DroidKaigi2022参加レポート
はじめまして、こんにちは。@n-seki です。STORES 株式会社で STORSE 決済 のAndrodアプリ・SDKの開発をしています。
さて、
DroidKaigi2022、とても良かったですね!
オンライン・オフライン同時開催ということで、当初は「オンラインでもいいかな?」なんて思っていましたが、運良くスポンサーチケットチケットをいただけたのでオフラインで参加することできました。
最後に参加したオフラインイベントがDroidKaigi2019だったので、個人的には3年ぶりに物理参加するイベントとなりました。
セッションの休憩時間に企業ブースを回ったり、参加者の熱量を感じたりというのはオフライン参加ならではですよね。
この記事ではDroidKaigi2022を個人的に振り返ってみようと思います。
参加スタイル
セッションが行われた2日間(10/5, 6)参加しました。
会場ではこんな感じで過ごしていました、というメモです。
基本的にどの時間もセッションを聞く
今の仕事に活かせそうな内容から、自分の趣味に振ったセッションまで比較的幅広くチョイス
セッション中はPCを広げてSlackでメモ
個人運用しているSlackワークスペースに droidkaigi-2022 チャンネルを作成し、思いついたことをバンバン書いていくスタイルにしました
Twitterでも良いのかもしれませんが、誤字などを気にする必要がないため、個人的にはお気に入りのメモ方法です
休憩時間は、
同僚と一緒に企業ブースをまわる
セッションで初めて聞いたツールなどを調べたり、セッションの内容をプロダクションでどう活かせるか考えて過ごす
セッション
とくに印象に残っているセッションを挙げさせていただきます。
Compose for Desktopで始めるAndroid開発効率化ツールの作成
Compose for Desktopは実はalpha版が公開されたときにちょっとだけ触ったのですが「Composeでデスクトップアプリ作れる!すごい!」と感動したっきり疎遠になっていました。
Compose for Desktopで開発効率化ツールをつくるというアイディアはとても良さそう!と思いましたし、セッションを聞いていると自分にも作れそうかも?という気持ちになりました。
セッション中で紹介されていたネットワークを切る、とある開発者オプションの有効・無効を切り替えるなどの操作は動作確認中に頻発するので、ここの効率化はメリットが大きそうだと感じました。
このセッションに触発されて、この日は帰宅したあとにCompose for Desktopのプロジェクトを作って少し遊んだりしてました。
自分はJetpack Composeは初心者という感じなのですが、Compose for DesktopでComposeに慣れていくというもの面白いかもと思ったりしました。
コルーチンを使って処理の見通しをよくする - リアルタイム放送の品質を向上し、保つために
コールバック地獄なコードが、コルーチンでシーケンシャルなコードに書き換わるのはいつ見ても強力だなと思います。
丁寧にコルーチンに置き換えると、それまで気が付きにくかったバグも顕在化する、というのも大きな利点だなと感じました。人間にはコールバックは難しすぎるのですよね。
ちょうど弊プロダクトでも既存実装をコルーチンで書き換える場面が増えてきており、終始共感しながらセッションを聞いていました。
このセッションを聞いている最中に「suspendCoruotineで書き換えられそうなところあるな!」と気がついて、次の日PullRequestを出したりました。DroidKaigiは即業務に活かせる知見がたくさんで嬉しいです。
BLEを使ったアプリを継続的に開発するために
Bluetoothは難しいです。
謎に接続に失敗するものそうですし、比較的複雑な処理になりがちですし、あと謎に接続が失敗したり。。。
このセッションでもコルーチンの力強さを見ることができました。BLEでは状態に応じたコールバックが呼ばれる仕組みですが、こちらもコルーチンを使うことでシーケンシャルで読みやすいコードに変身していました。
シーケンシャルに書けることによって「プロトコル(コールバックの呼び出し順番)がコードに現れる」というメリットがあると聞いて、なるほど確かに!と思いました。
ただコルーチンで書くだけではなく、一歩先の目的を見据えることが大事だなと気が付かされました。
ここで書けなかったセッションも、どれも勉強になる素敵なセッションでした!
企業ブースとスタンプラリー
会場にはたくさんの企業ブースがあり、ブースでもらえるスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリーが開催されていました。
今回は同僚たちと参加していたので、一緒にブースを回ってプロダクトの話をしたり、企業のオリジナルグッズなどを頂いたりしました(スタンプラリーとは別に企業グッズも頂けるので「カンファレンスに来ただけなのにこんなに色々もらっていいのか!?!?!?」という気持ちになりました)。
くじをやっているブースや、アンケートをとっているブースなど、一口にブースと言っても形態・訴求はいろいろな形があるのだな、と思いました。
メルカリさんのブースでやっていた難しめのクイズで10問中8問正解できたのはプチ自慢です。楽しいクイズをありがとうございました!
スタンプラリーでもらえるDroidKaigiのグッズには今回のマスコットキャラクター?たちが描かれて、どれもかわいいアイテムになっていました。とくにタンブラーがお気に入りです!
さいごに
久しぶりのオフラインDroidKaigi、とても学びがあった & 楽しかったです。
オフラインではなかなか会うことことのない同僚のみんなとお話しができたのも、個人的にはとてもよかったです!ありがとうございます。
運営スタッフのみなさん、登壇者のみなさん、スポンサー企業のみなさま、素晴らしいDroidKaigi2022をありがとうございました!
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