つらい留学生活を三ヶ月耐えて分かった事
Salanです。
恥ずかしいけど誰かの助けになればと思ってこの話を書きます↓
留学に来てから三ヶ月が経ちますが、辛いと思う瞬間の無い日は一日もありませんでした。
パニック発作のあと、鬱で動けなくなり、そこからなんとか立ち直ったものの、まだまだ予定を立てたり、勉強をしたりすることに大きなストレスを感じます。
なんなら一昨日も、辛くて泣いていたくらいです。
しまいには一年だった留学期間を半年に短縮し、取るはずだった単位を全て落とし、好きだったトレーニングには行けなくなり、楽しみなはずの友達との旅行が脅威になり、どうにかこうにか帰国出来ないかと試行錯誤するまでに至り…。
(結局あと一ヶ月くらいはいると思いますが)
そんな私ですが、実は留学前は予期不安(未来について心配すること)とは無縁の人間でした。
ジェットコースターは怖いけど、乗る直前までそのことについて考えなければ、乗り始めた瞬間からはもう楽しいので(笑)
そんな感じで、何をするにも不安なんて無く、ロシア領事館に赴いて弾き語りを披露したり、従姉妹の結婚式で歌を歌ったりするほどの行動力はありました。
なので、留学に来た時も、着くまでは一秒たりとも不安を感じたりしたことなんて無かったんです。きっと、行ったら楽しいだろうって思っていました。
でも、いざ着いてみると、怖くて動けなくなったんです。この感覚は、本当に摩訶不思議。
何も、スリが怖いとか、友達が出来るか心配とかそういう現実的な怖さではなくて、
世界全体が自分を押し潰してくるような感覚。
留学って色々なことに挑戦して、日本じゃ出来ない経験をいっぱいすることに意味があると思うんですよ。
でも、正直私はそれどころじゃなかった。生きることに精一杯で、これから待っている長い長い期間を不安に思わないことに精一杯。
周りは来たばかりの時から、あれもしてみたい、これもしてみたい、と言っていて、どうしてそこまでの余裕が持てるのか不思議で不思議で仕方ありませんでした。(きっとそれが普通で、私は本格的に海外生活向いてない)
どん底だった時期からはだいぶ良くなって、この辛さにも少しずつ慣れてきました。(だからといって、これ以上耐えれるかと言われれば、一刻も早く帰国したいくらい)
耐えて耐えて耐えた三ヶ月で、学んだことを書き留めたいと思います。
辛い時こそ新しいことを始める
▶︎新しいことを始める瞬間はいつも幸せ。その瞬間は、頭の中が今からやることでいっぱいなので、一瞬でも辛さを忘れられる。例えば、野菜スープを作り始める瞬間は、何の野菜を使うか、どの野菜から切るか、味付けはどうするかなどを考えている。どれだけゆっくりでも、時間は確かに過ぎている
▶︎辛い時ってこの辛さが永遠に続くように感じる。だから、こんなに頑張って今日一日生きたのに、これをあと何回やらねばならないんだろう、あとどれくらい同じ辛さに耐えなければならないんだろうって思うと絶望。
でも、時間は確かに流れている。騙し騙し生きていけば、いつかはいい日がやってくる。関係ない楽しいことを話す
▶︎辛い時、話せる人がいる状態の時に話さず、後で一人になって取り返しのつかないくらい落ち込んでしまうことが怖い。が、悩みごとを人に話すのは一つの方法だとしても、話すのが長くなればなるほど、相手に期待してしまう。その大体は話すだけでは解決しない問題で、だんだん話しているうちにどツボにはまる。
だから悩み事の話はほどほどにしておいて、後はともかく、今だけでも楽しい時間を過ごそう、と関係ないしょうもない話をするのが良い。いつも幸せじゃなくたっていい
▶︎一日のうちたった数分でも幸せな時間があれば、ずーーーっと辛いよりかはだいぶマシってこと。しんどい時こそ早起き
▶︎辛い時って、人生を消極的に生きてしまう。そして昼まで寝たりとか、友達との予定を先延ばしにしたりとか、とにかく部屋で大人しく丸まっていることで時間が過ぎてくれないかと祈る。そしてそうしているうちに、もっと辛くなる。悪循環。
しんどい時こそ早起きです。日没を一日の終わりとして捉える
▶︎夜に勉強とかって落ち着く。それは、なんのプレッシャーもなく、いつでもやめて寝ていいんだっていう安心感だと思う。(っていうかむしろ寝るべきだけど自分の意志で勉強してるから、自分の意志でいつでもやめれる)
だから自分の中で「一日の終わり」っていうタイムラインを設けておくと、そこからは休憩していいんだって思えるから楽。
ポーランドでは四時に暗くなるので、私は頑張るのは四時までと決めている。
そうすると、早起き出来る。最後に、セカオワの歌詞で〆
「明日を夢見るから今日が変わらないんだ。
僕らが動かせるのは今日だけなのさ」
読んでくださってありがとうございます。