雑感

加藤 豪@_5925263769112·10月7日
今、(現代)アートが「懐かしさ」という場所になっているんですね。多くにとって。本質は「子供」の専制ということだったとまとめられるが、その猛威を振るった姿は今はない。内容的な数だけそのままという感じで、これを「形骸」と呼ぶ。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1710437822644322591

加藤 豪@_5925263769112·10月7日
この数十年(90年代以後)の現代アートをまとめると、代表的作家で言えばジェフ・クーンズが「子供」のふりをした「大人」のアート、マイク・ケリーが普通の意味で「大人」のアート(ケリーはポップカルチャーは嫌いだがそれが現実の環境であり素材として使うのだという、正統的な姿勢)。

加藤 豪@_5925263769112·10月7日
ケリーがコラボしたポール・マッカーシーが「狂気」のアートと呼ぶことができる。シンディ・シャーマンも一応「大人」のアート。皆アメリカですね。

加藤 豪@_5925263769112·10月7日
日本の場合総じて「子供」の(アジア的?)専制のアートなのだが、上記の分析的な言い方に直すと、「子供」のふりをした「子供」のアートという形になる。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1710452852009656491

加えて、リチャード・プリンスも普通に「大人」のアートですね。

また、これら一様に、人生の後半は作品が見るからに劣化していく。マイク・ケリーも(綺麗だが)劣化している。後半にかけて(うねりながら)登っていく作家は「稀」。


参照。

加藤 豪@_5925263769112·20時間
もう世界は変わったな、完全に。ゼロ年代、10年代の(業界内での)「左翼の自己実現」のテーマなども、もはやどうでも良いものになった。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1711689969671221279

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