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成長なのかそうでもないのか?

仕事をしていると、自分の至らない点がわかることがあります。

思ったよりも手こずったとき、誰かに迷惑をかけたとき、上司に痛いとこ突かれたときなど。
ああすればよかった、こうすればよかったとか後悔したり。
全然そこ気にしてなかったわ、とか思ったりして自分の視野の狭さに恥ずかしくなったり。

で凹むんです。2、3日くらいかな。はぁ~、自分ダメなヤツ、っていう感じで。穴があったら入りたいわ。みたいな。

仕事はじめてからずっとそうだったんですけど、ここ1、2年くらいは心境に変化があります。

例えば、何か指摘されます。ズバリ!と言われました。

で、これまでと同じように、ズシリとショックを受けます。あぁ、自分ダメなヤツ…。

でもここからが、ちょっと違います。

でも、自分の持ち味を活かして頑張っていくしかないじゃん?
ダメなヤツかもしんないけど、ダメなりにやっていこう。
短所は目立つけど、長所を理解して活かすことに専念しよう。
次頑張ろう。

と切り替えるんです。切り替えにかかる時間、だいたい数時間くらい。次の朝には引きずってない。だからあんまり凹まない。(人によってはそれでも長いと思うかもしれませんけど)

うつ病にかかってからメンタル本とか読んで色々な考え方を身に着けた結果、こうなりました。

人生の意味を考えたときに、幸せになる、ということが一つの解だとした場合に結局のところ、幸せなんてものは主観でしかないので、こうやって落ち込まない技術を身に着けた自分は成長したんではないか、と思うんですよね。

もう少しで40歳なので不惑とはこういうことなのかも、と思わないでもない。

でも、これって反省があんまりないよなぁ、という気もしています。結局のところ、失敗しても気にしない、ということなので…。

のむさん(野村克也)が恥ずかしいと思う気持ちがないやつは成長する見込みがない、といった意味の名言を残していたはずです。

そういう意味では、今の考え方ではもう成長しない。

となると、これは成長なのか?それとも単なる思考停止なのか?

足りないところは謙虚に次気をつけながら、だけど自分を否定しない、という高度なバランスをとっていくのが、次のステップなのかな、と思います。


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