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この時期の入院

緊急事態宣言が解除され、6月から新患受付を再開した病院で治療を開始。

コロナの感染状況は良くならない。
病院では入院患者への面会禁止が続いていた。
お見舞いはもちろん、家族も会うことが出来ない。
えー!
建前とかでなく、本当に?
と思いつつ本人入院。

手術後、医師の説明を受けた後、会うことが出来た。
もう意識が戻っていて、少し話したが、呼吸器も付けているし、無理して欲しくなかったので、早々にその場を後にした。

翌日からはLINEで連絡を取り合った。
体調、食事の写真、たわいもないこと。
洗濯物は、始めナースステーション経由で受け渡ししてみたが、本人が院内のランドリーでやってくれるというので、任せることにした。
コンビニもあるし、病院に行く必要がなくなった。

連絡を取っているとはいえ、会いに行けないのは何とも変な感じだ。
顔を見て話して状態を感じとることの出来ないもやもや感。
けれど今の状況では面会禁止は当然のことと理解は出来る。

病院から呼び出しの連絡がないのは、術後の急変もなく順調だということ。
本人は元々弱音を騒ぎたてる性格ではない。


家の中は不思議な穏やかさだ。

毎日何度もカレンダーを見て過ごす。

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