長らく切れていた電池を変えた 止まっていた時計の針が動き出した 未来に向けての歩み 僕はどうだ チッチッチッと小さな音を立てて エネルギーの限りただただ前へと進む針 僕も僕の中の小さな歯車を動かそう 錆び付いてしまう前に
いつも光り続けよう いつもの夜景を いつかあの人に
Blackbird singing in the dead of night Take these broken wings and learn to fly All your life You were only waiting for this moment to arise The Beatles – Blackbird 同じ道を並んで歩いてきたつもり だけどこの先は別れ別れ ここからは自由に空を飛んで 羽ばたいて風を切って前に
誰にでも愛される君は あまりにも無防備で 僕だけの君には きっとできない だからこそ愛しくて 自由にならないとわかっていても 追いかけてしまう
夏の太陽を浴びて 生ぬるい風に棹さす 素直になれない バカな僕は いつまでも 汚れたまま
たとえば僕が 間違っていたとして もうひとつの世界に浮かぶ 淡く光る青い月の光を 追っていることを 誰が笑っているのだろう もしもその光の下に僕が たどり着くことができたなら この世界に浮かぶ 眩く光る白い月の光を 明日の君と重ねて 僕の間違いを正そう 祈るような毎日を歩き 少しずつ前に進む