『note新エディタ』検証報告
noteのエディタ(記事作成画面)が、今年秋頃をめどにバージョンアップされるとの事。
現在は、noteプレミアム会員向けにベータ版を公開し、そのフィードバックを行っている様です。
拙著、前回記事 “noteの「ルビ」機能” でも、その一端をご紹介しました。
その他、幾つか改善が図られていますが、中でも大きな点は “改行” と “改段落” のキーボード操作の変更。
改行は、単純に文章を下に送るための区切り。
操作は『Shift』+『Enter』キーの押下で作成。
改段落は、長い文章をいくつかに分ける場合に使う区切り。
操作は『Enter』キーの押下で作成。
以上⬆️の操作が、以下⬇️の操作に変更されます。
- - -
一般的な文書作成ソフトでは、
『Enter』を1回押すと1行下にマウスカーソルが移動し、
『Enter』を2回押すと2行下にマウスカーソルが移動(改段落)します。
しかし、ホームページ作成用の “HTML エディタ” では、
『Enter』を1回押すだけで2行下にマウスカーソルが移動します。
<html>
<body>
一般的な文書作成ソフトでは<br>
『Enter』を1回押すと1行下にマウスカーソルが移動し、<br>
『Enter』を2回押すと2行下にマウスカーソルが移動(改段落)します。<p>
しかし、ホームページ作成用の “HTMLエディタ” では、<br>
『Enter』を1回押すだけで2行下にマウスカーソルが移動します。
</body>
</html>
HTMLでは “段落” ごとに文字を扱うことが多く、『Enter』を押したときに新しい <p>(段落)タグに移る “改段落” が行われ、単純に文章を下に送る場合は『Shift』+『Enter』を押し、<br>(改行)タグを生成するためです。
この仕様変更に関しては、まさに “賛否両論” 。
従来のHTMLエディタに慣れ親しんだ人は、少し戸惑いがあるようですが、普通に文章を書く人には、この方がわかり易い、かも知れません。
何れにしろ、まだ動作に荒削りな点があるので、正式公開までに更なる “カイゼン” が行われることでしょう。
- - -
そして、いよいよ登場したのが “ドラッグ&ドロップ” 。
画像やテキストを、ドラッグするだけで自由に移動できます。
ほか、以下の機能が追加予定されています。
● 公開設定画面での記事プレビュー
● 箇条書き機能
● 小見出し(h3)
● 取り消し線
● コピペでのスタイル保持
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?