“GROOVE LINE”ピストン西沢氏DJ終了
私は、朝と帰りの通勤時間帯、携帯用ラジオで、在京のFMラジオ局、J-WAVEを聞きながら、職場まで行き来しています。
最近のトピックとしては、夕刻の人気番組であるピストン西沢さんがナビゲートする“GROOVE LINE(グルーヴ・ライン)”が、この9月いっぱいで終了してしまうことです。
私は、ピストン西沢さんのDJを20年以上聞いてきましたので、ものすごく残念でなりません。
招かれるゲストの人たちも、口々に、「こんなに支持されているのに、終了してしまうなんて腑に落ちない」と言っています。
ピストン西沢さんのナビゲートは、一見、かなり乱暴にゲストやリスナーを扱うように感じますが、深いところで、「愛」があると思っており、そこが大きな支持を集めた理由だと感じています。
ピストン西沢さんは、毎日、ラジオで、生(ライブ)でDJを20分ほど行うのですが、これが天才的なんです。
だって、生で毎日、違うDJをですよ。
私は、DJというものを、最初は知りませんでしたから、これが普通なのかと思っていましたが、そんなことは全然なく、他のDJは、予め準備をして、データに取ってから曲を流すようですね。
※他のDJが正直、しょぼく聞こえます。
そのDJの内容は、曲をメタメタに切り刻むのですが、アンパンマンや綾小路きみまろのように、他のDJでは、まず使用しない楽曲を使用して、大変な人気を博しました。
アンパンマンは、東日本大震災の後に、DJミックスで流したところ、みんなを心から勇気付けると、大変な好評でしたし、綾小路きみまろの漫談をDJミックスにしたときは、これまた大変な人気で、日本レコード大賞の企画賞を受賞したほどです。
ピストン西沢さんのナビゲートは、下ネタなども多用されるのですが、トーンが明るく、絶対的に「愛」のある内容で、そのおかげで、あの夕刻の時間、心を癒やされていた人は、相当数いたはずです(何十万人? 正確なところは私は知りませんが。)。
この二十数年間、ラジオのナビゲーターを務められていたわけですが、そのうち、秀島史香さんとコンビを組んでいる時期が長かったです。
秀島史香さんは、その落ち着いた話し方で、大変な人気があり、結婚して、出産されて、一時期、ラジオから離れていましたが、最近は、また、ナビゲーターなどで活躍されているようです。
ピストン西沢さんは、秀島史香さんのことを、絶対に「ホの字」だったと思いますが、今となっては、本当のところは不明です。
ピストン西沢さんは、車のことに大変詳しく、自身も、レーサーとして、自動車レースに何回も参戦しています。
※自身のことを「プロのアマチュアドライバー」と呼んでいるとのことです。
そのうち、参戦された自動車レースで優勝経験も何回もあるようで、自腹で(!)、本当のプロの中に混じって、レースに参戦しているにもかかわらず、これはものすごいことだと思います。
日曜日に「ブリヂストン・ドライブ・トゥ・ザ・フューチャー」という車関連の番組のナビゲーターも担当されていますが、これは今後も継続するようです。
※せめてもの救いですね。ただし、終了してしまう“グルーヴ・ライン”とは、ナビゲートのテイストがかなり異なり、かなり真面目に車に取り組んでいます。
ピストン西沢さんが、“グルーヴ・ライン”を、大変な支持の中、それでも終了するのは、何か大きな計算や今後の計画があってのことでしょう。
非常に残念ですが、一リスナーとしては、他方面での今後の活躍に期待したいですね。
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