がんばれ!おじいちゃん。

息子の皮膚科を受診。
80歳過ぎたおじいちゃんが診察に来てた。
腰が曲がって、杖をつき、手がカタカタ震え、耳が遠く、会話がままらない。
そんなおじいちゃん、看護師さんの診察受け答えに大きな声で一生懸命返していた。

看護師さん
「今日はどうされましたか?」
おじいちゃん
「かゆみが一年前から続いてて!!」
看護師さん
「どこが痒いですか?」
おじいちゃん
「陰部が!!!」

院内に響く大きな声でのやり取り。
患者も動揺を隠せない。
看護師さんも複雑。
でも大きな声で聞かないと伝わらないし聞き取れない。誰も悪くないんだ。そんな空気感が待ち時間をほっこりさせてくれた。そして、一年前から陰部の痒みが止まらないおじいちゃん。まだまだ元気いっぱいだな。

がんばれ!おじいちゃん!!
がんばれ!高齢化社会!!

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