見出し画像

【3月編】新潟でも上映される2024年新作映画・気になる作品と上映館まとめ

新潟市の映画ファンとしては、まずシネ・ウインドに『ミツバチと私』そして『枯葉』がついに入るのがうれしい!

もちろんそれ以外にも気になる新作がたくさん控えております。


ARGYLLE/アーガイル

本日3月1日(金)公開です。はやく観たい!

凄腕エージェントのアーガイルが、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気小説「アーガイル」。ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義。だが、新作の物語が実在するスパイ組織の活動とまさかの一致でエリーの人生は大混乱に!小説の続きをめぐって追われる身となった彼女の前に現れたのは、猫アレルギーのスパイ、エイダン。
果たして、出会うはずのなかった二人と一匹の危険なミッションの行方は──?!

公式サイトより

マシュー・ヴォーンが監督する『キングスマン』みたいなスパイ映画──を期待していいのかな?

『キングスマン』シリーズは1作目以外あまりピンと来なかった人が多いのではないでしょうか。あのような面白さをまた観させて欲しいですね。

上映館

私の行きつけの店ことユナイテッド・シネマ新潟他、多くの映画館にて上映されています。

  • イオンシネマ新潟西

  • イオンシネマ新潟南

  • T・ジョイ新潟万代

  • T・ジョイ長岡

  • JMAX THEATER上越

  • ユナイテッド・シネマ新潟


枯れ葉

3月2日(土)〜3月15日(金)の期間、シネ・ウインドにて上映です。

新作『枯れ葉』の主人公は、孤独さを抱えながら生きる女と男。ヘルシンキの街で、アンサは理不尽な理由から仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらもどうにか工事現場で働いている。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も知らないまま惹かれ合う。だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。果たしてふたりは、無事に再会を果たし想いを通じ合わせることができるのか? いくつもの回り道を経て、物語はカウリスマキ流の最高のハッピーエンドにたどりつく。

公式サイトより

アキ・カウリスマキ監督。引退を撤回しての新作公開とは、日本人でいえば宮崎駿監督みたいですね。

私はカウリスマキやトリアーの作品は未見です。このあたりを観ると映画ファンとしては一つレベルが上がるような気がする。

上映館

  • 新潟・市民映画館シネ・ウインド


ミツバチと私

3月2日(土)〜3月15日(金)の期間、シネ・ウインドにて上映です。

夏のバカンスでフランスからスペインにやってきたある家族。
母アネの子どものココ(バスク地方では“坊や(坊主)”を意味する)は、男性的な名前“アイトール”と呼ばれること(※1) に抵抗感を示すなど、自身の性をめぐって(※2) 周囲からの扱いに困惑し、悩み心を閉ざしていた。 叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったココは、ハチやバスク地方の豊かな自然に触れることで心をほどいていく。
ある日、自分の信仰を貫いた聖ルチアのことを知り、ココもそのように生きたいという思いが強くなっていくのだが……。

公式サイトより

新潟へやってくる前に、ひと足先にTBSラジオ「アフター6ジャンクション2」で紹介されてしまいました。

くー!はやく観られる人は羨ましいですね。東京国際映画祭で上映されたということも込みでね。

3月2日(土)よりいよいよ上映です。

上映館

  • 新潟・市民映画館シネ・ウインド



DOGMAN ドッグマン

3月8日(金)公開です。

ある夜、警察に止められた一台のトラック。
運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。
“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を話り始めたー。
犬小屋で育てられ髪力が全てだった少年時代。 犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、 絶望的な人生を受け入れて生きていくため、犯罪に手を染めてゆくが、"死刑執行人"と呼ばれるキャングに目を付けられー

公式サイトより

リュック・ベッソン監督の新作です。私は『フィフス・エレメント』しか観たことがありませんが、単純に予告編からして面白そうだと思いました。

上映館

  • イオンシネマ新潟西

  • T・ジョイ新潟万代

  • ユナイテッド・シネマ新潟

  • T・ジョイ長岡


ビニールハウス

3月15日(金)公開です。

ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。引っ越し資金を稼ぐために盲目の老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。そんなある日、風呂場で突然暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に転倒。床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。ムンジョンは息子との未来を守るため、認知症の自分の母親を連れて来て、ファオクの身代わりに据える。絶望の中で咄嗟に下したこの決断は、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せるのだった──。

公式サイトより

「半地下はまだマシ」というコピー。いいんですかそんな露骨に引き合いに出して。

韓国の映画はむごいほどお話はゾクゾクとおもしろい傾向にある気がしており、この映画もなかなかに「最悪な人間」を堪能できそうで、かなり期待しています。

上映館

  • ユナイテッド・シネマ新潟



デューン 砂の惑星PART2

3月15日(金)公開です。

砂の惑星デューンをめぐるアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な宇宙戦争が勃発!
ハルコンネン家の策略により、アトレイデス家は全滅。
しかし、最愛の父とすべてを失うも、後継者ポールは生きていた。 ボールは愛する砂漠の民チャニと心を通わせ、その絆は、彼を救世主としての運命に導いていく。 一方で、ハルコンネン家は宇宙を統べる皇帝と連携し、
その力を増していく。
そして、遂に復讐の時。
未来の希望を取り戻すため、
ボールたちの全宇宙を巻き込む最終決戦が始まる。

公式サイトより

私の場合はパート1を観ていないので、スルーする可能性の高い一本。デヴィッド・リンチの方しか観たことがないので興味はあるのですが…

とはいえ大迫力のスペースオペラものを劇場で観るのはこれこそ醍醐味というもの。今からでも追いつける人は観に行こう!

上映館

  • イオンシネマ新潟西

  • イオンシネマ新潟南

  • T・ジョイ新潟万代

  • ユナイテッド・シネマ新潟

  • T・ジョイ長岡

  • イオンシネマ県央

  • JMAX THEATER上越



コール・ジェーン ─女性たちの秘密の電話─

3月22日(金)公開です。

1968年、アメリカのシカゴ。裕福な家の主婦として生きるジョイは何不自由ない暮らしを送っていたが、2人目の子供の妊娠によって心臓の病気が悪化してしまう。
唯一の治療は、妊娠をやめることだと担当医に言われ中絶を申し出るが、中絶が法律的に許されていない時代、地元の病院の責任者である男性全員から「中絶は反対だ」と、あっさり拒否されてしまう。
そんな中、街で偶然「妊娠?助けが必要?ジェーンに電話を」という張り紙を見つけ、違法だが安全な中絶手術を提供するアンダーグラウンドな団体「ジェーン」にたどり着く。その後、ジョイは「ジェーン」の一員となり、自分と同じ立場で中絶が必要な女性たちを救うために立ち上がる!

公式サイトより


『キャロル』の脚本を書いたフィリス・ナジーの初監督作品であり、実話を基にした映画です。

妊娠中絶とは簡単に言えば、母体を妊娠していないときの状態へ戻すような「妊娠を中断する」手術のこと。これを健康上必要としている場合であっても認められなかった時代のお話です。

2月の作品では『コヴェナント』などがありましたが、こういった現実の問題や実際の歴史に触れられる映画はとても意義があると思います。

上映館

  • ユナイテッド・シネマ新潟



ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター

3月22日(金)公開です。

19世紀半ば、ニュージーランドの孤島。エイダ(ホリー・ハンター)は父親の決めた相手と結婚するために、娘のフロラ(アンナ・パキン)と1台のピアノと共にスコットランドからやって来る。「6歳で話すことをやめた」エイダにとって、ピアノは声の代わりだった。ところが、夫になるスチュアート(サム・ニール)はピアノを重すぎると海辺に置き去りにし、先住民との通訳を務めるベインズ(ハーヴェイ・カイテル)の土地と交換してしまう。エイダに惹かれたベインズは、ピアノ1回のレッスンにつき鍵盤を1つ返すと提案する。渋々受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちに彼女も思わぬ感情を抱き始める――

公式サイトより

オリジナル版は観たことがなく、この予告で初めて作品を知りました。

最初に公開されたのは93年とのことで、同年の『ジュラシック・パーク』で観たままのサム・ニールが映っているのを観て初めて納得がいくよう。

そのくらい、映像が綺麗になってみると途端に「いまの映画」になるから不思議なものです。

上映館

  • ユナイテッド・シネマ新潟



オッペンハイマー

3月29日(金)公開です。

第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯とは。今を生きる私たちに、物語は問いかける。

公式サイトより


本国では『バービー』と同時に公開されていた(そして『バービー』の広報が悪ノリして炎上した)でお馴染みの本作。

ようやく日本へやってきてくれたことにホッとしています。観ないわけにいかないもんね。

日本人としてもそうだし、ノーランの新作という意味においても。

上映館

  • ユナイテッド・シネマ新潟

  • T・ジョイ新潟万代

  • イオンシネマ新潟南

  • イオンシネマ新潟西

  • T・ジョイ長岡

  • イオンシネマ県央

  • JMAX THEATER 上越

イオンシネマ新潟南ではIMAX上映も行われます。



ゴーストバスターズ/フローズン・サマー

3月29日(金)公開です。

本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量出現。悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界に―。日々、ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる ”デス・チル” のパワーを持つ<史上最強ゴースト>であることを突き止めますが…。

SONY PICTURESのサイトより

私個人にとってゴーストバスターズは、旧一作目・二作目を観たのみ。『アフター・ライフ』は未見のため、これも現時点ではスルーする可能性が高いです。

季節感も合ってるのだか合っていないのだかという感じですが、ディザスターのような要素があるとなれば、やはりやってるうちにスクリーンで観るのが一番でしょう。

上映館

  • イオンシネマ新潟西

  • イオンシネマ新潟南

  • T・ジョイ新潟万代

  • ユナイテッド・シネマ新潟

  • T・ジョイ新潟万代

  • イオンシネマ県央

  • JMAX THEATER上越



大作が多く、3月も充実の1ヶ月になりそうです。

ただこれまで追いかけてないシリーズものの場合、あまり食指が動かないのも正直なところ。それよりはシネ・ウインドで、いわゆる「いい映画」に触れる時間を作りたいような気もしますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?