コストカットは聞こえは良いが

営業部長から12月改めて経費削減を考えて、何か節約できるものはないか、全店分とりまとめて報告をくれないか?と依頼があった。

こいつは馬鹿なのか?

12月だぞ?繁忙月だぞ?
ペーパーの節約、ラップの節約、何かできることなはのいのか?だと。

ほんと、部下は上司を選べない、とは言ったもんだ。馬鹿な上司がいると生産性もろくにあがらない。

言いたいことが多すぎて文に起こすのもめんどくさい。

僕「具体的にどのような経費をお考えですか?」
上「特に考えない、現場に募ってくれ」
僕「12月にやることでしょうか?」
上「少しでもさ経費が浮けば経費削減になるよ」
僕「経費はいくら削減での指示ですか?」
上「いや、考えない」
僕「ゴールがない取り組みは現場は続かない」
上「とりあえずやってみてよ」

会話にならない。

こういう指示は必ず無駄になる。
山口周さん、ニュータイプに書かれていた。
「無駄な仕事の蔓延」とはまさにこれのことだ。

普通に考えて、経費削減=やることを増やす、ここの概念がズレてる。経費削減=やることを減らす、人件費減、ここが重要。うちの会社で1番経費がかかってるのは人件費だぞ。やることが多いから人件費が掛かってるんだよ。なぜわからん。遊んでるはずないやろ。

繁忙月の忙しい時にやれることは、やることを増やす、ではなく、やらないことを決める、これがコストカットに繋がるとなぜわからない。

クソ馬鹿タレが。

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