SNSを見なくなった。つまらないから。
匿名でやってるInstagramの趣味アカウントをたまに見るくらい。
そこにたまに写真をアップして自己満足に浸っている。タイムラインやストーリーは見ない。いいねを付けてくれた人の投稿を覗きに行って、いいねと思ったものにいいねを付ける。お返しのつもりもなく素直ないいね。
センスがいいなあと思う人はたまにフォローしてみたりする。これも素直なフォロー、この人に付いていってみたいなあという文字通りの行為だ。
そんな感じで、好きな写真やイラストや絵を見るだけといった形でSNSを楽しんでいる。だいたい2週間に一回くらいの頻度。
みんな大人になっているらしい
リアルの知り合いと繋がったInstagramの実名アカウントはめったに開かない。
社会人になった同世代が占める僕のタイムラインは最近なんだかとても平和になった。週末に彼らが食べたものの写真がストーリーに流れ、旅行先で撮ったであろう風景写真、お洒落な喫茶店の内装などなど。みんなが好きなように使うのがネットだから水は差さないけど、こっそり思うことは「そこの風景、ネットで調べれば同じような写真は見つかるよ?」「それって別に君にセンスがあるってことを示さないよ?デザインした人がすごいだけ」「食べ物撮るならせめて光源の位置くらいこだわってみろよ!!」
みんなが学生だったころは、もっとバカバカしい投稿だったり、これは黒歴史になるよなあっていう、酔った状態で投稿したのであろう恥ずかしいものが溢れていた。意外な人がちょっとイタめの文章書いてるとか、そういうのは見ていて楽しかったのになあ。同世代はみんないつのまにやら大人になっているらしい。
Twitter、あそこはもう…
昔はインスタよりTwitter派だったけど、多くの人が感じているようにあそこはもう居心地のいいインターネットじゃなくなってきている。バズったツイートはどうでもいいことでリプライで喧嘩してたりするし、そもそもなんでバズったかわからないものがバズってる。気のせいかもしれないけれど、なんだかトレンドに作為的なものを感じるようになってしまった。
居心地が悪いということ以外をここでは詳しく書かないけど、お金を払った人だけが長文で投稿できたり、バッジがついて目立てたりするのは民主的じゃないし、なんならディストピア的ですらありますよね、とだけ。
とにかく、楽しいことよりストレスを感じることが多い場所になったから、もう久しく見てない。
YouTubeもそうだが、僕の依存先だったものたちがむこうから僕のもとを去っていく(僕は極度のスマホ依存症です)。多分これは、僕が大人になったから…ではない。むこうが勝手に自滅しているのだ。広告が増えてストレスを与えてきたり、内容がつまらなくなったり。あんなにやめたくてもやめられなかったのに、なんだか嬉しいような切ないような気持ちだ。僕の手でお前たちを倒したかったよ。テーマとは関係ないけど、長年の悩みもこうやって自ずから解消されていくことがあるらしい。
で、なにをしているか
意識を高く、できた時間で資格の勉強してます!!とかでは全然ない。結局僕はやりたくないことはやらない、先に延ばす。そこはなかなか(あるいはずっと?)変わらないみたいだ。
実際は、ドラムを叩いたり、映画を観たり、ゲームをしたり、絵を描いたり、本を読んだり、ギターを弾いたり、散歩したり、自転車に乗ったり、踊ったり、楽しいことだけをして過ごしている。つまりネットに依存していたころと本質は変わらない。ただ、どれも終わりどころがあるから何十時間もハマらずに済む。まあそんなもんです。悪くはない。
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