ドキュメンテーションについて思う事

正直、所謂ドキュメンテーション、という契約書の作成って個人的にはやや苦手意識がある。未だ、Valuationの方が楽しくて、Googlemapでエリア見ながら、色々Comps探してきてあーでもない、こーでもない、とやるんですけど、まあUnderwriting Sheet作っている間ってそんなに苦ではない(気がする)。

一方で、ドキュメンは何回やってもどうもイマイチなあ・・・というのがあって。でも一方で、Docs大好きっ子っていますよね。僕から言わせるとなかなかクレイジー(誉め言葉)だなあ、と思い、畏敬の念しかないのですが。

若い子や新しく着た人にとって、ドキュメンテーションはやっぱり大変、という人もいる訳で、どこからどう見たらいいのか、特に私募ファンドの契約書はいっぱいあるので、という所。

まあ、PSAじゃね?という気もしますが、というかこれが一番大事。次になんだろ。やっぱファイナンスだよね。という。まあ出身が銀行なんで、やっぱりそのころからローン契約、プロジェクト契約は触っていたのですけど。

個人的に思い出すのは、特にファイナンス関連で師匠筋に言われたのは結局Cash Flowがどうなるのか、Water Fallの流れ。あるいは、どうなるとFinancial Covenantsが発動してtrapなりsweepが始まるのか、ということで、そのきっかけとなる「ピタゴラスイッチ」の発動がどういった流れなのか、これに尽きる、ということを教えられたことは今でも覚えている。多分そうだろうな、と思っていて、誓約事項だって、期中の事務のわずらわしさをどのように回避するか、ということはあれど、一定程度ちゃんと管理をしていれば、レンダーだって理解するので、義務違反で請求喪失事由だあ!!!オラァ!!!となることはあまりないはずで。

ただアレですよね。一棟貸とか特定のテナントにCash Flowが寄っちゃっていると苦しいですよね。多分ボロワーとレンダー間で揉めるのってそこの見立てなんですよね。。。それをどう納得感もって説明して上げれるか、納得してもらえるか、というのが腕の見せ所なんだろうな、と思っています。

久々に更新した内容がこれだけど、まあこれはこれで人気なさそうなお題や。。。

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