差別は大事という言説は、だいぶ古くからある
「封建主義が一番良かった」という考えがある。呉智英氏などがそうなのだろうが(名古屋市在住)。所謂流動性の無い固い社会だが。それぞれが自己の分を守り余計な欲を出さない美という。極論としてはそういう意味では現代も封建制は人の心の中にずっと機能しているのではないかとも言える。
「身分制」。商人がいくら儲けようと一定の侮蔑の視線は常に人々の中にあるということ。農民が成り上がってポルシェを乗り回そうと一定の侮蔑の視線は常に人々にあるということ。士族(の文化遺伝子)が落ちぶれてボロを着ていようといざという時本当に守ってくれるなら一定の尊敬の視線は常に人々にあるということ。
仇討ち制度の復活論を唱えている。
いじめ問題について。
私は名古屋市在住で、(親戚の)牧野剛氏を偲ぶ会で一度だけ呉智英氏をちらと見かけたことがあったが、まだ会ったことはない。
呉智英氏はおそらく、アイデンティティが芸術よりもサブカル寄りの人ではないのか。それに引き付けて、「低級」なものは十分に分を弁えろと言っているように私には聞こえる。