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「中国古典名言事典」諸橋轍次

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本書からいろいろとPICKUPしたもの集~。
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2023年9月の記事一覧

劉長卿「過鄭山人所居」。落花芳草に導かれて。まぁよくわからんけど、寂しみ。。。

またまた「中国古典名言辞典」より。 只今、「三体詩」のところ。 「過鄭山人所居」 劉長卿 寂寂孤鶯啼杏園 寥寥一犬吠桃源 落花芳草無尋處 萬壑千峰獨閉門 有名な詩なのかな?調べたら色々出てくる。 なんか高等テクニックが施されてるみたいだけど、 よーわからん。 陶淵明の「桃花源記」とも関係あり? (これが桃源郷のもとなのか) http://rienmei.blog20.fc2.com/blog-entry-10.html あと、好きな禅語、 「始随芳草去 又逐落花回 」

「臥竜」諸葛亮。

またまた「中国古典名言辞典」より。 只今、「三体詩」のところ。 ま、詩の事は置いといて。 臥竜→ 「蜀志」諸葛亮伝から。 徐庶から劉備に謂ひて曰く、孔明は臥龍なり、と。 臥竜鳳雛 司馬徽(水鏡先生) が劉備に「臥竜と鳳雛」の存在を教えた。 で徐庶も紹介し、徐庶がそれが誰なのかを教えた? 「臥竜(地に伏す竜)」が諸葛亮(孔明)。 「鳳雛(鳳凰の雛)」が龐統。 (臥竜・鳳雛・水鏡という名をつけたのは龐徳公って人らしい) てか、どっちも劉備につくってすごいよな……。 と

王之渙「九日送別」。九月九日「重陽の節句」。めでたい&別れの詩。断蓬となって飛ぶべし!べしべし!

またまた「中国古典名言辞典」より。 只今、「唐詩選」のところ。 「九日送別」王之渙 薊庭蕭瑟故人稀 何處登高且送歸 今日暫同芳菊酒 明朝應作斷蓬飛 九月九日「重陽の節句」。 旧暦9月9日の節供(五節句の一)。陽数9を重ねためでたい日で、中国では、茱萸(グミ)を飾り、高所に登って菊酒を飲み、長寿を願い災難を払う風習があった。(コトバンクより) あ、 あと「断蓬」という言葉を 知れてよき! コレクトしていた ↑ この類の言葉に新加入~。 ということで、王之渙「九日送別

王昌齢「重別李評事」。やっぱ「呉」ってとこは美人が多いのか~?

またまた「中国古典名言辞典」より。 只今、「唐詩選」のところ。 「重別李評事」王昌齢 莫道秋江離別難 舟船明日是長安 呉姫緩舞留君醉 隨意青楓白露寒 「呉姫」 訳では、呉国の美人とあるが、 やっぱり「呉」は美人が多いのか。 三国志の何かで、 呉は美人が多いという記述を見て、(たぶん) 断然「呉」推しなんだけど。 (「呉」の文字がゲシュってきた) 詳しく知らんけど、 なんとなく良いとこっぽい。 現在の江蘇省? ここらなのか? もっと南なのかと 思ってたけど。 と