プレイヤーの引きどき

さてさて今テレビでサッカーの中村俊輔選手が引退ついて話しています

色々迷われている中で、「もがいている自分ももっとみてみたい」っていう事を言ってましたね。

ふと思ったんですが世の美容師さん皆さんその辺りはどう考えているのかな〜と思ったり

僕はといえば正直なところ分かりません

分からない　ハサミを置くのかどうか分からない？

いや違うな〜

”いつハサミを置くのか分からない”

なのかな〜　気付きたくないけどそうなんだろうな〜

この感覚は割と結構前から持ってますが年々強まっている気がしますね

美容はもう20年もやってきてるくらい凄く好きだし、お客様といろんな事を話したり、感じあったり、とにかく楽しいんだけれども、５店舗スタッフ２０名抱える身になってやっぱり正直プレイヤーに集中出来なくなりつつある。

まあこんな言い訳している時点で自分自身をプレイヤーとして完全にリスペクト出来なくなりつつありますね　悲しいですが認めたくないですが事実です

とはいえまだまだやりたい気持ちもある　もっともっとたくさんのものを抱えながらプレイヤーとして、経営者として楽しんでいる先輩方もいる。一方で早々にハサミを置いて経営者にシフトして成功している仲間もいる　そこに羨ましさはないが、自分が１００パーセント経営だけに専念している姿もみてみたい　

正直考えただけでワクワクする

ここまで書くともう答えは出てるのかもな〜

なんせ18歳から生きるために生き抜くために握ってきたハサミ

実家を離れ関東に出た時も、ヘルニア手術して泣きながら美容師辞めた時も、帰りのチケット買うお金もなく海外で働いていた時も、震災の時も、子供が生まれた時もその手にあったのはハサミで、今まで出会ってきた人のほとんどがハサミを通して出会った人　その方達の人生に携われたのもまたハサミを通じて。

辞めたくないわけだ

けどハサミを握っている時の自分への尊敬の念が薄れた今

そしてハサミを置いて１００パーセント経営に専念している自分を考えた時にワクワクしている自分がいる今　

もう答えは出ているな

そう遠くはないその時まで、ラスト全力で美容師やるか

今のままでは終われないな　　なんかだんだんフェードアウトして行くのはお客様に失礼だな。今まで真剣に美容師に向き合ってきた自分にも失礼だ

ハサミ持っている自分を誇らしく思って辞めよう

まさか数分前に書き出した時にこんな着地するとは思ってもみなかったけど、まあそういう事みたいだ

期限も決めた方がいいのかな〜　　ん　俺嵐じゃあるまいし別にいつでもいいのか　世の中的には　笑

いやいや世の中的には良くても、1人でも支持してくれるお客様がいる限りそれは関係ない

真摯に向き合ってしっかりと決めて伝えよう

きっと分かってくれるはずだ

流石に今日は無理だな　もうここまで覚悟が決まった事で今日のところは許してやろう

しっかりと決めれる様に美容師としてのラストスパート全力で走ろうと思う

”お客様に淋しい思いをさせない”

この美容師としてのモットーを貫いてその日を迎えようと思う