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ゴールデンウィークなので知らない人の note を100本読んでみた

連休に何してすごそうかなーと思っていたところ、ひらやまさんの「いいねしてくれた人のnoteぜんぶ読む」企画をふと思い出しました。

外出できない連休の過ごし方としてはいいかもしれない!と軽い気持ちで始めてみました。すると、あれよあれよと200以上のいいねが…!

ぶっちゃけ、多くても50くらいかなーと思っていたのでびっくり。急きょ100本までにさせてもらいました。いいねしてくれたのに読めなかった方、申し訳ないですm(__)m
なお、読んだ note は上記のツイートにスレッドでぶら下げて一言コメント付きで紹介しています。

知らない人の note を100本読む、という中々ない経験をしたので、分かったこと・感じたことをまとめました。

ふだん関わらない方の人生を少しだけのぞける

わたしがふだん関心があるトピックは、組織・人事・IT・インターネット・マーケティング・漫画・ゲーム・犬といったところで、必然的に読む note もそれらのジャンルに偏っています。
今回の企画で、強制的にでも興味関心の外にあるジャンルの note を読むことができて、世界が広がった感じがしました。

【印象に残ったいろいろな属性の方々】
・カザフスタン愛がすごいひと
・大学のゼミ公式
・商用車メーカーの中のひと
・新しい和服のブランドをつくっているブラジル人
・手芸研究家
・フランス留学したら気づいたらインドで働いているひと
・「まちの終活」に取り組んでいる20代の方

↑このような、わたしのふだんの生活ではおよそ関わりあいのない方々の Twitter と note をみにいくというのはとても面白かったです。
その方の人生の片りんをほんの少しだけのぞかせていただいているような、そんな不思議な感覚でした。
正直、ゴールデンウィークのヒマつぶし程度のつもりで始めた企画でしたが、思いのほか楽しかったです!

(知らない人が)読みたくなる記事タイトル

今回の企画では、いいねしてくれた人の Twitterプロフィール に貼ってある note にとんで、そこから興味をひかれた記事を探して読む、というやり方をとっていました。書き手のことをほとんど知らないので、記事タイトルくらいしか読む/読まないの判断材料がないのです。

上記を100回繰り返すことで、書き手のことをほとんどまったく知らない中で、読みたいと感じさせる記事タイトルについてちょっとだけ感覚がつかめた気がします(※あくまでわたしが読みたいかどうかです)。

先にあまり読みたくならないアンチパターンを挙げてみると、「いかにもノウハウ記事っぽい」「利害関係がすけて見える」「パーソナルすぎて内容が分からない」の3つです。

◆いかにもノウハウ記事っぽい
「リモートワークを絶対に成功させるノウハウ7選」みたいないかにもなやつです。なにしろわたしは書き手のことをまったく知らないので、知らない人からいきなりノウハウを学ぼうという気持ちにはなりません。

◆利害関係がすけて見える
どうもわたしは、note には書き手個人の考えや思いをつづってほしいという気持ちがあるようです。いかにも会社公式っぽい書き方や、統一・統制されたカバー画像だとあまり読む気にならず敬遠していました。

◆パーソナルすぎて内容が分からない
書き手個人の考えや思いをつづってほしいと書いておきながらアレですが、「昨日感じたこと」のような、内容がまったくイメージできない記事タイトルだと読みたいとは思えませんでした。

上記が今回の企画をやってみて分かった、読み手が書き手のことを知らないときに読みたいと思われない記事タイトルアンチパターンです。

では読まれやすい記事タイトルは上記の逆で、
・いかにもっぽくしない・程よく気を抜く
・個人の色を出す
・適度に内容を想起させる

の3つを満たしているときかなーと思います。

ちなみに、今回読んだ100本のうち記事タイトルがいちばん好きなのが下記です。

「●●をふりかえる」系の記事は多くの人が書いていて、正直あまり読む気がしなかったのですが、「風呂に板を導入した」の一言だけでめちゃくちゃ気になる記事になりました。

心に残った note 3選

最後に。100本読んでみて心に残った記事を3つ紹介します!

◆海外に興味ない歴史オタクがフランス留学してインドに転職した話
パリ症候群とか母とのやりとりとか毎日バターチキンカレー食べてますとか、いろいろ個人的にツボでした。めっちゃ面白かった。

◆気遣いが必ずしも美徳ではないと学んだ話
他人のためになる気づかいと自分を傷つける気づかいを整理して書かれていて、感情と論理のバランスがすてきだなーと感じました。これ書きながら「チキンライス」聴いてます。

◆bosyuの力を借りて、『オンライン着付け指導』に踏み切ってみた。
オンライン着付け指導でよろこんでくれたお客さんの笑顔、その取り組みを bosyu で広げていく行動力。とてもグっときました。文章も着物のようにきれいです。

企画のきっかけをくれたひらやまさんに感謝

以上、知らない人の note を100本読んでみた企画の記録でした!
冒頭にも紹介しましたが、今回の企画は、ひらやまさんが2019年の年末に実施していたもののマネです。きっかけをくれたひらやまさん、ありがとうございます!

ちなみにひらやまさんはわたしのように100本で止めるというヒヨったことはせず、330本読んでます。すごい。


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