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真夏のピークが去った、的なあれ
「真夏」が夏のピークだから「真夏のピークが去った」って頭痛が痛い的な重語なんだよね、でも正しさより伝わったほうが正義なのですごく大好きな表現

真夏のピークのあとって厳密には夏の折り返し地点であるべきなんだけど、夏の終わり感あるよねえ


最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
の「な」は

・『今年もなったな』は「なる(ラ行五段活用連用形)の”なり”の促音便」+「過去の助動詞”た”」+「終助詞(感動)の”な”」
・『思い出してしまうな』は「しまう(補助動詞)」+「終助詞(感動)の”な”」

みたいに情報に感動の終助詞がくっついて情報の輪郭をぼやっとさせたりしているのに2番の頭が言い切りなのが突然怖い、躁鬱すぎる情緒が最高
(品詞分解はすごい曖昧で適当な記憶でやってる)


「最後の花火」って日本語が最高
「花火」って言うと手持ち花火とか線香花火とかいろいろあるけど「最後の花火」って言うと打ち上げ花火一意に決まる気がする
なんなら「来週の週末に行われるこの夏最後の花火大会を取り巻く一連の空気感」すら感じる、最後花火だと「花火大会の最後に上がるクソデカ花火」ともとれるけど、そっちに引きずられないのがすごい

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