なべこ

1991年生まれ。福岡。映像の企画制作スタジオで広報をしています。前職は出版社で編集の…

なべこ

1991年生まれ。福岡。映像の企画制作スタジオで広報をしています。前職は出版社で編集の仕事をしていました。ブラタモリが好きです。

最近の記事

恩師・宮野真生子先生の『急に具合が悪くなる』を読んで

ガンの転移を経験しながら生き抜く哲学者が、臨床現場の調査を重ねる人類学者と始めた約3ヶ月間に渡る往復書簡。 ⠀ その哲学者、宮野真生子さんは、私が大学時代にお世話になった先生の一人。 サバサバとして明るい性格。心地の良い京都弁。旦那さんのお話。いつもお会いしても綺麗な身なり。宮野先生は可愛らしくもあり、かっこよかった。そして、憧れの女性だった。もちろん、学生からとても人気のある方だった。 先生の専門でもある九鬼周造の「偶然性の問題」は、卒業して7年経った今でもふと思い出して

    • 天までとどけ

      昨年末に俳優の綿引勝彦さんがお亡くなりになった。 小さい頃に見ていたお昼のドラマ「天までとどけ」で大家族のお父さん役をしていた方だ。 その綿引さんが亡くなった際、奥様が報道陣に発表したコメントがとても心に響いたので記しておこうと思う。 どうしてこうなったのかと嘆いたりもしましたが、仕方ないよとなぐさめあいながら、とくにこの一年はふたりで寄り添えたのが幸せでした。 とても悲しいのに、とても幸せだったことが伝わって、この一文を読んだだけで泣けてくる。 足かけ3年ほどの療養

      • オタクになりきれない私

        他人と比べたって仕方ないんだけど、周りにいる人たちを見ていると、私ってオタクになりきれない性格なんだと、最近つくづく思う。 大前提、私が言う「オタク」は、けなした意味ではないし、今の時代、オタクにマイナスイメージなんて持つこと自体ナンセンスかも。 私の中での「オタク」の定義は ・好きで居続けられるものを持っている人 ・その好きを極めていて知識が豊富な人 ・その好きなことに対して投資することを厭わない人 ・その好きを誰かにプレゼンできる人 そんな人を指す。 一言で言え

        • 今日は何食べよう?

          夕方17時ごろ。私は仕事でパソコンをカタカタ打ってる傍ら、頭の中は「今日の夕食は何を作ろう...」という献立づくりでいっぱい。(仕事に集中しなさい) パッと思いつけば安心なんだけど、毎日そうはいかない。だから、そのくらいの時間から考え始めないと、仕事が終わる19時すぎにスーパーへ行って時間をかけずにスムーズに買い物ができない。 朝チェックした冷蔵庫の中身を思い出しながら、残っている材料で何を作れるか考えたり、買い足さなきゃいけない材料を考えたりする。 昨日ひき肉使ったか

        恩師・宮野真生子先生の『急に具合が悪くなる』を読んで

          逃げるは恥だが役に立つ

          今まで感じたことのない気持ち、 今ならその大切さが分かる。 「おかえり」「ただいま」 そう言い合える毎日を 触れ合えるこの距離を どうかこれからも、末永く。 今回のSPも、良いドラマだった。。。泣

          逃げるは恥だが役に立つ

          2021

          新しい1年が始まりました。 私、30歳になる節目の年です。 20代の私、そして30代へと突入する私の日々を 飾らず、等身大の言葉で綴っていきたいと思います。