幼少期④

翌朝、目を覚ますと横に母は居なかった

リビングに降りると、いつもキッチンに立っている母の姿はなかった
静かにリビングで横になっていた

怖くなった。
ゾワゾワした何かを確実に感じていた私
学校に行ってはいけない気がした

でも痛そうに顔を歪めながら「おはよう。学校いってらっしゃい」という母に反抗もできなかった
学校に向かった

3時間目、体育の時間
移動をしていると、担任が走ってきて私の名前を呼んだ
「〇〇さん。今お母さんたおれたって。おじさんがお迎えに来るみたいだから急いで準備して」

死んじゃうのかな?
なぜかこんな不安が頭によぎった

おじさんの車に乗って病院に向かう
県内一の大きい病院
「ねぇ、大丈夫なんだよね?」
おじさんは「わからない。俺もまだ見てないから」
そういった

車を降りて病院内へ入った

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