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【逆スナック Cheers&Chat Club~迷える25歳のお悩み相談~】

人の悩みを「聴ける」スナック

2023年2月19日(日)、ひがいけポンドにて「逆スナック」の出店をしました。

Cleanup&Coffee Club(以下CCC)の新たなプロジェクトである「C-Change Project」。その第二弾としての出店です。

CCCを運営している高田さん、夏井さん、出店場所であるひがいけポンドを運営している森正さん、そして悩みを聴いてくださった皆様のおかげで温かい時間になりました。

「逆スナック」のマスター・伊東くん。

■ひがいけポンドについて
●HP:https://higaike-pond.com/

●Instagram:https://www.instagram.com/higaike_pond/

■CCCについて
●豊島区HP:https://www.city.toshima.lg.jp/suzuran/202211cleanupcoffeeclub.html

●Instagram:https://www.instagram.com/cleanup_coffee_club/


■「逆スナック」とは

店主の悩みをお客さんに聴いてもらうスナックです。

普通はお客さんが店主に「ちょっと聞いてよ~今日さ~」なんて言うのかな、と思うんですが、その逆です。面白いコンセプトですよね。

店主が悩みを「お品書き」として提示し、気になるトピックをお客さんに選んでもらいます。

店主の悩みを書いた「お品書き」。

仕事や結婚など真剣な悩みもあれば、「オタクになりたい」「サウナを作りたい」など雑談チックな悩みもあります。

年齢、性別問わず、きっとどんな人でも1つくらいは共感したり、心に引っかかる(心がざわっとする)お悩みがあるんじゃないかなぁ。

お酒やおつまみを嗜みながら、たくさんの心優しき人たちが私たちの悩みに耳を傾けてくれました。


■悩みを吐き出してみて、気付いたこと

「逆スナック」の出店を通して、気付いたことが2つあります。

1つ目は、優しい大人がたくさんいること
2つ目は、他者と関わることで自分理解度が高まること

です。

■①優しい大人がたくさんいること
今回「逆スナック」に来てくださった方のほとんどは、伊東くんがひがいけポンドやCCCでの活動を通して繋がり、ご縁を結んできた方たちでした。
(伊東くん、そして伊東くんとご縁を結んでご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。)

だから、(出店日の時点で実はCCC未参加だった)私は、ほぼ全員と初めましてでした。

初めましてなのに、皆さん本当に温かく悩みを聴いてくださったんです。

私の思考を深掘りしてくれたり、
別の考え方を提示してくれたり、
「そのままでいいじゃん」って言ってくれたり。

とにかく皆さん優しいんです。
(上手く伝えられないのがもどかしい…!)

「『好き』の大きさなんて気にするな!大切なのは歴でも情報量でもなくて熱量でしょ!」と教えてもらいました。

悩みを吐き出せば、それを聴いてくれる。助けてくれる。
自分が知らないだけで、そんな優しい人が案外周りにたくさんいる。

優しい大人が自分のすぐそばにいるという温かい事実に気づけたことは、今回の一番の収穫かもしれません。

■②他者と関わることで自分理解度が高まること
私が悩みを話し、お客さんが意見やアドバイスをくれる。
自分とは違うバックグラウンドをもっていて、違う考えに行きついた人の意見を聴いて、「なるほどな~!たしかに!」と何度もなりました。

ただ、どんな声も100%受け入れられた(=納得できた)わけではありませんでした。

CCCを運営している高田さん(写真左)。オープンからクローズまで、たくさんの悩みを聴いていただきました。

「いや、私はそうは思わない!」って思ったり、
変わらなくていいと言われても「変わりたい」と思ったり。

そこで思ったのが、悩みを聴いてもらうことで、自分を知れるんだ、ということです

私の場合、一人で考えていても考えがなかなかまとまりません。自分のことが全然分かりません。

でも「逆スナック」で
①自分のことを話す
②それに対する人の考えを聴く
③自分とその人の差異に気づく
④自分の考えが明確になる

みたいに、違いを認識することで、自分の考えが詳細化されていく感覚があったんですよね。
(うーん、伝わるかなぁ…)

当たり前だけど、自分と人は違う。「違いがある」ことを前提にすれば、「比較」は悪いことじゃない。「比較」の目的を「善悪・優劣をつけること」にしてしまうと苦しいけど、「差分の見える化」にすれば、むしろ自分を知れる良い手段なんじゃないかな。

人と関わり、違いを認識することで、私の私に対する理解が深まりました。

自己理解は一人で完結させる必要はなくて、人を巻き込んでもいいのかもしれませんね。

普段からCCCに参加している坂本くんが、会話をリアルタイムで記録してくれました。


■次回の出店に向けて

「悩み」は「弱み」と言い換えられるかもしれません。
「弱み」を自分から提示する行為は、少し勇気が必要です。

でも、その勇気を出したおかげで、助けてくれる人の存在を見つけることができ、自分をより知ることができました。

改めて、「逆スナック」に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

今後、ブラッシュアップして再度出店したいと考えています。
迷える25歳のお悩みを、ぜひ聴いてください。
もしくは、一緒に悩みましょう!笑

悩みを抱えるあなた、悩みを聴きたいあなたのご来店をお待ちしております。

●写真:森正祐紀(https://lit.link/yukimorimasa


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