通算30本塁打を記録しており、広角に打てるバッティングは、高校時代高く評価されており、身体能力が非常に高い選手のため、野手転向で、再起を図ることが活躍する可能性を見出すのでは?と感じおります。まずは、独立リーグに派遣し実績経験を積んで欲しいですね。

6.飛雄馬(30)背番号40

毎年活躍を期待され、2軍で活躍→1軍昇格→結果残せず2軍降格→2軍で活躍といったシーズンを続けてきた選手です。正直ファンの中でも、昨年あたりから噂されておりましたが、2020年は契約継続なりました。それは、飛雄馬選手の人望が厚く、どんな場所でも全力プレー、1番に声を張り上げる選手であるからだと思います。しかしながら、2020年1軍昇格は無く、今年こそ本当に契約が難しい状態です。10/14 3安打 10/16 2安打 10/17 3安打とこの時期に無双する様な成績を残しておりますが、30歳という年齢もあり若手育成が中心となっておりますので、厳しいと判断しました。おそらく、戦力外通達があっても、球団職員(2軍マネージャーなど)として残らないか?という打診がある可能性は高いでしょう。

7.石川雄洋(34)背番号42

この判断は非常に悩みました。初代DeNAキャプテンを務め、チームの精神的支柱だった選手でした。しかしながら、若手の起用を重視するラミレス監督の方針もあり、1軍出場機会を年々減らし、2020年は、一度も昇格しておりません。2軍でも若手有望株がゴロゴロ。内野手は、ドラフト1位の森、ドラフト5位の田部選手が存在感を示し、知野や伊藤裕選手も活躍を嘱望されています。そんなチーム状態で、中々居場所を見つけられておりません。また戦力外を匂わせることを後押しするように、2軍戦も10月4日を最後に出場しておりません。2019年に1000本安打を記録しており、来年何とか契約させてあげたいという理由も見つかりません。DeNAという若手育成が中心であるチームということもふまえて、心苦しいながらも戦力外候補としてあげております。

8.関根大気(25)背番号63

入団以来、クラッチヒッターとして大きな期待を寄せられており、2019年オフには、メキシコのウインターリーグに参加。2020年は高卒7年目ということもあり、勝負の年になりました。しかしながら、2020年は一度も1軍昇格が無く、2軍でも46試合打率.270本塁打2と2019年の83試合打率.329本塁打12という記録を大きく下回ってしまいました。また、選手名鑑でも記載している様に、入団以来未だにフォームを固定できておりません。現在では、本塁打よりも安打を狙うようなレベルスイングになっていること、外野手の層が厚いこともあって、来年も出場機会が難しいのではないかと判断しました。しかしながら、25歳という若さであること、足も速い選手ですので、シーズン中トレードの噂もあったように、他球団であれば活躍できる可能性もあるでしょう。個人的には、昨年あたりから関根選手のためにもトレードしてあげて欲しいと願っていました。神里・乙坂・佐野・桑原・楠本など同年代に近い選手が、優先的に起用されていては、出番がかなり厳しいと思っていたからです。いずれにせよ、人柄は素晴らしい選手(詳細は、選手名鑑にて)なので、他球団が手を挙げてくれることを期待しています。

9.百瀬大騎(23)背番号64

高卒6年目でようやくきっかけを掴んだ選手です。2020年春季キャンプで、特大本塁打を放ち、ラミレス監督から期待を寄せられました。9月にはプロ初安打・初打点を記録。しかしながら、2軍でも圧倒的な成績を残していないのです。入団以来の2軍出場数と打率を見ていきましょう。

2015年 73試合 打率.154 

2016年 107試合 打率.177 

2017年 54試合 打率.154

2018年 69試合 打率.190

2019年 81試合 打率.237

2020年 48試合 打率.172(10/20現在)

打率2割を越えているシーズンですら2019年の1度のみで、他5年は全て1割台です。内野はどこでも守れるユーティリティープレイヤーですが、足も速いと言われるほどではないため、このような結果が続いている以上、どこかで見切りをつけるしかないと考えましたので、候補として判断しております。選手名鑑でも記載しましたが、全体的にパワー不足であり、プロで活躍するための身体まで成長しなかったことも要因と考えます。

以上、9名(育成再契約2名)になります。

3.終わりに

ベイスターズは、毎年の様にドラフトで成功し(ルーキーの選手が1軍で活躍)チーム力強化を図ることができており、年々選手層も厚みを増していますので、誰が戦力外になるか非常に難しい判断を毎年迫られております。
もちろん、蓋を開けてみないことには分かりませんし、誰も戦力外選手になって欲しくはありません。チーム編成上、仕方ないことであり、来年優勝するために必要不可欠な大切なことですので、自分の思いを記載させて頂きました。お読みいただきありがとうございました。

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^