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タッパーに詰められたなら


NEWSIESを鑑賞した感想。
大千穐楽も過ぎたので、いつまでもTwitterの下書きに入れておくのも何だし、記録として残しておきたいなと。

(自分がその時何を思ったのか見返したい性分なので)


ネタバレしかないです。
下書きをそのまま載せるだけ。




🗞 夜明けの屋上で「この街」と汚いものを見るように柵に手をかけニューヨークを見下ろしたところでジャックと目が合ってしまい、汚いものの気持ちになった 最高だった


🗞 あの映像とかポスターでも使われている足を横にあげて帽子に手を添えてジャンプしているダンスのシーンのジャック、最高に輝いていた…… 本当に全身で煌めきを感じた


🗞 序盤の舞台右手に腰かけるジャックがガチのゼロズレで2m先に顔という状況できっちり3秒間見つめあってしまった 息止めたというより止まっていたし、瞬きさえ出来なかった  離れた瞬間に体の血が一気に巡って、塵となった 開始数分で魂抜けてしまった 脳裏にぼんやり「恋」という文字が浮かんだ 

↑冷静に読み返してキショすぎ、でもナマモノってそういうことよね…と自分を認めてあげることにする。でもキショ。


🗞曲中にデイヴィと何度もアイコンタクトを取るジャック素敵だったな 仲間 信頼 色んなものを目線で感じた 二人に流れる空気は熱くまっすぐだったとても


🗞ストライキで抜けがけしちゃった子達を向かい入れた時のジャックの抱擁、本当に背中が大きかった 物理的にも、精神的にも、がっちり抱きとめていたんだな ジャック大きかったな


🗞キャサリンの劇場での乙女のような横顔や仕草、とっても可愛らしかったな お誘いを受けて戸惑って突き放す感じも、なんてことなさそうなジャックもいちいち うわあん!となったよわたし


🗞ジャックいちいち格好いいんだよな……困っちゃう 生理きそう(?)


🗞デイヴィとの掛け合いが素敵すぎて……声の相性も抜群だし、向かい合って魂で歌っている感じが最高すぎて何も言えなかった あそこにいるのはジャックで、京本大我さんを感じないのが凄い 一幕が閉まって冷静になるまで「きょも」というワードすら思い出さなかった


🗞ジャック、1,2,4回目のキスはしていなかった(ガン見) 3回目は高すぎてわからなかったけれど、あれが一番あやしいのでは? とにかく顔が離れたあともキスしたあとの顔をしていて ウハァ?!となった (やめてください)


🗞「オレは馬鹿じゃない」という台詞が何度か出てくるけれど、キャサリンに向かって言うそれとピュリツァーに向けて言うそれとでは全く訳が違くて、もちろん話し方も違くて、どちらもとても心に残っているシーン


🗞笑っている時、伏し目がちで、イ〜という感じで笑うの、凄くジャックですきだった 舞台上でジャックが京本大我になった瞬間は多分一瞬たりともなくて、立ち方も話し方も笑い方も苛立ち方も、すべてがジャックから溢れるものだった。それにすごくすごく胸を打たれたよ


🗞屋上でキャサリンと並んで柵の上で手を重ねるシーン、とても美しかったな  あの瞬間には空と月と夜と二人しかいなくて、それしか要らないし、それだけが全てだった 満ちていた。それはそれは美しかった


🗞夜の屋上でキャサリンと2人で向かい合っている時のジャック、下から見ていると余計に脚がなが〜くて、顔にかかった髪が幾らか艶めかしくて、そのときばかりはNEWSIESのリーダーではなく ジャック・ケリーで、一人の男だった 格好よかった 


🗞ジャック、17歳なのに大人で、達観していて、余裕があって、色男で、大人と対等にわたりあえる能力があって、でも人知れず弱くて小さいところがあるの、とても人間的で素敵だった  そんなジャックだから仲間の前では大きく出られるし着いてきてもらえるんだろうなと。とても魅力的な人


🗞メッダといる時のジャックもとても好きだな〜 大人の2人という感じ。メッダも彼をいち大人として対等に見ているからかな。男と女だし、大人と大人だし、でもどこか子供と大人。二人にはちゃんと線がある。超えていい・いけないの絶妙なラインを心得ていて、そこには金銭も発生する。やはり大人な関係


🗞ジャックの話し方がすき。印刷機を直してくれたりした小綺麗なメンズたちがやってきた時の「誰?」のあとの マジかよ〜 みたいなセリフが特に好きすぎてどうにかなってしまいそうだった (代償に 正しいセリフ忘れてしまった)


🗞ジャックには家族 という間柄やことばに強い思い入れがあるということが節々で伝わってきて、だからこそ終演したときに 冒頭のクラッチとの屋上のシーンでの「友達は家族以上 泊まっていけ」(歌詞は曖昧)が印象深いし、思い返してグッときてしまった


🗞「まだ17なのに 傷ついて」と歌うジャックのシーンが忘れられない…… いつも正しくて強くてユーモアを忘れないNEWSIESの道標のようなジャックが、こんな風に弱気で、自分を俯瞰できるその大人びた感性がまた苦しくて切なくて


🗞席が席なのでジャックの後ろ姿もかな〜り堪能できたのだけれど、ピンマイクを通した襟足のところのラインとかがなんとも言えずすきだった…… 髪切ったとは聞いていたし、前の状態を知らないから比較はできないけれど、なんか…なんかすごくすきだったんだよ襟足が


🗞大人、地位、権力、富…… こういったものに 屈しない というより 「自分には必要のないもの」と理解し、そういったものに縋らず自分の生きてきた中で知り得た身につけた味わってきた色々で日々を超えるジャックが格好いいんだあ


🗞ラストのピュリツァーのビルでのシーンであの立派な椅子に腰掛けて机に脚を投げ出すジャックも、賢くて頭がきれて口が立つ交渉上手なジャックも、手に唾を吐いて握手をさせるビジネスマンなジャックも、ぜんぶぜんぶ格好よかったな


🗞ピュリツァーのビルに後からやってきたキャサリンがルーズヴェルトを連れてきたシーンで、マイクは拾ってないけれどジャックとキャサリンが「え?ほんと?」「そうよ」ってアイコンタクト含めて会話していたのがとても印象的。セリフだけが役じゃないんだなって。お2人とも物語を生きていたんだよね


🗞ジャックのダンスやいちいちの仕草は軸があって動作が大きくて男らしくて格好いいんだよね。大我さんがSixTONESで魅せるしなやかさや細やかな手脚の運びとはかなり遠い場所にあって、やっぱりあの舞台の上にはジャックしかいないんだよね  逞しくて でも暑苦しくない、余裕のある大人びた17歳の色男


🗞あと大我さんはやっぱりどうしたって声が魅力的だなと。歌が上手い・声色が素敵なのはもう周知の事実で何を今更と思われそうだけれど……。表現が難しいけれど、海外の映画の吹き替えをいつか絶対にやって欲しいんだ……。日本人の単調な話し方にはない、子音によってリズムがうまれる会話ができる人


🗞デイヴィの「僕は父さんに 嘘をつくな と言われた」ということばに対して「俺は父に 飢えるな と言われた」と返すジャックが、その言い方も含めてなんだか妙に残っている。決して両親のいるデイヴィへの嫌味という感じが強い訳でもなく、なんでもない事を話すような、昔話をするような、でもお前と俺とではは違うんだぜというような、上手く言えないけれどそんなかんじ。ジャックの中ではもうご両親のことは随分と前に消化されているんだろうなと思えるような大事なセリフのような気がして。それがまた切ないのよね


🗞帰宅した今、ジャックがキャサリンに劇場で初めて会ってその後再会した時に「あれェ?芝居でも観に行く時間じゃないのかァ〜?」とお尻叩いて煽るシーンを思い返すと、よくラヴに発展したなあと思ったりしなくもない


🗞屋上で口論になって「私が男なら一発殴ってやりたいわ」と感情的になるキャサリンに「いいぜ殴ってみろよ」「ああここだよ(自分の頬を叩いて)」「やってみろよ」と煽りまくるシーン、生意気な男 というよりかは 殴って満足するなら殴れば?みたいなニュアンスを感じてそこも非常にすきでしたね

→ここ毎回アドリブだから他の回もみてみたかったな〜。


🗞キャサリンについて「賢い女は好きさ」とか「優秀な記者がいてね」みたいなことをジャックはさらっと言うから頭抱える どこまで大人びた人なの


🗞馬跳びするジャック脚長かったし細身なのに逞しかったしなんか京本大我の要素が一切なくてめちゃくちゃ感動したことを思い出した(?) 元々の御御足の長さは心得ていたつもりだけれど、なんか……なんかジャックだったんだよな……(これしか言ってない)


🗞ジャックに芸術の才能があるということを知らずに鑑賞したので、キャサリンの横で鉛筆を走らせている姿だけでもう大興奮すぎて完全に恋だった。わたしはやはり自分が(それ自体はとてもすきだし関心もあるけれど能力的に)持っていないものを持っている人に惹かれるんだな〜と。


🗞「すき」ではない何かで好意を伝えられるジャックすごいな…素敵だな… すきしか言えない自分の感情や語彙力の幼さよ……





とりあえず入ってた分は貼り付けたぞ!


Disneyは厳しいから、円盤化や音源は厳しいとわかってはいるけれど、どうしたって望んでしまうよね。


ジャック・ケリーに恋をして、夢うつつな日々を忘れたくないし

それでも日々に揉まれて少しずつ記憶が薄れてしまうのが歯がゆい。



劇場で観たもの、聴いたもの、感じたもの、その場の空気や、心が動いた瞬間、息を止めた身体の強ばりや、鼻の奥がツンとした温度、思わず拍手をした手の感触

そういったものすべて、タッパーに詰めて持って帰れればいいのにね。

冷凍して、チンしたらいつでも味わえるように、そうやって大切に仕舞えたらいいのにね。

家族や気心知れた友人に、おすそ分け出来たらいいのにね。
いっしょに味わって、同じ歓びや悲しみを共有出来たらいいのにね。



人間って欲深いわね。

わたしの記憶の中に生き続けるジャック・ケリーを想って、大切に磨いておくのも悪くはないかもね。


あなたの世界にお邪魔できてしあわせでした、ジャック・ケリー。

出会わせてくれてありがとう、大我さん。


おしまい

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