<合格体験記> 2023年11月:英検1級二次試験~当日の様子と勉強法
1.はじめに
2024年1月21(日)英検1級の一次試験が終わった数日後から、新しい二次対策グループをつくる募集する予定ですが、
その前に、前回(2023年11月5日(日)のA日程、11月23日(祝)C日程)で合格された方が、二次試験の当日か翌日に、ナベに報告してくれた試験当日の様子や、二次対策全般の勉強方法を、今後、二次試験を目指す人のために、整理してくれたので、このnoteを使って、情報共有したいと思います。
なお、二次対策全般については、以下のnote記事に細かく記載しています。
https://note.com/nabe_writing0522/n/n26a3c9ede7c9
2.ナベが取り組んだ二次対策とは(2023年10月9日(日)~11月23日(木・祝)
1.募集
英作文のグループ添削およびZOOM講義を受けてくれた方を中心に、声掛けをして、DMグループを作成しました。
概ね、TwitterとInstagramで、それぞれ7名×2グループ=約14名の方に参加して頂くことになりました
2.日々のトレーニング
ナベが、毎朝、二次試験に出そうなトピックを、それぞれのDMグループに投稿して、参加メンバーにお願いしたのは、以下の3つ
①日本語でいいので、賛成か反対の立場を決めて、論点を2つ出す
②可能なら、簡単なスピーチ原稿を作って、DMグループに投稿する
③実際に英語のスピーチを録音して、その音源をDMグループに投稿する
→ こうすることで、同じ試験を目指す方同士の交流が進み、情報共有ができ、自分にはない論理展開を知り、さらには「孤独になりがちな二次対策」をできるだけ楽しめるように、場づくりを意識しました
(可能な範囲で、ナベからも、二次対策全般のアドバイスをDMに投稿)
3.グループ模擬面談と個別面談
調整さんを使って、ナベが対応可能な時間を公開して、その枠に参加したい方を募集しました
グループ模擬面談は、第三者が面接の様子を聞いているので、緊張しますが、ZOOM画面に投影されるトピックをみて、1分後にスピーチをしないといけない緊張感(=本番以上に緊張する?)もあり、かつ、同じ参加メンバーの成長速度をお互いに確認できるメリットもあります。
また、見学者という枠も作ったので、模擬面接をする自信がない方は、見学しながら、学んでもらっていました
一方で、どうしても、個別面談がよい方には、個別枠も作成して対応させて頂きました。
なお、費用は、私の手間賃くらいゆえ、以下の金額を、二次試験が終わった後、(自主申告ベースで)纏めて支払ってもらいました。
(また、多くの参加者は、ナベ以外の模擬面接(有料)などで、それなりの金額を支払っているのが一般的ゆえ、私への支払いは少なめに)
グループ模擬面接(スピーチあり) 500円/60分
グループ模擬面接(見学のみ) 300円/60分
個別での模擬面接(本番形式2セット) 800円/25分
DM維持費 500円/参加者1名
(それぞれの方の模擬面接は、ZOOM録画して個別配布しました)
4.合格された方からの情報提供(その1:Mさん)
試験の当日の感想を以下載せます。
無事に終わりホッとした気持ちとああ言えばよかったと思う気持ちが錯綜しています。
今回のトピックとスピーチ内容です。
12:50集合 カード緑
Agree or disagree: Parents are spending enough time with their children.
立場Disgree
Parents are busy with their work
Dual income is necessary to sustain the life with their children.
Even in weekends, some parents have to work.
Children are also busy with their club activities.
✳︎質問
外国女性Working from home is more common. Would that be a solution to increase the time with their children?
私の意見 I think in working hours parents have to concentrate on their work. Therefore, it doesn’t lead to the time spending with their children.
日本人の女性How long is the enough time?
私の意見 It’s very difficult to define whether how long time is enough. But from my experience, when I worked at cram school, the students stayed late at night like 10 in the evening and studied hard.
I believe a few hours maybe 2or3 are needed.
最後の質問はクラブ活動は休みにくかったり厳しかったりしますか?でしたが、タイマーが鳴り答えられませんでした。
勉強方法
二次試験に一度落ちているので、次の試験まで3ヶ月ほどあり自分に足りない会話力を高めることを意識しました。
・ネイティブキャンプ
とにかく毎日レッスンを受けました。2時間ほどは毎日デイリーニュースや5分間ディスカッションを選んでやっていました。英検二次の対策をしてくださる先生も何人か見つけてレッスンを受けました。英会話がすごく苦手だったのですが、レッスンを受け始めて2ヶ月くらいでだいぶ会話に慣れてきて久しぶりに話した先生にもすごく上達したねと驚かれました。とにかく本番の日まで1日も欠かさずレッスンを受けました。
・Inspire English タカ先生
8レッスンを二度受講しました。60分のレッスンで録画もしてくれるので復習もしっかりできました。本番を想定した内容でフィードバックも大変具体的でした。論点の出し方に関しても的確で、自分が話しやすいように内容をまとめてくださったのでもう一度話す時も話しやすかったです。
・バリューイングリッシュ
一級対策レッスンを2クール受けました。とても優秀なフィリピンの先生で本番を想定したスピーチ練習をしてもらい、フィードバックも大変的確でした。お値段がリーズナブルですがとても良い講座だと思います。
・ナベさん繋がりの学習
リベンジ組で情報交換や学習をし、励まし合いました。最後みんなで合格できて本当に嬉しかったです。
ナベさんの勉強会では毎朝スピーチのお題が出されスピーチを即興で考える訓練をし、週に何度か本番を想定した勉強会をやっていただきました。大変勉強になりました。
また別の勉強会でお世話になっている一級合格された方々にスピーチを聞いてもらってフィードバックをもらったり勉強方法を相談したりしていました。
・Twitterの勉強会
英検一級の勉強会をやっている方のスペース(たぶんEさん)にお邪魔し何度かスピーチを練習させていただきました。程よい緊張感で大変参考になりました。
以上です。長々と失礼いたしました。
5.合格された方からの情報提供(その2:Naryさん)
英検2次試験の対策に関してですが、
私のHPに対策したことを掲載しています。
英検1級 2次試験① ~対策編~ - 元高校英語教員の英語教室 narynglish
また、試験当日の様子は、以下のとおりです
二次試験当日の内容
<トピック>
もっと教育機関はinnovationを育てるべきですか?
<自分の解答>disagree
①すでに授業時間を割いて自分の興味を深める活動をおこなっている。例えばm大学教授に質問するなど
②もっとアカデミックスキルをのばすべき。というのも、読み書き計算は知識の基盤であり、この能力は将来の収入の差につながる。
<QA>
① 学校に生徒が拘束される時間は多いと思うか?
→多い。部活動や生徒会活動、学校行事などがあり余裕がない。もっと生徒に余裕を持たせ、自分たちでやりたいことを決めさせるべき。
②アントレプレナーシップ(起業家を育てる教育)についてどう思うか?
→必要な学校にだけやればよい。というのも、生徒全員が起業するわけではない。また、仕事についてからでも起業の勉強はできる。
③cram schoolについてどう思う?
→生徒の居場所確保、という点では必要。学校以外の場所が成績下位者会も上位者もあるとよい。
④学校はAcaedemic教育に重視しすぎているのでは?
→そんなことはない。私が勤めている学校はサッカー部が強く、そこでは学業よりも部活動に重きを置いている。学校によって特色がある。
⑤親の収入と生徒の学力に相関はあるか?
→ある。(ここでいったんベルが鳴るが続けるように指示される)やはり高所得の家庭の子どもはいわゆる"prestigeous"な大学へ進学する傾向がある。充実した教育環境を整えられるから、だと思う。
<試験管の雰囲気>
nativeの男性と日本人女性のペア
男性の方がすごくクールな印象で笑いを取りにいった自己紹介にはクールに対応された。女性が「がんばって」的な笑顔をくださった。
スピーチをしているときには二人とも温かな雰囲気を作ってくれ、あいづちなどしっかり打ってくれていた。
スピーチが2分前に終わってしまい、ちょっと間をおいて男性の方が"Is that all?"と聞いてこられたが、それでもベルが鳴らず私は"Yes"と言った。
QAは女性の方が鋭い質問(アントレプレナーシップや親の収入との相関関係など)をしてこられたが、とりあえず自分が答えられることをすべて答えたつもり。自分なりにベストを尽くせたし、試験というよりも日ごろ自分が(魏慰問・不満に)思っていることをぶつけたような感じの面接になってしまった。
試験終了後に落ち着いて振り返ると、自分の経験則だけで語ってしまっていて、一般的に考えるとこのご時世"YES"で答えるべき問題だったのかもしれない、とか客観性のない解答ばかりだった、と反省しているところです。
それでも、このスタディグループに参加し同じ受験生の皆さんのプレゼンを聞くことで自分のレベルをあげなくてはいけないことがわかり、必死に食らいついていけたことは自分の自信となり、当日力に変えることができました。本当にありがとうございます。
なお、上記の内容をご自身のHPに公開されたので、リンク先をこちらにも掲載させて頂きます。
6.合格された方からの情報提供(その3:H.H.さん)
英検2次試験 レポート
受験者 H.H.
試験日 令和5年11月23日㊗
試験会場 京都文教大学 午前
京都駅周辺のホテルで前泊し、ゆっくり集中して勉強しました。とても緊張していたので勉強以外のことは考えられませんでした。京都駅から近鉄戦の向島まで20分もかからないくらいです。そこから大学まで30分ほど歩きました。大学に到着すると、看板がみあたりません。構内に入り、ひと巡りしてやっと英検の看板を見つけました。もう少し手前に看板を掲げるべきではないかと思いました。
1階で受付をすませ、スマホを入れるひも付きの銀色ビニール袋を受け取りました。スマホの電源を切り、中にいれるように指示されました。2階の控室に上がると、縦に8人3列ほど並べるようになっていました。午前中の受験者は、22か23人ではなかったかと思います。
一列ずつ移動するように言われました。控室で待っている間、スマホは使えませんが、トイレに行くことはできます。みなさん、過去問や問題集、ノートを必死に見ていらっしゃいました。
7,8人ずつ移動し、3つの部屋に振り分けられました。私は3番目でした。前の人のスピーチが外に聞こえていました。笑い声が聞こえ、リラックスして受けていらっしゃるようで少し安心しました。しかし、So, ……so,……so,……とつなげて苦戦していらっしゃる方もいらっしゃって、自分の場合はどうなることかと再び心配になりました。
名前が呼ばれ、入室後、名前と簡単な自己紹介をすると、「そんなに働いて、寝る時間はありますか」と日本人試験管(30代男性)に聞かれ、和やかに会話が続きました。質問カードは緑色で、開けた瞬間「無理かもしれない」と思いました。1番目以外はなじみのない話題で、考える時間も無いだろうと思い、1番を選ばざるを得ませんでした。Cyberattackについての話題でした。1分の準備時間に一つしかアイディアは浮かびませんでした。2分間で以前の戦争と今の戦争のやり方がどう違うかを説明したつもりでした。言い終わったところでタイムキーパーが2分終了を告げました。質問は2人の試験官が交互に言い、4つだったと思います。まず、cyberattackの定義は何か尋ねられました。次に、学校教育においてどのようにcyberattackを教えていくべきか、またcensoringについて聞かれました。もう一つの質問については思い出せません。ネイティブ試験管(50代男性)は終始にこりともせず、自分がかなり見当違いの間違ったことを言っているのではないかと不安になりました。
しかし、試験終了後はやり切ったといえる満足感のようなものはありました。
今、振り返ってみると、ゆっくりと正しい発音をし、文法のミスをしないように注意し、決して間を開けなかったことが良かったのではないかと思います。それから、相手とコミュニケーションをとる気持ちも大切であると感じました。日本人試験管は終始うなずいてくれ、試験に合格して欲しいという気持ちで聞いて下さっている感じを受けました。
苦手な話題であったとしても、定番のcensoringやcyberbullyingなどについては何度もシャドーイングをしていたので、得意な言い方で答えることができました。フレーズ練習の大切さを感じました。よく、過去問の解答を暗記する方がいらっしゃいますが、私はなかなか暗記することはできませんでした。それよりも、ひたすら自分の書いていた作文ノートや、他の参考書を音読しました。音読は一つにつき30回以上はしていました。段々とノートやテキストを見なくても次の単語が自然とでてくる体験をしました。試験前日、あまりの緊張で気持ちがが悪くなる経験もしましたが、ここまできてあきらめるのはもったいないし、後悔のないように受験しようと思って頑張りました。
試験会場に持って行った参考書は、
旺文社『14日でできる!英検1級二次試験・面接 完全予想問題 改訂版』とノート一冊です。その他、参考にしたテキストは、Japan Times『英検1級 最短合格! 英作文問題完全制覇』、ASK出版の『英検1級ライティング大特訓』ですが、それぞれ準1級版も勉強しました。色々使ってみて、自分に合わなかったものもあります。受験される方ご自身が良いと思う参考書でいいと思います。
今後、受験される方の参考になれば嬉しいです。是非すばらしい挑戦をなさって下さい。
7.合格された方からの情報提供(その4:Mさん)
英検1級二次試験 レポート(kanahams61、24年1月20日)
ナベさんは、私の英検対策において恩人でございます。初めての一次受験で、英作文が原因で不合格になり、途方に暮れていたところ助けていただき、2回目の一次試験は無事突破、その後「面接対策グループ」にも参加させていただき、「瞬発力」、「思考力」、「時間管理力」を徹底的に鍛えていただきました。改めて御礼申し上げます。
以下、「対策方法」、「試験当日の様子」、「感想」について、僭越ながら述べさせていただきます。これから受験される皆様のご参考になれば幸いです!
●スケジュール作成
「面接対策グループ」に参加することを前提に、スケジュールを作成しました。
下記はスケジュールのイメージです。本番日から逆算し、週ごとに「目標」を立てて管理・実行しました。
●「面接対策グループ」に参加
スピーチとQ&Aセッションをレッスン参加者がいる中で、ナベさんが面接官となり、本番と同じ流れで模擬面接を行ってくれます。同時に他のメンバーさんの内容も聞けるのでとても参考になります。
●毎日トピック
「面接対策グループ」参加者宛てに、ナベさんが、毎日「スピーチのお題」をSNS上で送付してくれます。私は、文章で書いてSNSに投稿、最後の2週間は、1分で考え、2分でスピーチしたものを録音し、そのままSNSに投稿しました。
この「毎日トピック」に真摯に取り組んだことで、本番への対応力が格段に養われ、自信をもって本番に臨むことができました。
●その他勉強法
・自主練
特にスピーチに自信がなかったので、すき間時間(通勤時間、会社での昼休み、ジョギング中等)に、毎日トピックスのお題、過去問、英検1級二次試験・面接完全予想問題からお題をランダムに選んで、独り言で練習しました。できるときは録音もし、客観的に評価・改善を繰り返しました。
最後の2週間は、当日どんなトピックにあたっても動じないよう、あえて苦手なトピックも2分で言い切れるよう練習しました。
・模擬面接講座受講
英作文の際にお世話になった「Shirokuma Study Session」のケイコ先生に、3回模擬面接(有料)をしてもらいました。
【2】試験当日の様子
●日時・会場
23年11月23日(木)9:15集合・実践女子大学 渋谷キャンパス
●受付~面接までの流れ
8:15:会場到着。受付開始まで、同じ建物内で待つことができました。
8:40:私は1番目に受付を済ませ指示のあった7階控室へ。そこで、「面接カード」の記入し順番を待ちます。「面接カード」は面接官が評価を記入するシートで2枚あります
9:15:4人ずつ呼ばれ、それぞれ面接室の前の席に座るよう指示されました。
9:40:面接スタート
●面接官
男性は40代の白人、女性は50代の日本人。
●自己紹介
まず、自己紹介してくださいと言われたので、事前に用意した自己紹介をしました。
そのあと週末何をしていると聞かれたので、仲間とテニスやゴルフをやって楽しんでると答えました。
●トピックカード
緑色で、1番目にあった「Will cyberattack become more threat than warfare?」を選択。
他の4つを見ても初見の問題ですぐに論点が浮かばなかったです。正直トピック選びに30秒以上かけてしまったと思います。
●スピーチ
Agreeで論点は①一度に大きな被害を与えることができる②経済にダメージを与えるにしました。①では、政府や発電所などのインフラがターゲットになると、社会に大きな影響を与える、②では、米中の争いの話を挙げ、サイバー攻撃をすることでお互い経済に悪影響を与えているということにしました。
2分弱で終了。Finish?と聞かれ、Yesと言ったら2分のブザーが鳴りました。
●Q&A
質問①男性:中国が具体的に行ったサイバーアタックは?
回答①どのくらいの影響があったのか定かではないが日本政府が、サイバー攻撃を受けたというニュースを見た。
質問②男性:アメリカも中国にサイバーアタックをしていると思うか?
回答②思う。
質問③女性:サイバーアタックを防ぐ方法は?
回答③教育と訓練が大事。特に教育は大事で、サイバーアタックの被害の重大さやリスクをきちんと理解しないとダメ。一人一人がまず理解することが大事、学校など初期段階で教えると効果的だと思う。
質問④男性:一般人はサイバーアタックについて防備できているか?
回答④個人による。
質問⑤男性:教育と言ったが、学校で子供たちがサイバーアタックなんて興味あるのか?
回答⑤興味がわくかはわからないが、少なくとも学校では徐々にIT機器の導入が始まっており。それらの取り扱いの一つとしてセキュリティに関する教育をするのは当然だと思う。
ここで、4分のブザーが鳴りました。
コレポンについては、終始面接官が、随時うなずいてくれて、非常に気持ちよく話すことができました。(面接官も面接に関するやり取りにおいて、SNSでの批判を警戒していると思います)
【3】感想
受験後の自己採点ですが、スピーチ8点、インタラクション8点、文法・語彙8点、発音6点をイメージしていましたが、結果は下記の通りでした。
発音が8点もらえたのは、当日大きな声で気持ちゆっくりしゃべったことが幸いしたのかなと思っています。
●最後に
SNS等で合格体験記的なものを読むと、自分が練習した問題とほぼ同様のお題だったというような記載もあり、自分もひょっとしてという期待があるかと思いますが、まずそれはないという前提で練習してください。英検協会も予想を当てられまいと対策しています。
(基本的に世界や日本で課題となっていることを問う良問だと思います)
特にスピーチついては、練習すれば必ず良くなります。実際、自分もそうでしたし、同じ面接グループにいた仲間もそうでした。
ぜひナベさんが提供してくれる「面接対策グループ」及びSNSにおける「毎日トピック」を徹底的に活用し、合格を勝ち取ってください。
以上、これから二次試験を受験される皆さんの一助になれば幸いです。
8.合格された方からの情報提供(その5:Cさん)
2次試験のメッセージ内容を時系列にまとめてみました。
SNS名:カプチーノ (X=旧twitter)
今回:2次3回目受験 9987 (前々回 7775、前回 7757)
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1. 2次受験当日の様子
いつも応援ありがとうございます。簡単ですが、今日の報告です。 東京会場、12時50分集合、緑カード。 試験官は共に男性。日本人の方が終始進行をリードしていました。2人とも柔らかい物腰の感じの方でした。 選んだトピックは「インターネットは人々の寛容さにどのように影響していますか?」でした。 他のトピックは見たことがなかったので、仕方なくこれを選びました。トピックを一通り見た結果、「これだ!」というのはなかったのですが、スピーチの構成を考える時間が限られていたため、覚悟を決めました。緊張感から他のトピックは全く覚えていません。協会もトピックを繰り返さないように視点をずらしながら工夫していると印象を受けました。
スピーチでは、情報や機会が増えることで相互理解が深まるという理由しか思いつかず、説得力は弱いと感じましたが、なんとか2分間話し続けました。
QAは、インターネットは誤情報があるが誰の責任だと思いますか? 学校のいじめのような他人を許容しないことについてどう思いますか? やはり、具体的を挙げると試験官2人ともペンを走らせていたので、何かしらの評価点の参考にしているんだと感じました。 今顔では、誤情報について、”コロナワクチン接種の効果について、無効だと配信する情報もありました”。学校のいじめについては、”文部科学省の調査では、。。。。”を使用しました。ともに沈黙はなかったのですが、質問に的を得た回答が出来ていたのか、帰路時に反省しかありません。準備期間の切羽詰まった時間は長いですが、本番は一瞬でした。 取り急ぎ簡単ですがご報告とお礼まで。 色んな機会を提供して頂き、本当にありがとうございました。 またご報告します!
2.合格発表
ナベさん、改めてありがとうございます。リベンチャーズ(※二次試験に不合格だった方だけのDMグループ:約3カ月間)など、色々お気遣いいただき、本当にありがとうございました。勉強仲間がいて励みになりました。○○さんも△△さんも合格されたようで、なおさら嬉しいです!今回も前回とあまり感触が変わらなかったので、発表まで落ち着かなかったですが、予想外の9987点でした。引き続き、FA勉強会などもよろしくお願いします。また、ナベさんの英検難民をサポートする活動に影ながら応援しています。
3.勉強を振り返って(良かった点、悪かった点)
良かった点:
① 口に出して話すこと。スピーチは口に出すことの重要性を感じました。やったことがあるスピーチでも、口に出すと2文目や3文目が出てこないことがあるため、練習が必要です。経験が増えれば、文章も精度が上がると感じました。
②具体例のストックの作成、日頃からの意識:前述した通り面接官にとっての採点をつけやすいのではないかと思います。また、スピーチの内容が分かりやすくなり、説得力も増します。これは、ナベさんの英作文添削でもおっしゃっていたことだと思います。
悪かった点:
これまでは英作文のように紙に書いて暗記していましたが、今回は紙を使わずにiPhoneのメモで集約しました。これにより時間の短縮や同語彙の検索が容易になり、便利でした。反省は、紙に書くことで勉強した気になっていた、書いても自分の口から出てくるわけではない、再現性がなかった。
以上です、引き続きよろしくお願いいたします。
カプチーノ
9.合格された方からの情報提供(その6:Fさん)
▪️2次試験対策
私の得点:32点(7/9/8/8)
2次試験までの勉強方法:
14日間2次対策:演習問題は実際に録音して自分のスピーチを確認しました。試験までに2周くらい実施しました。
特に時間内にトピックが思いつかなかったり、話がまとまらなかったりしたので、ちゃんと時間を測って練習することが大事だと思います。
オンライン英会話(NativeCamp):5分間ディスカッション、デイリーニュースでインタラクションの練習、
フリートークでナベさんのDMでのお題や、過去問のスピーチを実施して、フィードバックをもらいました。
トピックのまとめ:自分がスピーチを行うにあたって、TOPIC毎に自分のスピーチ内容をノートにまとめました。
そのノートは、試験当日の待ち時間に見直して、これだけやったという自信になりました。
Nabe 2次対策DM:Nabeさんに2次試験のスピーチのフィードバックをもらい、スピーチの改善をしました。
また、毎日のお題はできるだけ回答するようにしたので、いろんなジャンルの話題を考える練習になりました。
その他:CNN10やニュースで学ぶ「現代英語」を聞いてさまざまなニュース英語に耳を鳴らしていました。
一ノ瀬先生のYoutubeは英検1級全般でとても参考になります。(2次対策も素晴らしい)
スピーチのアイデア出しについては、Atsuさんのページが役に立ちました。
試験当日の対策方法:
当日の対策としては気負いせず自分のできる事をしようと望みました。
特に以下の点を気を付けました。
自己紹介では自分のことを知ってもらうチャンス。なぜ英検1級取得が必要かアピール&自分のことをオープンに話して勢いをつける。
スピーチは運もあるので話せそうなTOPICがあったらそれについて集中する。
インタラクションでは面接官との対話を楽しむ。聞き取れなかったら素直に聞いて、面接官の聞きたい内容に返答する。
当日は、初めの自己紹介で面接官の方と話が弾み、ショートスピーチで失敗しうまく話すことができなかったのですが、
インタラクションで面接官の方がショートスピーチの内容についてフォローの質問をしてくれて、
なんとか挽回することができました。
一言:
どんな時も諦めなければ、必ずなんとかなります!
みなさん頑張ってください。
10. 合格された方からの情報提供(その7:Tさん)
名前: tarotaro 50代
私は仕事関係で
平日は片道45分の通勤時間くらいしか
確保できませんでした。
このため、受験開始から1次合格まで3年
2次合格にはさらに2年かかりました。
二次試験に合格する直前の3ヶ月は、
睡眠を削るなどしてもう1時間捻出しました。
1次試験は、
リスニングが3分の1しか得点できなくても、
パス単を何十回も回して英単語を覚え、
毎週土曜日のFA勉強会の予習と復習、
Nabeさんの作文指導さえ受けていれば
3ヶ月もあれば、合格レベルに十分に達します。
2次試験には、いつも1点か2点足りず、
6回目でようやく合格。
合格した際に
2次試験前の1ヶ月間に取り組んだことは
◾️Nabeさんから毎日出題される課題を
遅れてでも良いから、兎に角、こなす。
その際、ポイントが浮かんでこなければ、
ChatGPTに課題を貼り付けて
「まず、賛成か反対か、立場を明らかにし、
理由を二つとそれぞれにその具体例などを
CEFR B2レベルの英単語180単語ほどで述べよ」とか、
「もう少し優しい表現にして」などと指示し、
現れた文章を参考にする。
ここまでスマホ上で、数分。
ただし、ChatGPTは、
抽象的な回答が多いので、
翻訳ソフトのDeep Lに貼り付けて、
自分の納得のいく、内容に書き換え、
それを繰り返し唱える。
この作業は、パソコンの方がよいです。
この作業は、小一時間かかります。
その際、作成した文を
Googleドキュメントに貼り付けて
Googleドライブで保存しておけば、
パソコンでもスマホでも簡単に呼び出せ
復習しやすいです。
Nabeさんから毎日出されるお題については、
他の人の英作文も含めて、3回ずつ、目を通す。
他の人の書いたものから、
新たなヒントが得られたこともありました。
自分の英作文も他の人のも
日本語から、英訳を試みる。
浮かばない表現を書き出し、見直す。
一日、十数分か20分もあればすみます。
あと、
土曜日は、FA勉強会のあとに、
すでに合格されていたYさん指導のもと、
新たに二次試験を目指していた
Mさんと週に1〜2問、問題を出しあって、
それについて小一時間ほど話し合う形で
取り組みました。
これらとは別に、
◾️週末の時間のある日に
3時間から5、6時間かけて
植田一三さんの英検1級面接大特訓を
主な例題を音読するのみならず、
細かいQ&Aも、DeepLを使って、解答を作り、
本に小さな字で書き込み音読。
全ての問題を最低30回、音読すると
それぞれの問題に
2つの理由が浮かんでくるようになり、
合格レベルに達する感じです。
15回や20回だと、素点で1、2点足りず、
不合格が続きました。
このほか、
5回目の二次試験に落ちてからの3ヶ月間は
◾️一日に1時間程度は、
ネイティブスピーカーと日常会話、
例えば、オンライン英会話の
5分間ディスカッションを
予習した上で取り組み、終わったら
言いたかったのに、言えなかった表現を
一覧表にするなどの復習をするなど、
◾️週に一回、12週にわたって、
政治、経済、教育、スポーツ、環境、IT、
科学など、10のテーマについて、
1週間に1テーマ、12問ずつ取り組みました。
具体的には
平日は1日に1〜2問✖️5日=6問/1週間
週末に1時間、
ネイティブに本番形式で
この6問の中から質問を出してもらい、
さらに同じテーマで
新たな6問を出してもらいました。
このやりとりを全て録音して、
Otterで、文字に起こし、確認するとともに
隙間時間で、その録音を聴いて復習しました。
土日は、気づくと、6時間以上
英語でぶつぶつ呟いていたことになります。
にもかかわらず、
ボーダーをたったの1点
上回っただけでした。お恥ずかしい限り。苦笑
以上、よろしくお願いします。
⒒ 合格された方からの情報提供(その8:TOMさん)
イニシャル TOM
2次試験2回目 8,6,7,6で合格
●対策
〇1か月目
・DMM英会話で、ライティング用に今まで作ったスピーチ(50程)を披露しQAを出してもらう練習を毎日
・しろくま式で英作文を見てもらう
〇2か月目~本番まで
・ネイティブキャンプのオンライン英会話で毎日2-3レッスン。Webの過去問、予想問題を使って模擬面接練習。
・インスタグラムでnabe Englishの英検1級2次対策グループに加わり、毎日のお題に答える&週一回グループ模擬面接
・インスパイアイングリッシュ受講(4回)、録画を復習して完璧に言えるようにする
・Otter AIにスピーチを録音し、内容をchat GPTにコピペしcorrectionしてもらう(correct sentences at CEFR B1/C1 levelと指定した)→Excelにまとめ、隙間時間に音読、要点を覚える
●本番(面接官:ネイティブ男性、日本人男性 どちらも穏やかで優しそうな印象)
自己紹介”I live ○○ city. I live with my 〇years old son and a husband. I work at ○○. When I have free time, I play the piano.”Qに関しては1回目受検同様、趣味について聞かれた。”How long have you played?” ”Do you have any favorite composer?”
お題は3つ目にあったare parents today spending enough time with their children?に飛びつき要点を考え始めた。
1、financial unstabilityのため共働きで時間がない 2、too obsessed with technology gadgetsで家族に重きを置いていない、を論点として話す。タイマーが鳴る前に終わったが、体感として2分弱。
日本人男性
“what's the ideal work environment?”
→start @9to finish@5proper time schedule so that they can share time during dinner
“how can parents restrict technology?”
→consult with children about time limit and teach media literacy.
ネイティブ男性
“parents want to spend time with children but children don't. what's the reason of this gap?”
→(答えに詰まる)
children are attracted with internet or games.
on the contrary, parents put importance on the ties with children because they know affection is crucial since criminals are inclined to experience maltreatment.
“what do you think of basic income?”
と聞かれたところでタイムアップ。
NabeさんのDMグループ面接で鍛えられたため、全く緊張せずアイコンタクトとジェスチャーも取り入れられた。面接官も1回目の時と違い頷いてくれることも多く、4分があっという間でやり切った感があった。
12.合格された方からの情報提供(その9:MMさん)
当日の様子ですが、
【試験前(会場は首都圏でない地方都市)】
●準1級と1級で同じ控室。
どちらの級の受験者も10人いるかいないかくらい。
●準1級受験者は過去問、問題集を見ながら必死に復習。
1級受験者は問題集を開いてるのは半分以下、ぼーっとしている人が多かった。
⚫︎私は試験が始まる直前、エクセル表でまとめた理由と具体例リストに目を通していました。
(理由&具体例リストはナベさんから教えていただいたExcelファイルを参考に、私も自作させていただきました。)
+前日に忘れかけの単語をまとめた紙をざっとチェック。
●質問はスマホ中毒は人々に悪影響を与えるか
●応答:no
理由1 友達を作りづらい人がたくさんいる中で、スマホ使用はいろんな人との可能性を広げてくれる
例1:パンデミック後に孤独死する人の増加
不登校になっている学生達の例
理由2
CHATGPTで必要な情報が得やすくなっており、教育の質が上がっている
それがskillfulな人材の育成につながっている→最終的に経済発展へ利用した例はなし。とにかく理由を論理的に話そうとした 時間1:59
【質問1 】chatgptで教育の質が上がると言ったが、実際にそれでコピーしてしまう生徒もいると思う。それについては?
→最近はカンニングをしたかどうかをチェックするための技術も発展している。それを使えば、カンニングの問題についてはそこまで深刻性はない
(ただ、これの英訳がうまく出来ず、モゴモゴに…、、通じたかは不明)
質問2.3は極度の緊張感により記憶が吹き飛ぶ。
【質問4 】授業中にスマホを使う事は良いのか?
→最初にyes!!と言ってしまい、微妙な空気が流れる……
もう一回聞き返して、落ち着いてNOと訂正…
→今はIT社会で電子機器を使うことも求められている。
授業中のスマホは良くないと思うが、iPad等のタブレットorPCを使う分には、電子機器の使い方を学ぶことが出来るので、問題ない。
→どちらにしても、スマホに多少のデメリットはあったとしてもITが求められている世の中から見れば、メリットの方が大きいと思う
〜インタラクション終了〜
【面接官について】
●ネイティブ男性1名、日本人女性1名
●雰囲気は話しやすい感じ。和やか。
●インタラクションがボロボロで、一瞬、日本人女性の顔がひきつることが何度かあった
●試験終了後、2人とも表情は柔らかめ
→頑張ったね、という意味だったのか、それともインタラクションは特にボロボロだったので、減点要素もある気がするので、合否は本当に分からず。
→しかし今思えば、なんとなく面接官の反応で合否はある程度判断できそう
13.合格された方からの情報提供(その10)
英検1級2次試験報告<A日程>
イニシャル M
面接前の質問
・好きな本について話す
面接官からはその作者のどの本が好きですか?
なぜその本がすきなのか?を聞かれる
・トピックカードを渡される
There should be more women in the authority
ポイント1 gender equality
ポイント2 SDG'sのジェンダー平等
ストップウオッチがなる前に終わる。
終わりましたか?と聞かれる。
ポイント1と2が少し似ているような気がしましたが
結果的には合格したのでホッとしまいした。
・女性が上になるメリット
・そのためにはなにをしたらいいのか
・男女の家庭での役割を平等にすると出生率が下がるのではないか
・実際問題、男女の家庭での役割分担を平等にするのは難しいですよね?
などの質問がありました。
面接官は最初から最後まで無表情でしたので、より緊張しました。
日本人面接官の英語は、ネイティブな感じではなかったです。
ナベさんのインスタDMグループの集団面接はとても緊張感があるので、
面接時の緊張と似た空気を味わえます。参加させて頂けてよかったと思いました。
以 上
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