「癒されるブランド」を目指して━━千休のパッケージをリニューアル
3月18日
千休は2周年を迎え、3期目へ突入しました。
2期目は、本当に予想もしなかった世の中になりました。
海外からの観光客はいなくなり、イベントも軒並み中止。オリンピックもなくなり、嵐は活動休止になり、ファンに直接会うことができずに卒業していった数多くのアイドルたち…。
そんな混沌とした世の中でも千休ができること。
それは、ひとりでも多くの人に癒しと感謝の時間を抹茶を通して感じて欲しい、ということ。その軸がぶれないように、ひたむきに、この1年間やってきました。
そして、3期目を迎えるタイミングで、よりその想いを形にするべく、パッケージを大幅にリニューアルしました。
2期目に突入したときは、HPを大幅にリニューアル。
無料でつくれるBASEから本格的にHPをデザインし千休のコンセプト「抹茶で癒しと感謝の時間をつくる」がしっかりと伝わるように制作しました。
リニューアルしてから、「HPのこだわりがすごい」「可愛らしくて素敵です」といったようなポジティブな声をたくさんかけていただき、勇気をもってHPを大きくリニューアルして良かったと心から感じています。
節目ごとに、小さいブランドとしては大きなリニューアルをしている千休。
今回の大きなリニューアルは『パッケージ』です。
このタイミングでパッケージを変えた理由や想い、そして3期目はどういう風にしていきたいかを書き綴っていきます。
「癒されるブランド」を目指してパッケージリニューアル
今回リニューアルするのは、創業当初から販売していた
・抹茶ラテ
・抹茶カプチーノ
の2種類の商品です。
従来のデザインは、黒いパッケージにひし形のロゴが印字されたステッカーを貼っていました。イメージは、高級感、重厚感。
千休が使っている抹茶は、甘さを足さずに抹茶だけで飲んでも美味しいと感じる高品質な宇治抹茶を使っているので、それを表現しようと私自身がデザインしたものです。
実際、老若男女問わずウケるデザインで、幅広い年代の方に手にとっていただけました。
そして今回リニュール後のデザインはこちら！
我ながら、かなりイメージが変わったなと思っています。笑
千休のブランドカラーである抹茶色と桜色をパッケージ全体に纏わせました。
今まで「いっぷくすることで心が癒され、晴れるように」というメッセージを伝えたかったのですが、従来のパッケージで高級感を出そうとするあまり、HP(千休の軸となる世界観)とパッケージのイメージがかなり違うと、お客様や身近にいる人から声が上がっていました。
そんな声を受けて、リニューアルでは、明るく可愛らしく、そして上品なイメージのパッケージになっています。
おうち時間にそばに置いておいて心が和むような「和かわいい」を軸に置いて、昔ながらの和柄とモダンな要素を入れ、現代にマッチしたレトロなデザインになりました。
デザインの細かいところもこだわっています。
和柄には「籠目文様(かごめもんよう)」をあしらい、茶葉からこだわる抹茶への真摯な姿勢や、お茶を通じて文化を継承していくことの大切さを表しています。
レトロな柱時計を想起させるロゴフレームは、千休の抹茶を味わうひとときを表現しています。そのひとときが、忙しない日常から乖離し、ゆっくりと安らぎ次なる活動の力になるような、平和な時間になってほしいという願いをこめました。
なぜ抹茶にこだわるのか…3期目にして改めて振り返ってみた
HPのトップ画像に書いてあるように
「心に晴れのいっぷく」
を千休のメインコピーとしてかかげています。
これは、千休の商品を手にとったり口にしたりすることで、少しでも心が晴れて、気持ちが上向きになって欲しいという想いが込められています。
Instagramでも「#晴れのいっぷく」として、私が毎日日記を書いているのでチェックしてみてください。
以前のnoteにも書きましたが、私は予定を詰め込んでしまう性格で、意識しなければ朝から晩までずーっと仕事をしています。
しかしこんな生活は長く続くわけがなく、気づくと寝不足になって頭痛や肌荒れがひどくなったり、座りすぎて指の関節や腰、肩が痛くなったり、眼精疲労で焦点が合わなくなったり…無意識のうちに心身を傷つけて体調を崩してしまうことがよくありました。（今も抹茶に没頭しすぎて、たまに崩してしまいますが…笑）
そんな状態の時に、心身を癒してくれて「もうひと頑張りしよう！」と思わせてくれたのが「抹茶」だったのです。
メインコピー「心に晴れのいっぷく」にあるように、私は抹茶(他のお茶含め)を飲む目的が癒されるためよりも、「スイッチを入れたい」「エネルギーがほしい」ときに飲むことの方が多いのです。
・朝、仕事を始める前に
・お昼過ぎの眠気を覚ましたいときに
・嫌なこと・辛いことがあってに気持ちを切り替えたいときに
気持ちのスイッチを入れ替えたい時に口にしていたのが抹茶でした。
実際に千休ヘビーユーザーにヒアリングした際にも、ゆっくりとしたお茶時間を過ごすために飲んでいるよりも、仕事をしながらや、集中したい時に飲んでいることが多かったのです。
当初は千休も「心が落ち着く」という訴求をメインにしていましたが、コンセプトが決まってからは一新。
千休に関わった全ての人が「心が晴れる」ためにプロダクトを作ってきました。
おいしい、頑張ろう、嬉しい、すっきり、満足
千休の商品を口にする前の自分よりも、少し良い状態の自分になれたと感じた時。
それが、千休の思う「心が晴れる」タイミングだと思っています。
商品名のこだわり
パッケージデザインのリニューアルとともに、商品名も変えました。
抹茶ラテ ohayo→あさゆう
抹茶カプチーノ→はなえみ
覚えている人はごくわずかかもしれませんが、創業当初の抹茶ラテは濃さが3種類ありました。
時間帯に合わせて飲むイメージをお客様に持ってもらうために、『ohayo/itsumo/oyasumi』とつけていたのです。
ただ「濃厚な抹茶ラテだけをお届けしたい」という私の判断により、itsumoとoyasumiをなくし、ohayoのみ販売を継続。3つで意味をなしていた商品だからこそ、ohayoである理由がなくなってしまいました。
旧パッケージの商品ページ▼
もともとデザインの仕事をしていたからなのか、何をするにも説明ができなければいけないという考えがあります。もちろん言葉で表せないアートな部分もありますが、基本的には人に説明できるようなことがなければ、仕事として納得できません。
なので3種類で意味をなしていたohayoから、大和言葉である「あさゆう」に変更。
何も名前がついていなかった抹茶カプチーノも「はなえみ」という名前をつけました。(それぞれの意味は後日noteで書こうかな…)
なぜ千休の商品名には、大和言葉が使われているのか…？
それは大和言葉を用いることで、抹茶に対する「重厚感があり固い」から「やわらかく優しい」イメージへ、抹茶への印象を刷新することを意図しています。
この商品名のルールを設けてしまったことで、だいぶ大変なのですが(笑)、バンバン新商品を出すブランドではないので、一つひとつ大切に愛着が湧くよう名前をつけていきたいです。
ヘルシー(healthy)な生活を実現させるために
私たちにとってのヘルシーは、食事制限をしてダイエットしたりとか、毎日ハードな運動をし続ける生活を推奨したり…という意味ではありません。
毎日、心も体も元気な状態であること。
それだけが満たされていれば、ヘルシーだと定義しています。
自分が食べたいものをたべて
自分がやりたいことをやって
自分が好きな人と一緒にいて
自分が寝たい時にねる
そういう状態が続いたときが、一番健康だなと思っています。（もちろん食べたいジャンクフードを食べまくって体が元気じゃなくなったら、ヘルシーには含まれません。笑）
千休はそんなヘルシーな生活のサポートができるよう、商品をはじめとし、様々な活動をしていく予定です。
抹茶の新スイーツも近々発表予定なので、準備頑張ります！！
いつもせんきゅー！パッケージリニューアルキャンペーンをやります
3/16~18の3日間限定で、ラテとカプチーノの2種飲みくらべセットをご購入していただいた方に、米粉の抹茶フィナンシェ1個をプレゼントさせていただきます。
抹茶ラテ・カプチーノ・フィナンシェの3点が揃うキャンペーンですので、おうち抹茶時間を過ごしたい方は、この機会に。
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3年目に突入できたのは、いつも応援してくださっている方々のおかげです。
その応援の力を全力で受け取って、なにかに夢中になって頑張っている人々の心身の癒しと感謝できる時間をつくれるよう応援していきたいと思っています。
いつも、せんきゅーです。
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