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こえのちから

「日本の音楽」、といっても伝統音楽のこと、
純邦楽というのか、それを意識的に聴こうと考えたら、
桜井真樹子さんのCDアルバムを思い出した。
聴いてたのは、二十年前くらい。
手元には無いのだが、「水の白拍子」。
入手困難なので、動画アップ、ご勘弁。

白拍子とは、男装の遊女が歌うポピュラー・ミュージック。
(平安~鎌倉当時のジャンル名は「今様」。
 過去の大河ドラマで、松田聖子さんがこの役をしてた。)

声は耳から音として入ってくるわけだけど、
なぜか腹に届いているように感じる。腹に響いていくる。
なんだろう?腹の箇所のチャクラが共鳴しているんだろうか。

桜井真樹子さんのnote, HPなど、下記。

桜井真樹子の目指しているもの

古の、そして女性たちのものであったがゆえに、
消え去ってしまった楽曲や歌舞の復元を目指している。
古代、予言として「童謡(わざうた)」を唱えた少女の巫女や、
飛鳥時代に日本で最初の仏教徒であった女性の尼僧、
平安時代に新しい音楽のスタイル「今様」を生み出した白拍子などの
女性音楽家たちの研究を重ねる。
ここには、前世紀に意識され、
大きなムーヴメントとなったジェンダーの問題や
世界各地の先住民、日本の部族民の思想、
人々の自然や神に対する信仰心など、
数多くの重要な要素を見い出すことができる。
これらを、現代人にも理解しやすいところで探り、紹介をしている。

桜井真樹子、坂本美蘭、中西レモンによる「変成花神楽」鼎談 (zipangu.com)