「エゴイスト」を極めたい

私は今、ブルーロックにめちゃくちゃハマっております☆

GWの1日目の夜に2話観て、翌日に残りの22話全部観て、漫画も買って全巻読んだ後、一昨日映画も観てきました。

なんだろう、ちいかわも大好きなんだけど、それと同じくらい『癒される』んですよね。

ブルーロックを観て癒される、ってちょっと変わってる気がするので、言語化していきたいと思います。(BL好きじゃないですよ!笑 筋肉は大好きやけど。)

一部ネタバレになってしまうと思うので、ご了承くださいませ。

 まず第一に、日本において「エゴイスト」は自己中で身勝手な、輪を乱す迷惑な奴として認識されている。
日本が得意なパスを繋ぐサッカーでは、One for all, all for one.を良しとされ、日本人は幼いころから空気を読んで忖度するように教育されている。

それは家庭でも、学校でも、地域社会でも同じ。
自分の欲望に従うことは悪いことだ、みんなと同じようにしろと強制されている。
私はそれがずっと、窮屈でイヤだと思っていた。

なんで自分を犠牲にして、人のために尽くさなければいけないんだ?
私が大好きなこのお菓子を、なんで分けてあげないといけないんだ?
半ば強制された将来のために今の自分を犠牲にして頑張ることに、何の意味があるんだ?

もっと自分の欲望に素直になりたい、目の前のことに没頭したい、そんな風に思っていた。

だからまさに潔のセリフ、「こんなこと誰も教えてくれなかった…」を痛感した。

とはいえ、これは世界一のストライカーになるための話で、一般人には関係ない、エゴイストはダメだと言われそうだけど、私はみんなエゴイストでいいんじゃないかと直感している。

一番印象に残っているのは、
「エゴイストは他人に期待しない、自分が変わることを恐れない、何度でも自分を作り変える」ということだ。

その姿勢がすごくかっこよくて、一般的なイメージとは真逆だと思った。
何でも他人のせいにして、文句ばっかり言ってるのではない。
むしろ、自分の目的を達成するために価値観の違う人も巻き込む、喰って、誰にも想像できなかった世界を創造していく。

この姿勢は世界一のストライカーだけはなく、万人に必要な考え方ではないだろうか。

また、自分の強みを分析して再現性を高めること、まぐれではなく毎回結果を出せるように自分なりの方程式を見つけることは、社会人として必須ではないだろうか。

逆に、自分が失敗してしまう、緊張して上手く行かなくなってしまう状況なども、
・考えがまとまっていない
・資料の準備不足
・苦手な上司が同席している
など、何が掛け合わされることで失敗するパターンに陥るのか、分析することもできそう。

今の自分たちでダメなら、ゲームの中で進化する、というのも、常に自分の可能性を追求する、コンフォートゾーンの外に出るということで、真似るべき考え方だと思う。

以前に読んだ「selfish」という本も、重なる部分があるのだが、みんなが他人の顔色を窺って生きるのではなく、自分の気持ちに素直になってみたら、案外上手く行くんじゃないかな?

自分が気を遣って遠慮したつもりが、実は相手も気を遣っていて、お互いに不満をもってしまうということも大いにありそう。

そうなるくらいなら、私はこうしたい!自分はこうしたい!と率直な意見をぶつけ合ってみた方が、それならこうしようか、となるかもしれない。

私は最近、他人って自分と全然違うんだな、と思うことがよくある。

自分の感覚だとこうかな、と思うことが、全然当てはまらなかったりする笑

これはきっと、グローバル化が進むのに伴って、より価値観の多様化が促進されるんじゃないかな。

日本人は外見が似ているから、なんとなく、自分と同じように考えているだろうと思いがちだけど、裸足に上半身裸で槍を持った原始人のような人に出会ったら、たぶん自分とは違う…と思うはず笑

見た目が似ている日本人でも、自分と同じだろうと決めつけて忖度するのではなく、まずは自分の考えをぶつけてみて、相手の意見を聞くのも一つじゃないかな。

その過程で化学反応が起きて新たな解決策が生まれたり、自分を作り直すことに繋がったりする気がする。

更に言うと、自分を強く持っていないと、エゴイストにはなれない。

日本では自分がこうしたい!という欲望を持つことを否定される、幼い頃に去勢されてしまうから、なかなか難しいんじゃないかな。

他人が変わることを期待して自分は何もしない自己中はどこにでもいるけど、自分が実現したいことのためにいくらでも自分を変えられる強さのある人は滅多にいない。

以下は今の自分が「エゴイストを極める」ためにできそうなことを書いてみる。

1.自分が変わることを恐れない
他人を変えよう、コントロールしようとするのではなく、自分が変わる。
他人を上手く使えるように、自分が頑張る。
唯一の自分があるのではなく、複数の『分人』から成っているという『分人主義』を参考に、分人のバリエーションを増やす、分人の構成を変える、と考える。
(分人主義については、後日詳しく書きたいです)

そのように考えると、他人と意見が食い違うことがあっても、自分という人格を否定されたのではなく、冷静になって自分に非があれば改められる気がする。

2.これまでにないパターンを探す
エゴイスト同士がぶつかり合うことによる化学反応、それを現実世界でも起こしたい。
そのためには新たな知見を得る必要があって、実際に色んな人に会えるといいけど、なかなか難しいからとりあえず本を読もう。noteを読んでみるのも一つだし。また、自分がこうしてnoteを書いてみることによって、自分ってこんな風に考えていたんだ笑 と驚くことも多いから、作品として書いてみるというのも、一人でできる化学反応かもしれない。

3.ムダにくよくよ考えず、余裕をもつ
ブルーロックには色んなタイプのキャラクターがいてすごく楽しいんだけど、中でも私は凪と蜂楽が大好き♪
二人とも生まれながらの天才で、現実離れしているところもあるけど、雑念が少ないところは共通している気がする。
潔みたいに、私も考えて考えて答えを出さないといけないタイプかもしれないけど、凪に「ムダが多いよ」と言われていたり、最終的にはフローに入ることを目指していたところから、考えすぎるのもやめたいな~と。

空間認識能力を活かす、『その時』のために走り込みしていた所は、私も参考にしたい!
やっぱり体力大事やな~と思うので、できるだけ歩いたり、ヨガの時間もちゃんと確保して、体幹トレーニングも強化していきたいな。

とりあえず、ブルーロック最高!もっと読み込んで、理解して、実践していきたいです☆

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