なぜFIREをめざすのか
私はトレーダーとしてFIREすべく、日々相場と格闘しています。成績やスタンスがようやく少し安定してきつつあるので、将来のプランや展望をアウトプットしてみたいと思います。トレーダーや独立を考える皆さんの参考になれば嬉しいですが、基本的に自分を鼓舞させる自己満です。ご理解の上読み進めてください。
私がFIREしたい理由は4つ。心のゆとり、子育てにリソースを割きたい、子育て後の復帰はコスパが悪い、不確実な時代だからこそ自力で生計を立てたいということです。
心のゆとり
今の日本の労働は足の引っ張り合い、いがみ合いが多く、プレッシャーもありストレスの溜まりやすい仕事が多いです。なんで会社ってピリピリするんでしょうね??給料が伴えばいいのですが、伴わないケースも多く、転職サイトを見てもかなり劣悪な条件で「割に合わない」仕事がほとんどです。
そんな環境で労働を続けると愚痴が止まらなくなり、周りを暗い気持ちにしてしまいます。笑顔を心がけるのも大切ですが、心のモヤモヤは吐き出さないと溜まっていき、気づかぬうちに心身を蝕みます。大切な人を傷つけたり、心身を壊し人生が楽しめなくなる前に労働を卒業したいのです。
子育て
子育ての観点でもFIREは必要だと感じています。今の日本では共働きが前提。旦那の稼ぎだけでは妻子が食べていくことはできないから妻も働きに出るのがスタンダードです。しかし、今の日本の労働環境では残業当たり前で定時に帰ると白い目で見られる風潮が色濃く、子どものために休みを取るのも憚られる職場も多いです。フルタイムで働いて家に帰ってきて家事をしたらいっぱいいっぱい。
この状況下で子供の繊細な心のケアまで追いつくでしょうか?ほぼ追いつかないと思います。子どもの情緒が育っていく中で、親とのコミュニケーションは大切な要素。学校であったトラブルの対処法、友達との向き合い方など、1人でたくさんの生徒を見る先生だけでは向き合いきれません。共働きで放課後に親が子どもと向き合えないことで
生まれた情緒の問題は今後大きな社会問題になりそうです。
だからしっかり子どもに向き合える母親になりたい。お母さんが家にいて、悩みに寄り添ってくれる、そんな家庭を作りたいんです。
共働きで子どもをちゃんとケアできないから子どもを産まないと言うのも合理的ではあります。しかし、長い人類史で見たらそれは滅びを意味するんじゃないでしょうか?そう考えると私は次の世代に自分の培った知や情緒を繋いでいきたいと思っています。
子育てと働き方
子育てのために子どもが小さい頃は主婦やパートをして、中学生高校生くらいになって働きに戻る人も多いです。これも子供に寄り添えるいい選択だとは思うのですが、社会の制度がまだ追いついてないです。
キャリアがリセットされ、その後の労働が割に合わない点です。折角積み重ねたキャリアも子育てを経ると最低賃金、非正規雇用が前提。高度な専門職なら一部例外はありますが、基本的な育児からの社会復帰のロールモデルはそんな人たちばかりです。限りある人生の時間を安いお金で奪われるのは勿体無く感じます。それだったら若いうちに多少無理しても働いてお金を貯めて、そのお金を使って将来働かない選択をした方がタイパとしては良いです。本当はもう少し空白期間に寛容になってくれるといいんですけどね。。
不確実性
今の時代は風の時代と言われ、目まぐるしい技術発展とともにビジネスのロールモデルも変化しています。業界は伏せますが、私の働く業界もおそらくオワコン。過剰な人口減少でコストを回収しきれなくなってきています。そんな中で、頼れるのは自分自身。自分で自分の食い扶持を立てる力を身につけたいのです。
トレードももちろん未来永劫稼げるかはわかりません。ただ、普通にサラリーマンをしていたら稼げないような額を稼いでる人が数多いるのは事実です。卓越したトレードスキルが必要なのでしょうが、無理と諦めたらもったいない。何となくチャートから情報を読み取るのが好きなので、曲がりなりにも上達していけるのではと思っています。上達して、トレードで生計を立てたい、それが私の夢です。
体力
これはあえて個人的事情なので、項目外で。あまり体力のある方ではなく、実は残業まで耐えるパワーを持ち合わせていません。何とか業務の効率化で社会に出てから今まで周りと同じ量の仕事を定時でこなしてきましたが、おそらくそれを良しとしない人もいるように感じています。家に帰ってくるとへとへとで、日々の家事はやっとのことでこなしています。今はできていますが、ここに子育てが入り、歳をとって体力が落ちてきたら自信がないです。実際、キャパオーバーで軽い適応障害もやり、騙し騙し仕事をしています。
こんな状況なので今後週40時間労働を続けていける気がしないのです。かと言って40時間働かないとなるとまたもや問題になるのは低賃金。それならアーリーリタイアでこのリスクは解決したいと言うのが本音です。同一労働同一賃金がしっかり実現したらパート復帰してもいいけど、たぶんそんな日は来ないだろうなあ。
とまあいろんな観点からFIREを夢見てトレードの勉強を頑張っています。
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