優しいと甘やかすの違い
私は患者さんを甘やかしてよく怒られます。優しいと甘やかすのは別だな〜と自分でも思うんですが、お母さんになりきれてない初産婦さんもバリバリの肝っ玉母ちゃんも小児科ではお母さんとして関わって産科でも胎児のためにって沢山言います。
つい、お母さんも疲れるよね、頑張ってもできなくて辛くなる気持ちわかる…と自分に甘い医者代表の私は思ってしまいます。
そして甘やかして患者さんのためにならないと怒られます。当然です…
私は甘やかされる所を選んで生きています。何より自分に激甘です。
選択をするときより、厳しい道を行きなさい。という言葉をどこがで読んで実行していたときもあるんですが私の弱っちい心は厳しい道でもたないことがよくあります。
そして、数年後に後悔しました。あのとき、意地で頑張っていた時間に楽しいと思えることをしていたらもっと有意義な時間が過ごせたのでは。嫌だなと思ったときにやめとけばよかった。これは大学生活を振り返って思ったことです。
良い思い出の方が山ほどあるんですが、私の悪い癖でついつい〜すべきと思ってやってずるずる嫌なのに続けてしまうことがあります。
嫌だからまあ身にならないし、愚痴ばかり言って性格悪い奴になるしで自分に無理して嫌なことをやって良いことなんてないと今の私は思ってます。
でも、身体のことはどうにもならないことがあるから、ラッキーだけで人生回らないことも沢山目の当たりにしたからこそ、嫌なことも言わなきゃいけない!
指導するということは本当に難しいなと優しいと甘やかすの間で悩みます。
嫌なこと言わないといけないんですよ、ほんと。体重増やすなとかタバコ吸うなとかするな的なことが…
当たり前でしょ!って思ってくれる人も多いかもだけどこれ本当に難しい。そもそも太ってる私が痩せろっていうことの説得力のなさ…
痩せるの難しいよね〜、わかる!ってなってしまうんですよ…
気にしてないわけじゃないのわかってるしね…言いすぎると病院来たくなくなるよね〜
そして、結局甘やかしてしまって誰のためにもならないでしょという当然のお言葉を頂戴することになります…
優しい指導ってどうしたらできるんでしょうか…
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