幼少期 ラスト

母は火葬され、お骨として家族の元に帰ってきた
お墓に御骨を入れて、手を合わせて祈る

母が死亡宣告を受ける前から、クズ(父親)になんでこうなったかわかる?と家族が問いただし反省を図ろうとしたが、「俺ばっかいじめられて」という父にとうとう家族は諦めたみたいだった。

ただ、忘れない記憶として色んなシーンが何度も蘇る

母が心肺停止になった時、姉が横で泣きながら憎しみの篭った険しい顔をしていた

「アイツが死んでれば、私たちは楽になれたのに」

ひと段落ついたら、伯母さんの家に連れて行かれた
家族全員、実家から出て伯母の家に住むことになった。

クズのしたことを私はすべて伯母と姉に聞かされた。
金銭面のことやママがどれだけ辛かったか。こんな事をされたからママはこうなってしまったとでもいうように。




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